「娘に矯正を受けさせたいけど、本人にやる気がないみたい…」「10代で矯正を始めるのは早すぎる?それとも遅すぎる?」「マウスピース矯正は子どもでも続けられるの?」
お子様の矯正治療を検討されている親御様から、こうした声をよくお聞きします。特に、マウスピース矯正は取り外しができるため、お子様自身の協力が不可欠です。「うちの子、ちゃんと装着してくれるかしら」という不安は、多くの親御様が抱えるものです。
今回ご紹介する患者様は、3年前の10歳の時に一度当院にご相談にいらっしゃいました。しかし当時は「まだ小さくて、マウスピースをできないかもしれない」という理由で、治療開始を見送られました。そして3年後、13歳になったお嬢様が「やりたい」という意志を持って、再び当院を訪れてくださいました。
この3年間の「待つ」という決断が、どれほど大切だったのか。そして「本人の意志」を尊重することが、なぜマウスピース矯正の成功につながるのか。今回は、当院で実際にマウスピース矯正治療を開始された13歳女性の患者様(お母様がご記入)のアンケートをもとに、トリートメントコーディネーターとしての専門的な視点から解説いたします。
患者様プロフィール
- 年代: 13歳女性(お母様がアンケートにご記入)
- お悩み: 前歯
- 治療方法: マウスピース矯正
- 経緯: 3年前(10歳)に一度相談→3年後に再来院
- 当院との出会い: 家から近い、インターネット
Q1. 当院にて矯正相談をされる前にどんなことで悩んでいましたか?
「前歯」
10代の「前歯の悩み」は心の悩み
10代、特に中学生の時期は、自分の外見に対する意識が急速に高まる年齢です。思春期に入り、友達との関係や異性の目が気になり始め、鏡を見る時間が増えていきます。
前歯は顔の中心にあり、笑ったときに最も目立つ部分です。前歯に悩みがあると、次のような影響が出てきます。
- 笑顔に自信が持てなくなる
- 写真を撮るときに口元を隠してしまう
- 人前で笑うことを躊躇するようになる
- 自己肯定感や社交性に影響が出る
これは単なる「見た目の問題」ではなく、お子様の心の成長にも関わる、とても大切な問題なのです。
10歳の時に初めてご相談にいらっしゃったということは、親御様はすでにその時点でお子様の悩みに気づいていらっしゃいました。しかし、無理に治療を始めるのではなく、お子様自身が「やりたい」と思う時期を待つという、賢明な判断をされました。
Q2. 何がきっかけで当院のマウスピース矯正を知りましたか?
「家から近い、インターネット」
「通いやすさ」と「情報収集」の重要性
お子様の矯正治療において、「家から近い」というのは実は非常に重要な要素です。矯正治療は一般的に1年半から3年程度の期間がかかり、その間定期的な通院が必要になります。特にマウスピース矯正の場合、当院では2〜3ヶ月に1度歯型を取り、その都度尾島賢治先生がプランニングを行うため、年5〜6回の通院が必要です。
中学生のお子様は、学校の授業や部活動、習い事などで忙しい日々を送っています。「家から近い」ということは、お子様にとっても親御様にとっても、無理なく治療を続けられる大きな安心材料です。
また、「インターネット」で当院を知っていただいたということは、親御様がしっかりと情報収集をされていたことを示しています。3年前の初回相談から今回の再来院まで、その間もインターネットで矯正治療についての情報を集め、「今がその時期かもしれない」と判断されたのでしょう。
院長の尾島賢治先生のYouTubeチャンネルでは、マウスピース矯正に関する正しい知識や治療例を発信しています。こうした情報に触れることで、親御様が安心して当院を選んでくださったのだと思います。
Q3. マウスピース矯正を知って、すぐ矯正をしようと思いましたか? 思わなかった場合、なぜですか?
「手入れが大変そう、継続できるか心配」
親御様の不安は「子どものため」を思うからこそ
この率直なお答えは、多くの親御様が共感されるのではないでしょうか。マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と違って取り外しができる分、お子様自身の協力が不可欠です。
マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が推奨されています。食事と歯磨きの時以外は基本的に装着していただく必要があります。また、マウスピースは毎日洗浄し、清潔に保たなければなりません。13歳のお子様に、これを毎日継続してもらえるだろうか。部活動や友達との遊びで忙しい中、装着を忘れてしまわないだろうか。学校でも装着できるだろうか。こうした心配は、お子様を思う親心から生まれる当然の不安です。
実際、3年前の10歳の時に治療開始を見送られたのも、同じような不安があったからでしょう。10歳では、毎日のマウスピース管理や装着時間の管理が難しいかもしれない。無理に始めても、途中で挫折してしまったら、お子様も親御様も辛い思いをする。だから、もう少し成長するまで待とう――そう判断されたのです。
そして3年後、13歳になったお嬢様は、以前とは違う姿で当院を訪れました。何が変わったのでしょうか。それが次の質問の答えに表れています。
Q4. 何が決め手となって、当院でマウスピース矯正をされることをご決断されましたか?
「本人の意志」
「本人の意志」がすべてを変える
この短い一言に、すべてが凝縮されています。3年前と今回、何が一番変わったのか。それは「本人の意志」です。
10歳の時は、おそらく親御様が「矯正した方がいいのではないか」と考えて相談にいらっしゃいました。しかし、お子様本人はまだ矯正治療の必要性を十分に理解していなかったかもしれません。あるいは理解していても、「やりたい」という強い意志までは持てなかったのかもしれません。
しかし13歳になったお嬢様は、自分の前歯の悩みを自覚し、「きれいな歯並びになりたい」「矯正治療を受けたい」という明確な意志を持つようになりました。この変化は、3年間という時間が生み出したものです。
当院では、小児矯正も行っておりますが、特にマウスピース矯正においては「本人のやりたいという気持ち」を最も大切にしています。なぜなら、マウスピース矯正は「患者様協力型」の治療だからです。
ワイヤー矯正は、一度装置を装着すれば外すことができないため、本人の意志に関わらず歯は動いていきます。しかしマウスピース矯正は、お子様自身が毎日装着し、管理しなければなりません。装着を忘れたり、サボってしまったりすれば、歯は計画通りに動きません。つまり、お子様自身の「やりたい」という意志と、それに基づく日々の努力がなければ、治療は成功しないのです。
親御様が「本人の意志」を決め手として挙げられたのは、お嬢様が自分で「やりたい」と言ったから。その言葉を聞いて、「今なら大丈夫」「この子なら続けられる」と確信されたからこそ、治療開始を決断されたのでしょう。
この3年間、親御様は焦ることなく、お子様の成長を見守り、「その時」を待っていました。そして今、お嬢様自身の意志で治療を始めることができました。これは、親御様の愛情深い判断が生んだ、最良のタイミングだったのです。
Q5. 実際に当院の矯正相談を受けられていかがでしたか?
「分かりやすかった」
お子様にも親御様にも「分かりやすい」説明
「分かりやすかった」というシンプルな言葉ですが、これは非常に重要な評価です。
矯正治療の説明は、専門用語が多く、複雑になりがちです。しかし、当院では特にお子様が治療を受ける場合、お子様自身にも理解していただけるような説明を心がけています。なぜなら、マウスピース矯正を続けるのはお子様自身だからです。
親御様だけが治療内容を理解していても、肝心のお子様が「何のために」「どのように」矯正をするのか理解していなければ、治療へのモチベーションは続きません。
「今、あなたの歯はこういう状態です」「このまま放っておくと、こんな問題が起きる可能性があります」「マウスピース矯正をすると、こんなふうに変わります」「そのためには、毎日これくらいの時間、装着する必要があります」――こうした説明を、お子様自身が理解できる言葉で伝えます。
また、当院のマウスピース矯正の特徴についても丁寧に説明します。形状記憶マウスピースを使用しているため、従来のマウスピースと比べて痛みが9分の1という論文による根拠があること。アタッチメントが少なく、目立ちにくいこと。そして何より、2〜3ヶ月に1度歯型を取り、その都度尾島先生がプランニングを行うため、より確実に歯が動いていくこと。こうした情報を、お子様にも親御様にも分かりやすく伝えることで、安心して治療を始めていただけます。
「分かりやすかった」という言葉は、お嬢様自身も説明を聞いて納得し、「やってみよう」という気持ちを強めたことを示しているのではないでしょうか。
10代でマウスピース矯正を始めるメリット
13歳という年齢は、マウスピース矯正を始めるのに非常に良いタイミングです。
成長期ならではのメリット:
- 骨が柔軟で歯が動きやすい
- 大人になってから始めるより治療期間が短縮できる可能性
- 治療結果が安定しやすい
- 後戻りのリスクが比較的低い
中学生や高校生の時期は、人間関係や自己イメージが形成される大切な時期です。この時期に歯並びのコンプレックスを解消することで、自信を持って笑顔になれ、積極的な社交性が育まれます。部活動や学校行事、友達との写真撮影など、思い出に残る瞬間を、美しい笑顔で過ごせるのです。
マウスピース矯正なら学校生活にも支障なし:
- 取り外しができるため、吹奏楽部でも楽器演奏が可能
- 運動部でも装着したまま安全に活動できる
- 目立たないため、学校でも友達に気づかれにくい
- 思春期特有の「周りと違うことへの不安」が軽減される
「本人の意志」を育てるために親ができること
今回の患者様の親御様が行った「3年間待つ」という決断は、決して「何もしなかった」わけではありません。その間、お子様の成長を見守り、前歯の悩みについて時々話し合い、インターネットで情報を集め、「その時」を待っていたのです。
お子様の「本人の意志」を育てる方法:
- お子様が自分の歯並びについて考える機会を作る
- 「最近、前歯が気になる?」と優しく聞いてみる
- 鏡を見ながら一緒に歯並びを確認する
- 矯正治療について調べた情報を共有する
こうした小さな会話の積み重ねが、お子様の意識を育てていきます。
そして何より大切なのは、焦らないことです。「早く矯正を始めなきゃ」と親が焦ってしまうと、お子様にプレッシャーを与えてしまいます。お子様が自分で「やりたい」と思うまで、じっくりと待つ。その間に、お子様は成長し、自分の体や外見について深く考えるようになります。そして「その時」が来たら、全力でサポートする。これが、お子様の「本人の意志」を尊重する親の姿勢です。
「待つ」という愛情、「やりたい」という力
今回ご紹介した13歳女性の患者様は、3年前の10歳の時に一度ご相談にいらっしゃいましたが、当時は「まだ小さくて、マウスピースをできないかもしれない」という理由で治療開始を見送られました。そして3年後、ご本人が「やりたい」という明確な意志を持って再来院され、マウスピース矯正を開始されました。
「手入れが大変そう、継続できるか心配」という親御様の不安を乗り越えさせたのは、お嬢様の「本人の意志」でした。「分かりやすかった」というカウンセリングの評価は、お嬢様自身も納得して治療を始められたことを示しています。
マウスピース矯正は「患者様協力型」の治療です。特にお子様の場合、本人の「やりたい」という気持ちがなければ、治療は成功しません。逆に、本人が「やりたい」と強く思っていれば、毎日の装着も苦にならず、美しい歯並びという目標に向かって頑張れるのです。
当院では、小児矯正において「本人のやりたいという気持ち」を最も大切にしています。親御様が「そろそろ矯正を」と考えていても、お子様がまだ準備できていなければ、無理に始める必要はありません。お子様の成長を見守り、「その時」を待つ。そして、お子様が「やりたい」と言ったら、全力でサポートする。これが、当院の小児矯正の基本的な姿勢です。
もしあなたのお子様が前歯や歯並びで悩んでいらっしゃるなら、まずは一度、無料カウンセリングにいらっしゃいませんか。お子様の年齢や成長段階、そして何より「本人の気持ち」を大切にしながら、最適なタイミングと治療方法をご提案いたします。
今すぐ始める必要はありません。今回の患者様のように、3年後でも大丈夫です。大切なのは、お子様自身が「やりたい」と思う時を見つけることです。
スマイルイノベーション矯正歯科では、銀座・新宿・本郷の3院で無料カウンセリングを実施しております。5,500症例以上の実績を持つマウスピース矯正専門クリニックとして、お子様の成長に寄り添った矯正治療をご提案いたします。
院長の尾島賢治先生のYouTubeチャンネルでは、小児矯正の症例や治療例も多数紹介しています。ぜひご覧ください。
お子様の「やりたい」という気持ちを引き出し、美しい歯並びと自信あふれる笑顔を手に入れるお手伝いをさせていただきます。

