インビザライン治療とは

マウスピース矯正は1種類ではありません。
様々なシステムがあり全てが同じではありません。

取り外しのきく目立たない矯正方法として、近年ではマウスピースによる歯科矯正を選択する患者様も増えてきました。
「マウスピース型矯正治療」と一口に言っても、様々な種類のシステムがあることをご存知ですか?海外のシステムから日本製のシステムまで、アメリカ製のシステムだけでも複数のシステムがあります。
システムごとに、マウスピースの製造方法・素材・交換期間・価格など、矯正の進め方や費用が異なります。またそれぞれのシステムで、メリット・デメリットも異なります。

その数々のシステムの中で当院が行っているのがインビザラインシステムです。

歴史の長いマウスピース型矯正システム

インビザラインとは、アメリカで1998年に開発されたマウスピース型矯正装置を使用した矯正治療システムの名前です。2001年にヨーロッパで導入開始され、その後、オーストラリア、香港、アジア、韓国と導入され、日本では2006年から導入されました。

治療の適用範囲が一番広く、症例数、研究費用、歴史、実績などあらゆる面から、現時点ではマウスピース矯正治療でインビザラインを超えるシステムは無いと考えています。

現在では、インビザラインで治療ができない歯並びの種類はほぼなくなってきています。
システムは日々研究が進められ、アップデートされいます。マウスピースの素材や、コンピュータシミュレーション・システムは、常に新しいものに変わっていきます。
それを扱うドクター側も、その進化と一緒に日々研鑽を積む必要があります。片手間ではインビザライン矯正はできません。

見えない、清潔、快適

インビザラインには様々なメリットがありますが、患者様にとって一番わかりやすいのが以下の3点。

①治療中も矯正装置が目立たない
②お食事、歯ブラシの度に矯正装置を外せるので清潔
③装置が外れたり金具が刺さる痛みがなく、安全

従来のワイヤー矯正では、取り外しが利かないために恥ずかしいという声や、歯ブラシがしにくく、虫歯になりやすいというデメリットがありました。
分かりやすい点だけでも、ワイヤー矯正とは違うメリットがインビザラインにはあります。

治療終了までのイメージが3Dで治療開始時に確認できるから安心

インビザライン治療では、治療を始める時に歯形をスキャンします。まずはコンピュータで計測した現状の歯並びのデータを元に、患者様の気になる点をヒアリングしながらどういう風に治すのか、というご説明を交えて3Dシミュレーションを作成させていただきます。
矯正をする前から自分の歯がどうなるのか、という具体的イメージを持ちやすく、安心して治療を開始することができます。
コンピュータによる正確なデータを使用しますが、仕上がりイメージの作成は医師の技量によるため、経験の多い医師を選んだ方が、理想の歯並びに近づけると言えるでしょう。

治療はマウスピース交換と定期健診

インビザライン治療では、治療プランを元に作られた治療終了までのマウスピースが、開始時までに一括でクリニックに届きます。
1~3か月に一度クリニックにご来院いただく際に、次までにご使用いただくマウスピースをお渡しし、14日間に一度ご自身でマウスピースの交換を行っていただきます。
そのため、ワイヤーが外れてしまったから急遽クリニックに行かなければいけない、というようなこともなく、通院のしやすい治療になります。
また、歯を少しずつ、最大で0.25mmずつ移動させるため、比較的痛みの少ない治療になります。

世界で300万人の矯正治療の実績(2015年4月現在)

インビザラインはアメリカ、ヨーロッパ、アジア、太平洋地域の世界中で行われている矯正治療です。
世界中では1000万人以上の方がインビザライン治療によって矯正治療を行っています。(2021年6月現在)
インビザライン治療は、歴史も長いため累計治療者数が多く、そのため過去の治療例も豊富です。
コンピュータの移動シュミレーションシステムは、最短ルートの計算だけでなく過去の治療例も参考にしているため、治療者数が増えれば増えるだけ、進化し続けるシステムです。


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当院では、矯正相談専門のスタッフが患者様のお悩みを一人一人丁寧に伺い、最適な治療法をご案内いたします。
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