お知らせ
歯界展望に当院で行うインビザライン矯正に関する論文が掲載されました。
2015年11月01日
■ 歯界展望 3ヶ月連載
「歯界展望」は、矯正歯科医師に関わらず、広く歯科医師に読まれている臨床ジャーナルです。
今回、昨年の日本アライナー矯正歯科研究会での尾島先生の講演を聞いた「歯界展望」の編集者の方から、ぜひ連載をしてほしいとのご依頼をいただき、光栄なことに3ヶ月に渡り、インビザライン矯正について書かせていただきました。
内容はもちろん、インビザライン矯正に関する臨床的な論文ですが、今回は、読んでいただくのが矯正歯科医師だけではなく、歯周、補綴、インプラントや修復治療、小児歯科の先生など、広い範囲の先生方が読まれる本ということで、「インビザライン矯正の可能性」をお伝えすると共に、「インビザラインとインターディシプリナリー治療(包括的治療)」についてをメインに書かせていただきました。
歯の治療は、決して部分的に治療をしようとしてもできない部分が多いです。
それは、インビザライン矯正でも同じで、歯並びだけしか考えないで治療をすると、結果的に患者様のハッピーにはつながりません。
今は、医科の治療でも、包括的(全身を診て、考える)治療、そして、それぞれの治療はそれぞれのスペシャリスト(専門医)にお願いするという治療方法がすすめられています。
患者様にとっては、一つの医院で全て治せたら楽かな、と、ついつい考えてしまうと思うのですが、治療はより専門的に行う医師による結果がいい結果につながるのではないかなと考えています。インビザライン矯正の包括的治療とは、歯並びだけではなく、顎、全身、補綴(かぶせもの)、インプラント(欠損)、歯周(歯周病、はぐきの状態)、抜歯(外科処置)など、全体を診断して総合的に治療を行っていくことです。
それには、それぞれのスペシャリストの先生方と連携がいかにとれているかが大事です。
当院では、それぞれの専門医の先生方と連携を行い、より安全、かつより精度の高い治療を求めてインターディシプリナリー(包括的治療)を取り入れています。