インビザライン矯正のアタッチメントについて

ごきげんよう。今日はインビザライン矯正におけるアタッチメントについて、私の経験と見解をお話ししたいと思います。〜ドクター向けの内容です〜

アタッチメント設置への不安、それは共通の悩み

アライナー矯正治療を行う先生方なら誰もが感じたことがあるでしょう—アタッチメントの設置に対する不安や疑問。私自身も例外ではありませんでした。

2006年にアライナー矯正治療を始めた当初、数多くの疑問が頭をよぎりました:

1. どのような移動にどのアタッチメントが効果的なのか?
2. どのような移動にアタッチメントが不要なのか?
3. アタッチメントの形態による移動の変化とは?
4. アタッチメントの材料選択について
5. 最適な接着方法とは?

当時の私にとって、これらは全て未知の領域でした。しかし今では、これらの疑問全てに明確な答えを持っています。設置方法、タイミング、形態、効果、不要なシチュエーション、接着材料、接着方法—すべてが確立されています。

私の結論:アタッチメント設置の基本原則

長年の経験から導き出した結論をお話しします。

アタッチメントは垂直長方形の形態で、マージンより2mm以上離した位置に設置する—これが基本です。特に挺出移動には必須の要素だと考えています。

犬歯や小臼歯には必ず設置するようにしています。理由は明確です。これらの歯は歯冠形態が丸いため、アライナーによる歯のグリップが弱くなりがちだからです。

見落としがちな重要ポイント:「バリ」の完全除去

ここで多くの先生が見落としがちな、しかし極めて重要なポイントがあります。それはアタッチメント接着後の「バリ」の完全除去です。

バリが残った状態は、既にアライナーのアンフィットを引き起こしています。つまり、アタッチメントがあることで、アライナーのコントロール能力を低下させてしまっている可能性に繋がるということです。

インビザライン矯正治療ではアタッチメントは必須でした

熱可塑性アライナーで、マージンが歯肉マージンであるインビザライン矯正治療の場合は、アライナーの保持力を上げるためにアタッチメントは必須でした。今でも確認すると、マージンが短いので、重要なところが保持できていないことを実感します。それを補うためのアタッチメントだったのだな、と。

ということは、足りなかった部分の保持力を上げる方法があれば、アタッチメントを減らすことができるのではないか?と考えたのがきっかけです。

そう考えると、従来当たり前のように指示された場所につけるだけだったアタッチメントの概念が大きく変わりました。
今では、好きなタイミングで好きな形態を、好きなタイミングで設置します。さらに、シェイプメモリーアライナーのような素材を使えば、アタッチメントは従来に比べて減少、もしくは全く使わないことも叶うようになってきています。

私の夜間コースや新刊「アライナージェネレーション / ALIGNER GENERATION」(クインテッセンス出版)でも詳しく解説していますが、ここではさらに深く掘り下げてみましょう。

A) アタッチメントテンプレート vs ダイレクトボンディング

「アタッチメントテンプレートを使用すべきか?」という質問をよく受けます。

私の見解は明確です。ダイレクトボンディングアタッチメントが最も効果的だと考えています。

そしてここがポイント—ダイレクトにボンディングした後に研磨を行い、そのデータでスキャンしてからアライナーを製作する。この工程により、アライナーと歯、そしてアタッチメントの適合は最高レベルに達します。当然、歯の移動効果も飛躍的に向上します。

B) アタッチメントの継続使用について

「目的となる移動が終了した後もアタッチメントを付け続けるべきか?」

C) 最適な接着タイミング

「いつアタッチメントを接着するのが最も効果的か?」

D) そもそもの必要性

「アタッチメントは本当に必要なのか?」

これらの疑問について、オンラインサロンでさらに詳しくお話しする予定です。


アライナー矯正治療は日々進歩しています。私たち臨床家も常に学び続け、患者さんにより良い治療を提供していきたいですね。

皆さんの臨床でのご経験やご質問があれば、ぜひお聞かせください。

#アタッチメント

反対咬合の非抜歯によるアライナー矯正治療の解説

# マウスピース矯正による歯列改善の実例 – 治療前後の劇的な変化

## 4500症例の実績を持つ専門クリニックでの治療成果

今回ご紹介するのは、スマイルイノベーション矯正歯科で行われたマウスピース矯正治療の実例です。院長の尾島賢治先生のもと、4500症例という豊富な実績を誇る同クリニックでの治療成果をご覧ください。

## 治療前後の比較写真から見る驚きの変化

### 治療前の状態

写真左側の治療前の状態を見ると、以下のような歯並びの問題が確認できます:

– 前歯部の重度の叢生(ガタガタ)
– 歯の重なりによる清掃困難な状態
– 不正咬合による機能的な問題

### 治療後の美しい仕上がり

写真右側の治療後では、まるで別人のような美しい歯並びが実現されています:

– 整然と並んだ前歯
– 適切な歯間スペース
– 自然で美しいスマイルライン

## 現代の矯正治療技術の進歩

### マウスピース矯正の特徴

この症例で使用されたマウスピース矯正(インビザライン)は、従来のワイヤー矯正とは異なる多くのメリットがあります:

**目立たない治療**: 透明なマウスピースにより、治療中も自然な見た目を保てます
**取り外し可能**: 食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔衛生を維持しやすくなります
**快適性**: 金属ワイヤーによる痛みや違和感が少ない治療法です

### 非抜歯矯正の可能性

重度の叢生がある場合でも、適切な診断と治療計画により、歯を抜かずに治療できる場合があります。この症例もその好例と言えるでしょう。

## 専門医による精密な診断の重要性

スマイルイノベーション矯正歯科では、以下のアプローチで確実な治療結果を実現しています:

### CTによる骨格診断

シミュレーションソフトだけでは見えない顎骨の状態をCTで正確に診断し、実現性の高い治療計画を立案します。

### 定期的な経過観察

2〜3ヶ月ごとの定期チェックで、治療の進行状況を詳細に確認し、必要に応じて治療計画を調整します。

### 個別対応のマウスピース製作

毎回新しい歯型を採取し、その時点での歯の状態に最適化されたマウスピースを製作することで、治療期間の短縮と仕上がりの向上を実現しています。

## 治療を検討されている方へ

### 無料相談の活用

マウスピース矯正治療が適応かどうかは、個人の歯並びや骨格によって異なります。まずは専門医による無料相談を受けることをお勧めします。

### アクセス良好な3つのクリニック

– **銀座院**: 都心の便利な立地
– **新宿院**: 交通アクセス抜群
– **本郷院**: 落ち着いた環境での治療

## まとめ

この症例写真が示すように、現代のマウスピース矯正技術は、従来では困難とされた重度の歯列不正も、美しく機能的な歯並びに改善することが可能です。経験豊富な専門医による適切な診断と治療計画、そして患者様の協力により、理想的な笑顔を手に入れることができます。

歯並びでお悩みの方は、まずは専門クリニックでの相談から始めてみてはいかがでしょうか。きっと想像以上の結果が得られるはずです。

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### 症状・悩み関連

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*このブログ記事は、スマイルイノベーション矯正歯科の実際の治療例をもとに作成されています。個人の症例により治療結果は異なりますので、詳しくは専門医にご相談ください。

 

八重歯の歯並びが主訴でご来院された患者様のマウスピース矯正

八重歯の歯並びが主訴でご来院された患者様
歯を抜かないマウスピース矯正治療(インビザライン矯正)で約2年の治療期間で完了しました

なぜ、歯を抜かないで八重歯を治すことができたのか?
について解説します

途中経過のお写真をご覧ください
スマイルイノベーション矯正歯科では、毎回のご来院時にマウスピースを装着した状態と、マウスピースを外した状態の口腔内写真を撮影させていただきます。

前歯の強いガタガタ(叢生)がある場合でも、歯を抜かない矯正ができる場合があります。
①側方拡大
②遠心移動
③IPR(ディスキング)
④前歯の唇側傾斜
これらを組み合わせで計画をしていきます。

大事なのは「骨の状態をCTで正確に診断すること」です。

シミュレーションソフトだけでは歯冠の部分しかわからず、実際の顎骨の状態が正確にわかりません。CTで必ず確認をしています。

それによって、実現性の高い、治療ができるようになります。

骨がない場合は「抜歯矯正」が必要になる場合があります。

結果的に、歯を安全に、将来長持ちする場所に配列することが矯正治療の目的でスノで、抜歯矯正が必要かどうかは精密検査の結果を診断してご説明させていただきます。

□ 通院間隔は2〜3ヶ月に1回、マウスピース矯正専門のドクターが診察させて頂きます

□ スマイルイノベーション矯正歯科のマウスピース矯正は、2〜3ヶ月ごとに毎回歯型をとり、新しいマウスピースを製作します。全体的な治療期間の短縮、仕上がりの良さにつながります。

□ マウスピースは1日20時間以上の装着が推奨されています

□ 矯正治療終了後は、夜間の保定装置の使用が推奨となります。

マウスピース矯正治療ができるかどうか?

まずはクリニックにご相談ください。

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スマイルイノベーション矯正歯科の無料矯正相談
03-5909-7710

平日:11:00〜13:00 / 15:00〜19:00
土曜:10:30〜13:00 / 14:00〜17:00
休診日:木曜・日曜・祝日
都内3箇所(銀座・新宿・本郷三丁目)にて
ご予約お待ちしております
https://smile-i-ortho.jp/form/consultation/

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『学び方』について

みなさんごきげんよう尾島です
今日は、歯科の話とは少し違うお話しです

<学び方について>

本日は勉強法というか「学び方」について僕の私見をお話しします。
若い先生方によくご質問いただく内容で
「どのように勉強したら良いですか?」
「正しく学ぶ方法が知りたいです」
という言葉をよく聞きます。そこで僕が質問すると、
「どの論文を読んだら良いか?」
「どの本を読んだら良いか?」
という回答が来ます。
僕の私見を結論から言うと僕の学び方とは自分がメンター、もしくはなりたい先生と
「いか共に行動するか?」
が本当の学びであって、論文や本を読むのはただの「自習」でしかないと考えています。メンターであったり、憧れる先生達は何故、憧れる先生なのか?、なぜ素晴らしいのか?これには間違いなく共通することがあります。それは「結果が出ている」と言うことです。
どの分野でもどの内容でもいいですが、結果が出ている方というのは結果が出るために必ず他の人とは違うものの見方をしていたり、考え方をしていたり、行動をしています。そこには本や論文には掲載されていない何か特別なことが必ずあります。(その本人達はそれが凄い事だと思っていない場合が多いですが)
僕のメンターは現在4名います。
その中の1人であるアメリカ・コネチカット大学矯正歯科名誉教授のRavi先生は朝ご飯の選択から違います。炭水化物を食べない、野菜・果物・シリアル・ヨーグルト・そして卵は白身だけ。毎回朝のレストランでこれを食べられています。なぜ?この食事を選んでいるのですか?と伺ったら、
1)身体に健康でエネルギーに直ぐ変換される食材を食べること。
2)いつでも、このメニューを(自宅でも)食べていたら、海外のどこで公演をするとしてもいつもの変わらない日常生活を組み立てられる。(その昔のイチロー選手の毎日カレーも似ている)
3)時間が短くて済む
という事でした。
このような事は当然に論文や著書には記載されていません。本当の学びです。
でもそれはその素晴らしい人と「共に行動する」ことが無ければ気づきもしない事です。
この続きは、僕のオンラインサロンで書かせていただいています。
メンターの先生方には本当に感謝しています。
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オンラインサロン
https://www.kenjiojima.com/
*歯科医師・歯科スタッフさんのための学びのグループです
毎日アライナー矯正治療などについてのことについて動画や文章で共有しています
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#学び方, #成長, #新人

歯並び矯正をお考えの方へ:インビザライン(アライナー矯正)とワイヤー矯正の違いを分かりやすく解説します

皆様、ご機嫌よう、尾島です。歯科矯正治療をご検討中の方から「インビザラインとワイヤー矯正、どちらを選べばよいでしょうか?」というご質問をよくいただきます。

今回は、現在主流となっている2つの矯正治療法について、それぞれの特徴や違いを患者様の立場に立って詳しくご説明いたします。

2つの矯正治療法とは

歯科矯正治療には、大きく分けて以下の2つの方法があります。

ワイヤー矯正治療:従来からある方法で、金属のブラケットとワイヤーを使用

アライナー矯正治療(インビザライン等):透明なマウスピース型装置を使用する新しい方法

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ワイヤー矯正治療の特徴

治療の仕組み

ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットという小さな装置を接着し、そこにワイヤーを通して歯に持続的な圧力をかけます。この装置は治療期間中、24時間歯に装着されたままになります。

メリット

  • 幅広い症例に対応:重度の歯並びの乱れにも対応可能です

デメリット

  • 見た目への影響:金属の装置が目立ちやすいです
  • お手入れの難しさ:ブラケットやワイヤーの周りに食べ物が詰まりやすく、歯磨きに時間がかかります。装置が長期間歯に装着されていることで、歯への負担がかかる場合があります。
  • 初期の違和感:装置に慣れるまで話しにくさや違和感を感じることがあります
  • 痛みを伴うことがある:ワイヤー調整後は痛みを感じる場合があります

アライナー矯正治療(インビザライン)の特徴

治療の仕組み

透明で薄いマウスピース型の装置(アライナー)を段階的に交換しながら、徐々に歯を理想的な位置に移動させます。装置は取り外しが可能で、食事や歯磨きの際は外すことができます。

メリット

  • 目立ちにくい:透明な素材のため、装着していることがほとんど分かりません
  • 取り外し可能:食事や歯磨きの際は外せるため、普段通りの生活を送れます
  • お手入れが簡単:歯磨きがしやすく、口腔衛生を保ちやすいです
  • 痛みが少ない:ワイヤー矯正と比べて痛みや違和感が少ないとされています
  • 話しやすい:薄い素材のため、発音への影響が最小限です

デメリット

  • 装着時間の管理が必要:1日20-22時間の装着が必要で、患者様の協力度が治療結果に影響します
  • 歯科医師の専門性による治療レベルの差:世界的にはアライナー矯正はすでにワイヤー矯正と同じレベルで治療が可能で、抜歯症例や難症例にも対応できます。しかし、アライナー矯正治療の歴史は比較的浅く、大学でも学ばない知識のため、高度な専門的知識と技術が必要です。そのため、歯科医師個人のレベルによって「アライナー矯正で幅広い症例を治せる先生」と「アライナー矯正が得意ではない先生」では、治療できる症例の範囲に大きな違いがあります
  • 効果の個人差:装着時間や使用方法により、効果に差が生じることがあります

どちらを選ぶべき?選択のポイント

生活スタイルを考慮して

  • 人前に出る機会が多い方:アライナー矯正がおすすめ
  • 自己管理が得意な方:アライナー矯正でも良好な結果が期待できます

治療技術の進歩について

近年、両方の治療法とも大きく進歩しています。ワイヤー矯正では目立ちにくい白いブラケットや裏側矯正も選択でき、アライナー矯正では治療可能な症例の範囲が広がっています。

クリニック選びが実は重要

「ワイヤー矯正の方がいい」「マウスピース矯正の方がいい」ということはありません。担当する先生の得意、不得意によって変わるということです。
ワイヤー矯正をご希望される患者様はワイヤー矯正専門の矯正歯科医院を選びましょう。一方、マウスピース矯正をご希望される患者様は「マウスピース矯正を専門としている医院」を選びましょう。またマウスピース矯正を行なっていても、レベルにも差があります。症例実績などを確認して一度クリニックに行って相談してみましょう。

まとめ

どちらの治療法にもそれぞれの特徴があり、患者様のライフスタイルや歯並びの状態、ご希望によって最適な選択肢は変わります。

大切なのは、経験豊富な歯科医師としっかりと相談し、ご自身に最も適した治療法を選択することです。

当院では、患者様一人ひとりの状況に合わせて、最適な治療プランをご提案いたします。矯正治療についてご質問やご相談がございましたら、お気軽にお声かけください。

皆様の美しい笑顔のために、私たちがサポートいたします。


※治療内容や効果には個人差があります。詳しくは当院までご相談ください。

本日の内容は動画でもご覧いただけます

マウスピース矯正治療に年齢制限はありますか?

40代歳以上の方でも大丈夫

「もう遅い」なんてありません – 大人の矯正治療について

「出っ歯が気になるけれど、40代で矯正治療なんて遅すぎるのでは?」

そんな不安をお持ちの患者様から、よくこのようなご相談をいただきます。今日は、矯正治療専門の歯科医師として、大人のアライナー矯正治療(マウスピース矯正)について詳しくお話しいたします。


年齢は関係ありません!

まず最初にお伝えしたいのは、矯正治療に年齢制限はないということです。

「矯正は若い人がするもの」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、それは昔の話です。現在では、40代、50代、60代で矯正治療を始められる方がたくさんいらっしゃいます。

実際に、当院でも多くの大人の患者様が理想の歯並びを手に入れられています。年齢を理由に諦める必要は全くありません。


本当に重要なのは「骨の状態」

矯正治療で最も大切なのは、移動させる歯の周りに十分な骨があるかどうかです。

骨の状態が良好であれば

  • 年齢に関係なく歯は動きます
  • 安全に矯正治療を行えます
  • 理想的な歯並びが実現できます

年齢よりも、お口の中の状態の方がずっと重要なのです。まずは検査を受けて、ご自身の骨の状態を確認してみませんか?


アライナー矯正なら移動量を細かく調整

大人の矯正治療では、どのように歯を動かすかが特に重要になります。

アライナー矯正の利点

  • デジタルソフトを使って、歯の移動量を細かく調整できます
  • 一度に大きく動かすのではなく、少しずつ優しく移動
  • 歯や歯茎への負担を最小限に抑えられます
  • 痛みや不快感が軽減されます

大人の歯は子供に比べて動きにくいため、このような細やかな調整ができるアライナー矯正は理想的な選択肢です。


抜歯矯正のメリット – 実はシンプルで負担が少ない

「抜歯」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、実は出っ歯の治療では抜歯矯正の方が有利な場合もあります。(患者様の状況により診断が異なります)

抜歯矯正のメリット

1. 治療がシンプルになる

  • 抜歯によってスペースができるため、歯の移動が単純化
  • 複雑な動きが不要になります

2. 歯への負担が軽減

  • 移動距離が短くなるため、歯にかかる力が少なくなります
  • 痛みや不快感が軽減されます

3. 確実な結果が期待できる

  • 十分なスペースがあるため、理想的な位置まで確実に移動可能

非抜歯矯正のリスクを知っておきましょう

一方で、出っ歯の矯正において、抜歯を避けた非抜歯矯正では、以下のような課題があります:

必要な歯の移動

遠心移動(奥に動かす)

  • 歯を遠心(奥)に移動させる必要があります
  • 遠心側に十分な骨があるかが重要な条件

側方拡大(横に広げる)

  • 歯列を側方(横)に広げる治療
  • 頬側の骨の厚みが十分必要

注意すべきポイント

  • これらの移動には骨の量と質が重要
  • シミュレーション上では動くように見えても、実際に骨があるかどうかを正確に診断する必要があります
  • 40代以上では骨の状態をより慎重に評価する必要があります
  • 歯周病が進んでいたり、女性の場合は骨粗鬆症が進行しているなどの理由により骨が少なく場合があります
  • 無理な移動は歯茎や歯肉の退縮や歯の負担増につながる可能性

あなたに最適な治療法を一緒に見つけましょう

矯正治療の方法は一つではありません。患者様お一人お一人の:

  • お口の中の状態
  • 骨の量と質
  • ライフスタイル
  • ご希望や目標

これらすべてを総合的に考慮して、最適な治療計画をご提案いたします。

*スマイルイノベーション矯正歯科では、精密検査(55,000円)にて診断させていただきます


まとめ:今からでも遅くありません

  • 年齢は矯正治療を諦める理由にはなりません
  • 重要なのは骨や歯の状態です
  • アライナー矯正では歯に負担の少ない治療が可能な場合があります
  • 抜歯矯正は実はシンプルで負担の少ない選択

40代以上の方こそ、経験豊富で慎重な治療計画が重要です。まずはお気軽にご相談ください。理想の笑顔を実現するお手伝いをさせていただきます。


「もう遅い」と諦める前に、まずは一度ご相談ください。きっと新しい可能性が見つかります。

本日の内容は、以下の動画でもご覧いただけます