マウスピース矯正はどのような流れで矯正治療が始まるの?解説します

ごきげんよう尾島です
今日は、インビザラインあるある患者様向けなんですけれども
マウスピース矯正ってどんな感じで始まるの?というご質問が多いので、それについてお答えします。

矯正歯科治療て少し未知ですよね?全員の方にとって身近な治療ではないかもしれません。ご家族や、ご友人などで矯正歯科治療の経験をしている方が近くにいらっしゃる場合には、矯正歯科治療が当たり前に感じることもありますが、周りに矯正治療をしている方がいない場合には、なかなか矯正歯科治療に触れる機会が少ないです。

最近では、ワイヤー矯正を歯の表側につけて矯正治療をする方も以前より少なくなってきて、裏側のワイヤー矯正や、透明のマウスピース矯正を選択される方も増えてきました。それぞれ「矯正中です」と言われなければ矯正装置は目立たないため、気づかれにくいですよね。

矯正治療を考えている方のほとんどが「初めての矯正歯科治療」の方が多いので、今回は矯正治療の流れをおらさいしておきましょう。

[初回] 無料矯正相談

まずスマイルイノベーション矯正歯科・新宿では、無料矯正相談を行なっています。時間は40分〜60分くらいです。
自分の歯が治るのかどうか?皆さんが気になるところです。

もしかしたら違う病院では、「マウスピースではあなたの歯並びは治せませんよ」っていうお話された方もいらっしゃるかもしれません。

スマイルイノベーション矯正歯科・新宿の無料矯正相談で行う流れは以下の通りです。
・問診票のご記入
・口腔内写真撮影
・顔写真撮影
・レントゲン撮影(ご希望の場合)
・歯型スキャニング(ご希望の場合)
これらの資料を元に、マウスピース矯正で歯並びが治療できるのかどうか?や、抜歯矯正をした方がいいのかどうか?などについてドクターからご説明させていただきます。
最後にマウスピース矯正トリートメントコーディネーターから概算の費用についてご説明させていただきます。お支払い方法などについても直接ご相談ください。

患者様が色々な矯正歯科医院で歯並びについて相談されたりすると思いますが、先生やスタッフさんとの相性とかもありますのでそれで「よし始めよう」と決められてからどんな感じで治療が始まるのかどこまで進むのか?というのもお話ししていきます。

まず歯型を採ります。
マウスピース矯正もしくはインビザラインの場合は歯型がスキャニングになるんです。口腔内スキャン。iTero (アイテロ)という機械を使って口腔内スキャンを行います。上下で3〜4分程度です。
今まではのお水と粉を混ぜて粘土の様なものでぐにょっとしてねそこから模型を作ってたんですけど、今はマウスピース矯正の場合はスキャンしてデジタルデータにできるのです。
つまりパソコンの中に患者様の歯型のデータが全部入るわけですね
そしてその歯を分析してどこに並べるといいのっていうのを考えていくんですけど、それが普通、多くのインビザライン矯正をされている矯正歯科医院はそうだと思うんですけど、当院と他の矯正歯科医院が何が違うのかっていうのをちょっとお話しします

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スマイルイノベーション矯正歯科・新宿の場合は、これ分析する時に歯型のデータだけじゃなくてこのCTっていうデータね

computerTomographyといってインプラントとか人工歯根のインプラントね

CT絶対必要なんですけども 歯と歯の根っこ、それと骨

そういうのを全部データになってるものがあるんですけど

これをね、くっつけちゃうんですね、連動させます

そうすると歯と骨と歯根が全部一体化されているデータがパソコン上で再現出来ると

これプラスさらにお顔のデータがくっついちゃう

そうすると真ん中のね 正中線どこなのとか

お顔の笑顔のラインに対してどうなのってのは全部分かるので

この全部を連動させたデータ デジタルデータを分析して うちの場合はね

どこに歯を並べていくのっていうのを考えていくと

あと、もう一つ

うちの場合はここに行く前にちょっと噛み合わせが良くないとか

位置が良くないという場合はスプリントというね

顎の位置がちょっとズレてたりする方は

まずそのスプリントを使っていただいて数か月

そこの状態をよくしてから

実際に歯を動かす治療に入っていただくという事をしています

これでいきましょうとOKなりましたら

じゃあこのマウスピースを製作する 

製作して インビザラインの場合ね 海外で製作入りますので

製作されてから日本に到着するのに少し時間がかかります

出来上がって到着したら

到着しましたよってご連絡を差し上げますのでマウスピースのインビザラインの矯正治療が開始されていくと

こんな感じの流れなんですね

まず、このインビザラインね

アライナーマウスピースの矯正でどんな感じで始まるのっていう

これが大きな流れ

うちのクリニックが他の医院さんと少し違うのも

こういうちょっとより深いデータをね

使いながら分析していくというところがちょっと違うところです

なので難しいと言われている治療も

対応できるのはこういうところ

分析力がすごく深くなってくるので

対応ができる理由なのかなっていう風に考えています

最後までご覧いただきありがとうございました

Dr. Schupp のCMD Lecture に出席いたしました

2016年4月にドイツ オストベーバンで開催された
Dr. Schupp のCMD Lecture に出席いたしました。

このセミナーは、顎関節症(CMD)に問題を持つ患者様に対する矯正治療について
専門的に勉強するためのセミナーです。

矯正治療と顎関節には、大きな関わりがあります。

しかし、そのことを深く追求し、治療に生かすことのできる先生はまだまだ少ないと思います。

矯正治療は、「歯並びを治す」だけではありません。

顎関節の位置、状態、痛み、筋肉、神経、それらを把握して
正しい顎の位置で歯の位置を考えることが重要です。

Dr. Schuppは、顎の位置からインビザライン矯正について考えるスペシャリストです。

これからも勉強していきたいと思います。

2015年2月、3月,4月のJCOに当院のインビザラインの論文が発表されました。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科 院長の尾島です。

2015年2月,3月,4月にJCO(Journal of Clinical Orthodontics)にDr.Jay Bowman, Dr.FRANK CELENZA, Dr.JOHN SPARANGA, Dr.MOSCHOS A.PAPADOPOULOS, Dr.KENJI OJIMA, Dr.JAMES CHENG-YI LINの共同で”Creative Adjustments for Clear Aligners “の論文が掲載されました。インビザライン、アライナー型矯正装置によるClass II症例の様々なアプローチとしてPart 1からPart3まで発表されました。

インビザライン矯正治療による様々なアプローチについて解説された論文です。


本郷さくら矯正歯科

インビザライン矯正講演 in アメリカ・ヒューストン

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科 院長の尾島です。

2月2日からアメリカのヒューストンの矯正歯科医の
スタディーグループから講演依頼を受けてインビザラインの加速矯正治療の
講演を行いました。約70名のアメリカ矯正歯科医師が参加しておりました。
講演時間は3時間でしたが大変熱心に僕の講演を聞いていただいて光栄でした。
講演終了後はディナーになりましたが
皆さん、矯正治療の話ばかりされていました。


オルソアクセル社でインビザライン矯正治療の臨床と加速矯正のデータ
の報告をしました。

その後、マイアミに移動してアメリカ矯正歯科学会の
ミッドウインターカンファレンスに出席しました。

今年のAAOのミッドウインターカンファレンスのテーマは
アーリートリートメントです。


小児矯正治療の治療開始の時期や
混合歯列期のアプローチについて
様々な講演がおこなわれていました。

インビザライン矯正専門書を2015年1月27日出版いたします。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科 尾島です。

2015年1月27日 丸善出版より私達のインビザライン矯正の専門書本が出版されます。
A4フルカラー220ページ。丸善書店、シエン社、大手出版社にて発売します。

アライナー矯正治療
診断/治療計画/矯正治療/顎位整復治療

Aligner Orthodontics
Diagnosis, Treatment Planning, Orthodontic and Orthopedic Treatment

日本で初めてのインビザライン矯正専門書

アライナー矯正治療のベーシックな知識からアドバンス症例まで
ー63 Topic 掲載ー

 ドイツのDr.Schuppと尾島賢治先生 共同著者によるアライナー矯正治療に関する専門書
2015年1月27日に出版されます。

日本語版は世界に先行して出版され、今年、英語版と中国語版が出版予定です。

 
Werner Schupp・Julia Haublich・尾島賢治 他著
2015年01月  A4判  240頁 

23,760円(税込)
丸善出版 

[CONTENTS]
■診断
■インビザラインの力学
■アライナーを使用した一般的な治療計画と矯正治療
■アライナーによるそれぞれの不正咬合の治療(63 Topics)
■アライナー矯正の利点
[Topic の一例]
□ブラックトライアングル(上顎切歯の傾斜改善)
□小臼歯の舌側傾斜、叢生と挺出(アップライト・下顎歯列の配列・圧下)
□骨吸収(スローステージングによる歯体移動)(筋機能療法)
□前歯部開咬(挺出)
□上下顎前突
□上顎臼歯の圧下(ミニスクリューを併用した治療)
□小児の治療(遠心移動と空隙の確保)
□10代の患者の治療(#43萌出のための空隙の確保)
□Class ll の治療、低位犬歯(インビザラインとClass llエラスティックによる遠心移動)
□Class lll の治療(インビザラインと顎矯正術)
□CMD(固定式スプリントを併用したInvisalign Teen 治療) 他
 
[推薦文]
「本書が必ずやアライナー矯正治療の良きガイドとなると神事、お薦めする次第である。」
昭和大学名誉教授 柴崎好伸先生
「インビザライン・システムに関わる診断や治療技術が長足の進化を遂げているように思える。」
歯科一番町SAS矯正歯科センター 菅原準二先生
 

ドイツ アライナー矯正歯科学会でインビザライン矯正の講演をおこないました。

ご訪問ありがとうございます。
本郷さくら矯正歯科の尾島です。
今回はドイツで開催された学会で講演をしてきた御報告です。

2014年11月ドイツのケルンで
開催された第3回ドイツ アライナー矯正歯科学会(DGAO)にてインビザラインにおける抜歯症例のアプローチについて講演を行いました。内容はインビザラインによる抜歯矯正治療についてです。

会場にはドイツだけでなくイタリア、フランス、スペインなどからも
参加されていて約600名の矯正歯科医がおりました。

とても光栄な機会を頂きました。
講演中に拍手が起きました。
とても嬉しいです。
ドイツの矯正歯科医の方と
講演後にたくさんの御質問をいただき
色々ディスカッションしました。

講演後に大会長からドイツ アライナー矯正歯科学会のPresident of Asian chapter になるようにご依頼を頂きました。

ありがとうございます。次回の講演依頼もいただき、今から楽しみです。

今回は日本からの先生も7名になりました。(前回は僕と檀先生だけでした)次回はもっと多くの日本人の先生が御参加されると楽しいですね。

ドイツと日本のアライナー矯正歯科学会がさらに多くの学術的な意見交換と知識向上の場になることを期待しています。


次回のDGAOは2年後に開催されますが
すでに次回の講演の依頼を頂きました。
とても光栄です。
またインビザラインをここで講演できることがとても嬉しいです。

ありがとうございました。

11月4日 日本非抜歯矯正研究会にてインビザラインの講演を行います。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科の尾島です。

11月4日に第20回 日本非抜歯矯正歯科研究会総会にて

インビザラインと臼歯の移動をメインに1時間お話させていただきます。

今まで私が他の講演ではお話ししていない内容です。

非抜歯矯正において必須となる大臼歯の移動コントロールを

様々な角度からのアプローチについてお話し致します。

第20回 日本非抜歯矯正歯科研究会総会
場所 品川プリンスホテル
11月2-4日

ドイツ 顎関節症研究会に出席しました。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科 尾島です。

先日 ドイツのミュンスターで開催されたGemany CMD Congressに出席しました。

この研究会に出席するのは今年で3回目になります。

初めて出席した三年前は治療の内容がとてもハイレベルで驚くことばかりでした。

矯正治療のアプローチだけでなく顎関節の手術を行う口腔外科医や形成外科医

補綴医などの複合した講演内容でした。

インビザライン

僕が聞きたかったのはDr.SchuppとDr.wolfgangの

インビザラインとインターディシプリナリーのアプローチです。

補綴前の矯正治療の歯の位置決めやインビザラインの治療の運びや

ワークフロー、クリンチェックの診断等、多くのことが学べました。

また、上海大学の口腔外科医Dr.Yangのオペ講演も迫力がありました。

 

第1回 日本アライナー矯正歯科研究会のお知らせ

日本アライナー矯正歯科研究会のお知らせ

12月4日(木曜日)東京大学 伊藤国際学術研究センターにて
第1回 日本アライナー矯正歯科研究会を行います。私は2012年にドイツで開催されたドイツ アライナー矯正歯科学会に出席しました。そこで見たものは様々なアライナー矯正システムの垣根を越えてアライナー矯正治療の治療・研究の場として先生方が最新のトピックの症例の発表をされ、企業展示がありました。アライナー型矯正システムの治療を勉強したいと考えていた私にはとても刺激的でした。2014年の今年、私はドイツアライナー矯正歯科学会で講演をする機会を頂きました。ドイツを見習い、日本でもアライナー型矯正システムの治療について学び・意見交換できる環境を作りたい気持ちから今回、このような研究会を発足いたしました。様々なアライナーシステムの垣根を越えた有益な意見交換ができることを期待しております。今回、日常の臨床においてお忙しい中、御講演をして頂く先生方に感謝致します。またアライナー型矯正治療について、ご興味のある先生方に少しでも臨床のお役に立てれば幸いです。 最後にこの様な研究会を発足することに素晴らしいアドバイスをしてくださったドイツ アライナー矯正歯科学会(DGAO)のボーディングメンバーであるDr.Werner Schupp、そしてDGAO PresidentのDr. Julia Haubrichに感謝いたします。大会長 尾島賢治

参加ご希望の先生はこちらよりお申し込みして下さい。
japan.aligner.ortho@gmail.com

Notice of 1st Japan Academy of Aligner Orthodontic Annual Meeting 
<Date>Thursday, 4th,December 
<Place> University of Tokyo Ito International Scientific Research Center 
Make the first Annual Meeting of the Japanese Academy of Aligner Orthodontic .in 2012, I attended the German aligner Orthodontic Society, which was held in Cologne in Germany. I saw many Orthodontist held a presentation of the cases of the latest topics those where it was seen that treatment and research of aligner orthodontic treatment beyond the boundaries of the various correction aligner system, there was a company exhibition. It was very exciting to me that I was thinking that want to study the treatment of orthodontic aligner system. This year 2014, I gave the opportunity to lecture in Germany aligner Orthodontic Society. This time, we have established a study group from such feelings to apprentice Germany, want to make an environment where you can exchange opinions and learn about the treatment of orthodontic aligner system in Japan. 
And I would like to many thanks to Dr. Julia Haubrich of DGAO President and Dr.Werner Schupp who is boarding member of Germany Aligner Orthodontic Society who have a great advice to me.Thank you. Vielen Dank.

Chairman Kenji Ojima

japan.aligner.ortho@gmail.com

世界的な矯正専門誌(JCO)に私達のインビザライン治療の論文が掲載されました。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科の尾島です。

本日、世界的に有名な矯正歯科ジャーナルのJCO(Journal of Clinical Orthodontics)の8月号に本郷さくら矯正歯科のドクター(尾島、檀先生、西山先生)と大学病院の矯正科時代の大先輩、大塚先生、そして私のインビザラインの師匠であるドイツのDr.Schuppの論文

Accelerated Extraction Treatment with Invisalign
http://www.jco-online.com/archive/article-view.aspx?year=2014&month=8&articlenum=487

が掲載されました。

JCOの論文掲載の計画が始まってから多くの先生やスタッフ、患者様のご協力を得て、インビザライン矯正における4本抜歯症例の論文を製作することができました。この場をかりて感謝させていただきます。ありがとうございました。また今回の私達の論文はインビザラインのスピードアップを行う治療方法としては世界で初めての内容です。当院で行っている研究やインビザラインの矯正治療、そして海外研修とドイツでのDr.Schuppから学ばさせて頂いた数々のフィロソフィーやテクニック、治療計画などが総合されて、この論文が完成したと思っております。多くのサポートして頂いた方々に心から感謝しています。