インビザライン症例のご紹介 [叢生/遠心移動]

 

前歯のガタガタのインビザライン矯正治療
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「口を閉じる時に、右上の前歯がいつも引っかかってしまうのが気になっていました。」
主訴は、前歯のガタガタが気になってご来院された患者さまです。
他院では「矯正治療のための小臼歯抜歯が必要」と言われたそうです。

「小臼歯抜歯」とは、矯正治療で歯を並べるために途中の歯を抜歯することです。

でも患者さまは抜歯を希望しませんでした。
検査の結果、親知らずがあることがわかったので、当院の治療計画では親知らずのみを抜歯して
歯を全体的に後方に移動させる(遠心移動)という方法で治療することにしました。

遠心移動は、インビザライン 矯正治療ではよく計画で行われます。
しかし、中にはCTなどを撮影していないことで予想通りに歯が後方に移動しなかったり、
通常よりもかなり時間がかかってしまう、、なども聞きます。

今回は、親知らずを矯正治療スタートの時に同時に抜歯を行いました。
そうすることで、親知らずのスペースに後方の歯が動きやすいですね。

インビザライン 矯正治療の間には、矯正用のゴムを上下にかけていただいてしっかり使っていただきました。

インビザライン 矯正治療は1日20時間、インビザライン を装着します。
1枚のインビザライン は7日交換(2019年7月現在)にて進行します。

透明の装置は装着していても目立たず、食事の時には外せるので好きな物をいただくことができます。
また食後の歯ブラシも簡単なので、虫歯になりにくい装置と言えますね。

みなさんが心配される「痛み」についてですが。。
ワイヤー矯正治療に比べると「痛み」はかなり少ないと言えると思います。
その理由は

①ワイヤー装置(ブラケット装置)自体がないので、歯茎や頬に引っかかって口内炎ができるなどということがほとんどないです。マウスピースの縁は丁寧に歯茎のラインで切り取って研磨してあるので、触っても痛みはほとんどありません。口内炎ができにくいのが特徴です。

②歯の移動量は精密にコントロールされているのがインビザライン です。
正確に言うと、0.25mm/1枚(最大)の移動量です。これを超えて歯が動くこと、動きすぎることがありません。新しいインビザライン を装着する時には「きつさ」は感じるかもしれませんが「痛くて我慢できない」と言うことはないと言えます。

③歯の噛む面(咬合面)が覆われている装置です。
矯正治療中は奥歯も移動するので噛み合わせが変わっていきます。そのため、矯正治療中には歯と歯の噛み合わせの位置が安定しないことでストレスを感じることも少なくないと思います。ワイヤー装置の場合は、上下の咬合面が覆われていないため、矯正中の噛み合わせには24時間いつもストレスを感じやすいです。顎も疲れます。しかし、インビザライン は歯の表面が覆われているため、装着している時にはマウスピース同士で噛み込むことができ、歯も守れるのでストレスが少ないです。
気づかないうちに歯ぎしりをする方でも安心して続けられますね。