日: 2012年1月31日

ご訪問ありがとうございます。
本郷さくら矯正歯科の尾島です。
～今回はドイツ研修１日目のレポートです～
インビザラインの研修でドイツのケルンにある
Dr.Schuppのクリニックで勉強しています。
昨年の夏に以来の6ヶ月ぶりでしたが
いろいろ新しくなっていました。
世界のトップの先生は毎日がイノベーションなのですね。
仮説→検証→修正をものすごい勢いでされているのを感じました。
どんどん良いもの、良い事、良い技術を導入されていました。
今回はインビザラインのスキャニングを見学させて頂きたかったのですが
スキャニング以上の凄い事や物があり過ぎで驚愕しました。
やはり凄い方だなと感じます。
午前　クリニックに到着してご挨拶がすんだら
スキャニングされている患者様が次々いらっしゃいました。
また今回の研修では
Dr.Schuppに僕のインビザライン矯正治療をお願いしていました。
世界のトップの先生のインビザライン矯正分析の仕方
インビザライン矯正プランニング、技術、理論を
自分の体で身をもって体感したいと昨年より考えていました。
ヨーロッパ中から患者様がいらっしゃって
とってもお忙しいのにも関わらず時間を割いて頂いて
本当に感謝です。

いよいよ僕のインビザライン矯正治療が始まりました。

今回の研修でDr.Schuppのインビザライン治療を開始する際の
口腔内写真
インビザライン矯正治療前チェック
日本で撮影したレントゲンやセファロデータ、3DCTデータは事前に
メールでお送りしていたので分析は既にされていました。


分析、診断がものすごく速い！
昨年のバルセロナで開催されたヨーロッパインビザラインサミットでお伺いした時の
一人の患者様のクリンチェクにかける時間が１５分とおっしゃっていた事が頭をよぎりました。
(インビザライン矯正専用のコンピュータシュミレーションソフトによる分析)
分析結果を教えて頂いたら
ついに僕の歯型をスキャニングする時が来ました。
ドイツでも５件ほどのクリニックでしか使用されていないとの事でした。(2012-1現在)
僕は嘔吐(おうと)反射がありまして(歯型をとる時にオエッとなる事です)
以前ワイヤー矯正治療した時に毎回
涙目になっていました。
さらに今回お昼のランチの後　すぐだったので
めちゃくちゃ緊張しました。
「ドイツで大惨事が起きたら大変な事になる・・・
　　嘔吐反射を必死で押さえないと」
あまり緊張しない人間なのですが
久しぶりに気持ちが高まりました。
スキャニングが開始されました。
正直　驚きました。
「とても楽です。　全く苦しくありません」
もう感動しました。
最新技術というのは
こんなにも患者さんに優しいのかと感じました。
スキャニングしている時間は上下顎、合わせて約１０分ほどですが
歯型をとるのに比べてすごく快適でした。
またデータの内容も歯型をとるよりも
精密さが向上しています。
またこの [Itero]はスキャニングの時のパウダーをしない
パウダーレスなので、そのままでスキャニングできるのも
この上ない快適でした。

スキャニング時の注意点や噛合わせを調べる時のチェック事項のご指導をいただきました。
スキャニングデータは
そのままアラインテクノロジー社に送られて
コンピュータシュミレーションを作成する準備にとりかかります。
なんと
「２日後にはクリンチェックを君に見せられるよ」
とお伺いした時は
「何を？」
と聞き直してしまったのですが
それもまたとても早いです。
現在、日本の僕のクリニックでは
患者様の歯型をとってから
クリンチェックをみれるまで約２週間ほどはかかっています。
僕のドイツ滞在期間に見れるなど夢にまで見ていなかったので驚きました。

もっともっと勉強しないといけませんね。


世界と日本では、こんなにも「差」があるのかと衝撃を感じました。
明日も頑張りますー
ではー
レポートでした。
インビザライン　矯正は 本郷さくら矯正歯科/東京/文京区/インビザライン専門
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