最新技術のシェイプメモリーアライナーのポイントを知っておこう

今日は、矯正治療を検討されている患者様、そして現在治療中の皆様に、ぜひ知っておいてほしい「矯正治療の未来」についてお話しします。テーマは、最近よく耳にするようになった**「形状記憶アライナー(マウスピース)」**です。

当院では2021年から導入し、2026年現在ですでに5年以上の実績がありますが、日本全体でもようやくこの技術が浸透してきました。「今までのマウスピースと何が違うの?」という疑問に、ドクター目線の深いお話も交えながら、分かりやすくたっぷり解説していきますね!


1. 結論:とにかく「歯がよく動く」!

新しい装置を使う一番の理由はシンプルです。**「今までのものより、歯がよく動くから」**です。

身の回りの家電やスマホも、数年経てば必ず「進化版」が出ますよね。マウスピース矯正も同じです。20年以上続いてきた「熱でシートをプレスして作るタイプ」から、さらに進化して、より確実に、より綺麗に動かせる**「形状記憶タイプ」**への世代交代が起きているんです。


2. 「パチッ」と密着!隙間ができない秘密

これまでのマウスピース製作では、模型にシートをプレスする際、装置が外れなくなるのを防ぐために、歯の凹凸をワックスなどで埋める「ブロックアウト」という工程が必要でした。

しかし、形状記憶アライナーはこの常識を変えました。

  • ブロックアウトが激減: 従来の作り方に比べて、なんと80%もブロックアウトを減らすことができます。

  • 驚きのフィット感: 凹凸を埋めすぎないので、歯の形に「パチッ」と精密にフィットします。

「遊び(隙間)」がほとんどない状態で歯を掴めるので、ドクターが計画した通りに歯が動いてくれる。これが、治療のスピードと正確さを上げている一番の理由なんです。


3. 「お湯」を味方につける、新しい装着スタイル

形状記憶アライナーの面白い特徴は、温めると柔らかくなることです。

  • つける時は優しく: 40〜50℃くらいのお湯につけて柔らかくしてから装着します。すると、ガタガタが強いところにも無理なくスッと入ります。

  • お口の中で「記憶」が目覚める: 体温(約37℃)に馴染むと、アライナーが本来の「理想の形」に戻ろうとする力が働き、歯を優しく、かつ力強くグリップし始めます。

今までは、新しいマウスピースを入れる時に「ギュ〜ッ」と無理やり押し込んでいた方も多いはず。形状記憶なら、そのストレスや痛みが大幅に軽減されるんです。


4. トラブルが激減し、治療がスムーズに

ドクターサイドとしても、この装置には驚かされています。

  • アンフィット(浮き)が起きにくい: 「マウスピースが浮いてしまって、やり直し(再製作)」という、昔は大きな悩みだったトラブルがほとんどなくなりました。

  • 細かい調整がいつでも可能: 2〜3ヶ月ごとに、その時の歯の状態に合わせて精密なプランニングをやり直すことができます。

まさに、これまでのマウスピース矯正の「弱点」をすべて克服したような存在です。


まとめ:2026年、矯正治療はさらに「当たり前」の進化へ

今、矯正界では、かつての「1つの大きなメーカーにお任せ」する時代から、クリニック内でより精密な「形状記憶アライナー」を設計・製作する時代へと移り変わっています。

「形状記憶」という新しい技術を取り入れることで、皆さんの治療期間が短くなり、痛みが減り、より理想の笑顔に近づける。そんなワクワクする時代が、もうここに来ています。

もし、「マウスピース矯正、どこでやっても同じかな?」と悩んでいるなら、ぜひ最新の形状記憶テクノロジーを備えたクリニックに相談してみてください。きっとその違いに驚かれるはずですよ!

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尾島賢治先生の無料矯正相談

世界最大の矯正歯科学会「AAO 2026」に院長が登壇——満席の会場で、形状記憶アライナーの臨床成果を世界へ発信しました

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2026年5月3日、アメリカ・フロリダ州オーランドで開催された「AAO Annual Session 2026(アメリカ矯正歯科学会 年次総会)」に、院長・尾島賢治がメインスピーカーとして登壇しました。

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世界80カ国以上から1万人を超える矯正専門家が集うこの学会で、形状記憶アライナー(シェイプメモリーアライナー)をテーマにした講演を行い、会場は満席となりました。今回は、学会の概要と講演の内容、そして当院が取り組んでいる最新の矯正治療についてご報告します。
 

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■ アメリカ矯正歯科学会(AAO)とは
 
AAO(American Association of Orthodontists:アメリカ矯正歯科学会)は、矯正歯科の分野で世界最大規模を誇る専門学会です。1900年に設立され、現在は世界中の矯正専門医・研究者・歯科関係者が所属しています。
 
毎年開催される「AAO Annual Session(年次総会)」は、「The World's Greatest Celebration of Orthodontics™(世界最高の矯正歯科の祭典)」とも称され、矯正歯科の「今」と「未来」を世界規模で共有する、この分野で最も権威ある国際学術集会です。
 
今年の開催地はフロリダ州オーランド。参加国は80カ国以上、参加者数は1万人を超え、200以上の教育セッションと350社を超える矯正歯科関連企業の展示が行われました。最新のアライナーシステム、口腔内スキャナー、3Dプリンター、AIを活用した診断ソフトウェアなど、矯正治療の最前線が一堂に集まる場です。
 
この学会のメインプログラムに登壇すること自体、その分野における国際的な専門性と実績が認められた証であり、大変光栄です。
 
 
■ 院長・尾島賢治のAAO登壇は、今回で3度目です
 
実は、院長がAAOで講演するのは今回が初めてではありません。2018年(シカゴ開催)、2021年(オンライン)に続き、今回が3度目の登壇となります。
 
その歩みを振り返ると、マウスピース矯正の最前線がどのように進化してきたかがよくわかります。
 
2018年の初登壇では、すべての症例をインビザライン(従来型マウスピース矯正)で構成しました。当時の最先端であるデジタルアライナー矯正の臨床成果、またオルソパルスを使った加速矯正治療を、世界に向けて発表した講演でした。
 
2021年の講演では、インビザラインの症例をメインにしながら、新たに治療が進んでいた形状記憶アライナーの可能性を一部ご紹介しました。「次の時代が来る」という確信を持ち始めた、転換点となる発表でした。
 
そして2026年。今回の講演で発表したすべての症例が、形状記憶アライナー(シェイプメモリーアライナー)によるものです。「可能性の紹介」から「完成した臨床システムの確立」へ——8年間の進化の集大成を、世界最大の矯正歯科学会の舞台で発表しました。

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■ 講演タイトルと内容について
 
講演タイトルは「Direct-Printed Aligners: Advancing Precision and Efficiency in Orthodontic Care(ダイレクトプリントアライナー:矯正治療における精度と効率の進化)」。
 
2026年5月3日(日)12:30〜13:15、Innovation & Tech Talk セッション(OCCC Room W308)にて行われ、会場は当日満席となりました。
 
講演では、メタクリレート系光重合樹脂(形状記憶クリアアライナー樹脂)を用いた直接3Dプリント型アライナーの臨床応用について、実際の症例をもとに発表しました。具体的には、以下の3つのテーマを中心に解説しました。
 
1つ目は、アライナーの厚みや形態・マージンライン・バイトランプといったカスタマイズ設計による、3Dプリントアライナーの臨床的優位性です。それぞれの歯に最適な矯正力を精密に届けるための設計アプローチをご紹介しました。またそれによりアタッチメントをつけずにアライナー矯正治療が可能になるという画期的な、まさに従来のアライナー矯正治療からの大きな変化についてお伝えしました。
 
2つ目は、デジタルセットアップから3Dプリント・後処理までの完全なワークフローです。いかに効率よく、精度高くアライナーを製作・提供できるかという、実際の診療に直結する内容です。素材が新しくなるだけではなく、治療のステップや治療計画(ステージング)の作り方も大きく変化しました。インハウスアライナーだからこその利点や、従来のアライナーシステムからの脱却について、先生方にお伝えできていればと思います。
 
3つ目は、TC-85DAC樹脂の材料特性と臨床的メリットの分析です。この樹脂の生体力学的な特性と、どのような症例に適しているかという判断基準についてお伝えしました。新しい素材についての研究は、各大学がすでに研究発表を多くされています。我々は、臨床歯科医としての立場から、多くの症例を通して素材の利点についてお話ししました。

今回は、非抜歯叢生、非抜歯開咬、過蓋咬合、重度叢生、抜歯矯正、抜歯開咬、外科的矯正サージェリーファースト、インターディシプリナリー、欠損補綴症例、インプラント治療との併用、拡大症例、MSEとの併用、ベネフィットシステムとの併用など、多岐に渡る症例がすでにシェイプメモリーアライナーを使用して完了していましたので、症例を多く発表させていただきました。

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■ 形状記憶アライナー(シェイプメモリーアライナー)とは
 
マウスピース矯正(アライナー矯正)という言葉はすでに広く知られていますが、「形状記憶アライナー」「シェイプメモリーアライナー」はその製法が根本的に異なります。
 
従来のマウスピース矯正は、薄いプラスチックシートを型に合わせて熱で成形する「熱成形」という方法でアライナーを製作していました。一方、3Dプリントアライナーは光硬化性の特殊樹脂を使って、マウスピースをそのまま直接3Dプリントします。
 
この違いによって、いくつかの大きなメリットが生まれます。
 
まず、精密な力のコントロールが可能になります。厚みや形状を歯ごとに細かく設計できるため、それぞれの歯に最適な矯正力を届けることができます。「どの歯をどの方向にどれだけ動かすか」をより精密にコントロールできるのが特徴です。
 
次に、カスタムデザインの自由度が高まります。バイトランプ(かみ合わせを助ける突起)やパラタルバーなど、患者様の症例に合わせた機能をアライナーに組み込むことができます。アタッチメントを減らすことができます。それによりチェアサイドの時間も少なくなります。
 
また、デジタルで完結するワークフローにより、口腔内スキャンからデジタル設計・3Dプリント・お渡しまでが一貫して管理できます。製作の精度が安定し、より短い時間で高品質なアライナーを提供できるようになりました。
 
さらに、使用するTC-85DAC樹脂(形状記憶クリアアライナー樹脂)は、口腔内で適切な弾性を保ちながら、設計通りの矯正力を持続的に発揮する特性を持っています。装着時の快適さと治療効果を両立した素材です。
 
 
■ 世界が注目する理由
 
AAO 2026のプログラム全体を通じて感じたのは、「アライナー矯正」「3Dプリント」「AIによる治療計画」が今年の三大テーマとも言えるほど注目を集めていたことです。
 
その中でも、ダイレクトプリントアライナーのセッションには特に大きな関心が寄せられました。従来のアライナー製造では「設計→モデル製作→熱成形」と複数の工程が必要でしたが、3Dプリントによりこの工程が大幅に短縮されます。品質のばらつきが減り、複雑な症例への対応力も上がる——この変化は、矯正治療のあり方そのものを変える可能性を持っています。企業依存型のアライナー矯正のシステムは企業に制約されたルールも多くあります。インハウスアライナー矯正は、まさに「アライナー矯正治療の上位機種」と言えます。
 
また、アライナー矯正全体の適応範囲も大きく広がっています。かつては「軽度〜中等度の症例向け」とされていたマウスピース矯正が、今では重度の歯並び・かみ合わせの問題にも対応できるレベルに進化しています。アタッチメントの設計改良、矯正用インプラント(TAD)との組み合わせ、そして形状記憶素材の活用によって、適応症例は飛躍的に広がりました。
 
今回のAAOでもう一つ印象的だったのは、世界中の矯正専門医たちが「システムそのものより、診断力・設計力・症例管理力が治療結果を左右する」という考え方を共有していたことです。どんなに優れたテクノロジーも、それを使いこなす臨床力なしには成果につながらない——この本質は、スマイルイノベーション矯正歯科が長年大切にしてきた姿勢と一致しています。
 
当院は、この技術の臨床応用に日本でいち早く取り組んできました。AAOという世界最大の舞台で、満席の会場に向けて発表できたことは、その取り組みが世界水準で評価されたことを意味していると感じています。
 

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■ 尾島院長より
 
世界中の矯正専門医が集うAAOの舞台で、日本から持参した臨床データと症例を発表できたことを、大変光栄に思っています。満席の会場で多くの先生方が真剣に耳を傾けてくださったことは、この技術への期待の大きさを改めて実感させてくれる経験でした。
 
私が一貫してこだわってきたのは、最新技術を「使いこなす」ことです。どれほど優れた素材や機械があっても、正確な診断と緻密な治療設計がなければ、患者さんの笑顔にはつながりません。形状記憶アライナーも同じです。テクノロジーはあくまで手段であり、目的は患者さん一人ひとりにとっての最善の治療結果です。
 
2018年から続けてきたAAOでの発表を通じて、世界の矯正歯科の流れを肌で感じながら、その最前線を当院の診療に還元し続けてきました。今後もこうした世界最先端の知見を積極的に取り入れ、患者様にとってより良い治療をご提供してまいります。
 
歯並びやかみ合わせに関するお悩みは、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
 
尾島賢治先生の無料矯正相談

シェイプメモリーアライナーの作製方法は簡単ですか?

「レジンを買えば自分で作れる?」——形状記憶アライナーを正しく使うために知っておきたいこと

患者様からではなく、歯科医師の先生方からよく届く質問があります。「形状記憶アライナーのレジンを購入して3Dプリンターで出力すれば、自分のクリニックでも作れますか?」——答えは「できません」。今回はその理由と、なぜきちんと学ぶことが患者様のためになるのかを解説します。

「材料があれば作れる」は大きな誤解

形状記憶アライナーに使われる特殊なレジン(樹脂素材)は、正規のルートで入手することができます。では、その材料と3Dプリンターさえあれば、誰でも質の高いアライナーが作れるのでしょうか。

「僕も最初は『すぐできるだろう』と思っていたんです。韓国のメーカーにすぐ送ってほしいと連絡して、輸入して使おうとしていました。でも実際にやってみると、車の運転と同じで、ちゃんとした正しいやり方を習って、そのノウハウが分かっていないと、見よう見まねでは正しいものが作れないんですよね。」

材料があることと、それを正しく使いこなせることはまったく別の話です。形状記憶アライナーの製造には、素材の特性を理解した上での細かい技術的ノウハウが必要で、それを体系的に学ばないと、見た目は似ていても機能しないアライナーができあがってしまいます。

 

「外注型」と「院内製作型」——2種類のアライナー矯正

マウスピース矯正には大きく2つのアプローチがあります。ひとつは外部の専門会社に製作を依頼する「外注型」、もうひとつはクリニック内で作る「院内製作型(インハウス)」です。

外注型の場合、担当医は「どのように歯を動かすか」というオーダーの仕方を学べば対応できます。製作は専門の会社が担うため、クリニック側の製造技術は問われません。

一方、院内製作型は違います。品質の高いアライナーを自分のクリニックで作り上げるための技術と知識が必要で、歯科医師だけでなく、一緒に働くスタッフ(テクニシャン)のスキルも含めた「チームの力」が求められます。

「アライナー矯正治療で本当にチームの力が必要なのは、院内製作型なんです。ただプリントして終わりではなく、クオリティの高いものを継続して作り続ける技術を磨かないといけない。」

「それっぽいけど動かない」が一番もったいない

見よう見まねで作ったアライナーは、見た目は本物に近くても、肝心の「歯を動かす力」がうまく伝わらないことがあります。形状記憶アライナーの持つ本来の性能を引き出すには、製造工程の各ステップで正しい知識とテクニックが必要です。

水泳を例に挙げます

「バタ足ひとつとっても、ちゃんと習っている人と習っていない人ではまったく違う。膝を曲げてパチンパチンやっても水しぶきは出るけど進まない。手の使い方にもコツがある。うまい人はそのコツをちゃんと押さえているんです。知らないまま見よう見まねでやると、それっぽいけど全然効果がない、という残念な結果になってしまう。」

スキーも、水泳も、車の運転も——最初はきちんと教わることで、その後の上達スピードがまったく変わります。形状記憶アライナーの製造技術も同じです。正しい理論とやり方を学んでからスタートすることで、患者様に提供できる治療の質が大きく変わってきます。

「1回セミナーを受ければマスターできる」わけではありません。ゼロベースで理論を理解するところがスタート地点。そこから自分のクリニックで繰り返しトレーニングを重ねて、はじめて技術として身につきます。

なぜ、これが患者様のメリットにつながるのか

「先生が勉強するかどうかなんて、患者の私には関係ない話では?」と思う方もいるかもしれません。しかし、担当医や製作スタッフがしっかりとした技術を習得しているかどうかは、患者様が受ける治療の質に直接影響します。

形状記憶アライナーが持つ「歯がよく動く」「アタッチメントが少ない」「装着時の違和感が少ない」といったメリットは、正しく製作されたアライナーによってはじめて発揮されます。見た目だけ似ているアライナーでは、これらのメリットは得られません。

つまり、担当クリニックがきちんとした学びを経て院内製作を行っているかどうかが、患者様にとっての「安心」の証になるのです。

POINT

形状記憶アライナーの本来の性能を引き出すには、正しい製造技術が不可欠。担当クリニックが専門的な教育を受けているかどうかが、治療の質を左右します。

いまは日本語で学べる時代

かつては形状記憶アライナーの技術を学ぶためにスペインや韓国まで行く必要がありました。デジタルプランニングの勉強はスペイン語で、院内製造の技術は韓国語で——それが当たり前だった時代があったのです。

しかし今は違います。日本語で、日本国内で、体系的に学べる環境が整っています。

「昔は韓国まで行って勉強していた。今は日本語で学べるんだから、本当にラッキーな時代ですよ。ぜひ一緒に勉強しましょう。」

形状記憶アライナーの導入セミナーや技術向上のための研修が定期的に開催されています。1回受けただけでなく、できる先生ほど何度も受講し、技術を積み重ねているといいます。

患者様へのまとめ

  • 形状記憶アライナーは、材料があるだけでは正しく作れない
  • 院内製作型アライナーには、歯科医師・スタッフ全員の技術が必要
  • 正しく作られたアライナーでこそ、形状記憶の性能が発揮される
  • 担当クリニックが専門教育を受けているかどうかが治療の質に直結する
  • 日本語で学べる環境が整ったいま、技術の普及が急速に進んでいる

 

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最新技術のシェイプメモリーアライナーのポイントを知っておこう

形状記憶アライナーが選ばれる理由 — 従来のマウスピース矯正とここが違います

「マウスピース矯正はどれも同じプラスチックでしょ?」と思っていませんか?実は素材と製法が大きく進化しており、形状記憶アライナーは従来品とはまったく別物といえるほど異なります。携帯電話がスマートフォンへと世代交代したように、矯正に使われるアライナーにも同じ革命が起きています。

形状記憶アライナーが日本で正式に始まったのは2024年1月のこと。それからわずか1年で、国内の矯正歯科学会でも注目され、ワシントン大学の矯正科教授が「アライナー矯正の未来」として紹介するほど急速に普及しています。この記事では患者様が気になる「何が違うの?」をできるだけ丁寧にお伝えします。

まず最も大切なこと——「歯がよく動く」

矯正治療において、どれだけ技術が進歩しても「歯が動かなければ意味がない」というのは変わりません。形状記憶アライナーが最も評価されている理由のひとつが、この「歯がよく動く」という点です。

形状記憶素材は体温(37°C)に触れた瞬間に機能を発揮し、決まった形へ戻ろうとする性質を利用して歯に持続的な力をかけ続けます。強い力を一時的にかけるのではなく、弱くやさしい力をずっとかけ続けることが、歯を正確かつ効率よく動かすうえで非常に重要なのです。

従来のアライナーとの3つの大きな違い

1 アライナーが歯をしっかりつかむ

従来のアライナーは、型を作るときに「ブロックアウト」と呼ばれる工程で歯の形状に大きな余裕を設ける必要がありました。これはアライナーを取り外しやすくするための工夫なのですが、余裕が多いと歯をうまくグリップできず、矯正力が逃げてしまうという課題がありました。担当する技術者によってその余裕の量にバラつきが出てしまうこともありました。

形状記憶素材はしなやかに変形しながら装着でき、口の中に入ると体温で形が戻る性質があります。そのため、このブロックアウト量を約80%削減することができます。製造に携わる技術者によると「昔は心配になるくらいたっぷり余裕を取っていたが、形状記憶アライナーならほとんど必要なく、コンピューター上でワンクリックで完了する」とのこと。

つまり、アライナーが歯にぴったりとフィットし、より正確に矯正力を伝えられるようになったということです。誰が作っても同じ品質で仕上がるため、治療の均一性も上がっています。

2 アタッチメントがほぼ不要になった

アタッチメントとは、矯正中に歯の表面に一時的につける小さな突起のことです。従来のアライナーは歯への力の伝え方に限界があったため、このアタッチメントをたくさんつけることで補っていました。しかし形状記憶アライナーはグリップ力が大幅に向上したことで、アタッチメントの数を大幅に減らせる(場合によってはゼロにできる)ようになりました。

これは患者様にとって非常に大きなメリットです。

見た目・快適さ

突起がないため見た目が自然で、口の中の違和感も少ない

歯磨きのしやすさ

突起周りの磨き残しがなくなり、歯を丸ごと普通に磨ける

アライナーの着脱

つけ外しが格段に楽になり、日常生活のストレスが減る

通院時の処置時間

アタッチメント装着・除去の作業がなくなり、椅子に座る時間が短縮

3 2〜3ヶ月ごとに治療計画を最適化できる

従来のマウスピース矯正では、治療開始時に1〜2年分の計画をまとめて立て、そのとおりに進めるのが一般的でした。しかし実際の歯の動きは計画どおりにならないこともあり、途中で「アライナーが合わなくなった」というトラブルも起きがちでした。

形状記憶アライナーは院内で製作できるため、2〜3ヶ月ごとに新しい型を取り、そのたびに最新の歯の状態に合わせて計画を見直すことができます。担当医が毎回「いまの状態から最善のプランは何か」を考え直せるため、より精密で確実な治療が実現します。

ゴルフに例えると、最初から1発ホールインワンを狙うのではなく、第1打で大きく前進し、第2打で寄せて、最後にパットで確実に沈めるイメージです。段階的に確実なアプローチを重ねることで、より高い精度の仕上がりを目指せます。

これは「進化版」です——新しいものを使うのは自然なこと

テレビ、パソコン、スマートフォン——どんな道具も時代とともに進化します。アライナーも同じで、20年以上使われてきた従来の熱成形素材から、形状記憶素材へと世代交代が起きています。

「今まで使われていたものと同じプラスチックでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実際に製造に携わる技術者も「作り方がまったく違う。形状記憶アライナーのほうが動くと感じる」と話しています。素材の違いは、患者様が想像する以上に治療の質に影響しています。

まとめ

形状記憶アライナーは「やさしく・確実に・快適に」歯を動かすことを実現した、マウスピース矯正の新しいスタンダードです。歯がよく動くという根本的な性能向上に加え、アタッチメントの削減、精密な段階的プランニング、院内製作によるスピードなど、患者様の治療体験を多方面から改善しています。

  • 体温(37°C)で機能が発揮され、やさしく持続的な力で歯を動かす
  • アライナーが歯をしっかりつかむため、より正確に矯正力が伝わる
  • アタッチメントが大幅に減り、見た目・清潔感・日常の快適さが向上
  • 2〜3ヶ月ごとの計画見直しで、精密で柔軟な治療が可能に
  • 製造の品質が均一化され、誰が作っても同じ仕上がりに

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マウスピース矯正に年齢制限はある?最適な開始時期を解説します

こんにちは!今日はマウスピース矯正(アライナー矯正)について、患者様からよくご質問をいただく「年齢制限」についてお話しします。

結論:年齢制限はありませんが、最適な時期があります

マウスピース矯正に年齢の上限・下限はありません。ただし、始めるのに適した時期というのがあります。それぞれのライフステージに合わせた最適なアプローチをご紹介します。

大人の方の場合:何歳まで可能?

当クリニックでは、75歳の方もマウスピース矯正治療を行っています。

矯正治療ができる条件

  • 歯がある
  • 顎の骨がある
  • 歯周病でない

この3つの条件が揃っていれば、いつでも矯正治療は可能です。天然の歯であれば年齢に関係なく動きます(インプラントの歯は動きません)。

お子様の場合:年齢別の最適なアプローチ

0〜6歳:乳歯の時期

この時期は基本的にまだ矯正治療は行いません。ただし、**受け口(反対咬合)**の場合は例外です。

受け口は早期治療が重要!

上顎の成長のピークは9〜11歳です。この時期に受け口のままでいると、上顎の成長が止まってしまう可能性があります。そのため、受け口が見られる場合は、11歳頃までに治療を開始することをおすすめします。

6〜11歳:混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)

6歳頃になると6歳臼歯が生えてきます。この時期は乳歯と永久歯が混在しているため、特別な配慮が必要です。

この時期の問題点

  • 乳歯が抜けて永久歯が生えてくる
  • 歯型を取ってもすぐに合わなくなる
  • マウスピースの製作中に歯が動いてしまう
  • 6歳臼歯が前に移動すると、その後に生える歯のスペースがなくなる

この時期におすすめ:インハウスアライナー

インハウスアライナー(院内で製作するマウスピース)が特におすすめです。

インハウスアライナーのメリット:

  • 歯型を取ってから当日〜1週間で装置をお渡しできる
  • 歯が動く前に装置を装着できる
  • 形状記憶タイプならアタッチメント(歯に付ける突起)が不要
  • 乳歯の交換にも柔軟に対応できる
  • 噛む面をくり抜いたり、歯が生えてくるスペースを確保したりと、自由なデザインが可能
  • 病院の規定に基づくため、追加費用の心配が少ない

10〜11歳以降:外注型アライナー(インビザラインなど)の場合

大手メーカーの外注型アライナー(インビザラインなど)を使用する場合、**契約期間(アカウント)**に注意が必要です。

アカウント期間の考え方

  • 多くのメーカーでアカウント期間は約3〜5年
  • 第2大臼歯(7番目の歯)は14歳頃に生えてくる
  • 14歳時点でアカウントが残っているのが理想

逆算すると:

  • 9歳スタート → 13歳でアカウント終了(第2大臼歯が生える前に期限切れ)
  • 10〜11歳スタート → 14〜16歳でアカウント終了(第2大臼歯のコントロールが可能)

そのため、外注型アライナーは10〜11歳頃からの開始が最適と考えられます。

10〜11歳以降:インハウスアライナーの場合

インハウスアライナーはどの年齢でもおすすめできます
アカウントを気にすることなく(クリニックの規定によります)患者さまの状態に合わせてデザインすることが可能です

シェイプメモリーアライナーであれば、お子様でもアタッチメントを装着することなくマウスピース矯正ができるので虫歯にもなりにくく快適です

痛みが少ないので安心して始められます

時期別のまとめ

年齢 状態 おすすめの治療
0〜6歳 乳歯期 受け口の場合は早期介入
6〜11歳 混合歯列期 インハウスアライナー(特に形状記憶タイプ)
10〜11歳以降 永久歯への移行期 外注型アライナーも選択肢に
成人 永久歯完成 歯と骨の状態が良ければいつでも可能

最後に

マウスピース矯正は、年齢に関係なく多くの方に適用できる治療法です。ただし、お子様の場合は開始時期によって治療の進め方が大きく変わります

特に混合歯列期(6〜11歳)は、歯の生え変わりが活発な時期のため、インハウスアライナーでの対応が効果的です。また、受け口などの顎の成長に影響する問題は、早期の対応が重要です。

ご自身やお子様に合った最適な治療開始時期について、ぜひ歯科医師にご相談ください。

この記事が参考になりましたら幸いです。矯正治療についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

尾島賢治先生の無料矯正相談

 

 

 

 

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【症例解説】すきっ歯と出っ歯を同時に治療|マウスピース矯正の実際の症例

「前歯の隙間が気になる」「前歯が少し出ている」

「前歯の隙間が気になる」「前歯が少し出ている」という複数の歯並びのお悩みを抱えている方は少なくありません。このページでは、すきっ歯と出っ歯の両方の症状をマウスピース型矯正装置(インビザライン)で改善した実際の治療例をご紹介します。

症例の概要

  • 主訴:前歯の隙間と前歯の突出感が気になる
  • 症状:すきっ歯(空隙歯列)+ 上顎前突(出っ歯)
  • 治療方法:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
  • 担当医:院長 尾島賢治(5000症例以上の実績)
  • 治療院:スマイルイノベーション矯正歯科・新宿 / 本郷さくら矯正歯科 / 銀座さくら矯正歯科

治療前後の変化

すきっ歯と出っ歯のマウスピース矯正治療例 治療前後の比較

治療前の状態

  • 上顎前歯部に複数の隙間(すきっ歯)がある
  • 前歯が前方に傾斜している(出っ歯傾向)
  • 正中(中心線)の隙間が特に目立つ
  • 全体的に歯列弓が広がっている

治療後の状態

  • すべての隙間が閉じている
  • 前歯の突出感が改善され、口元のバランスが整っている
  • 歯列が美しいアーチ状に整っている
  • 歯並びが揃い、清潔感のある口元に

※治療効果には個人差があります。すべての方が同じ結果になるとは限りません。

すきっ歯と出っ歯が同時に起こる原因

すきっ歯と出っ歯は、一見すると別々の問題のように思えますが、実は関連していることがあります。この症例のように、両方の症状が同時に現れるケースは決して珍しくありません。

主な原因

1. 顎の大きさと歯の大きさのバランス

顎が大きく、歯が小さい場合、歯列全体にスペースが余り、すきっ歯になります。同時に、前歯が前方に傾斜しやすい環境が生まれ、出っ歯傾向になることがあります。

2. 舌の癖(舌癖)

飲み込むときや安静時に舌で前歯を押す癖があると、前歯が前方に傾くだけでなく、歯と歯の間に隙間ができることがあります。

3. 唇の筋肉の弱さ

唇を閉じる筋肉が弱い場合、常に口が開いた状態になりやすく、前歯を抑える力が働かないため、前歯が前方に傾斜し、隙間もできやすくなります。

4. 上唇小帯の異常

上唇と歯茎をつなぐ筋(上唇小帯)が太く、前歯の間まで入り込んでいる場合、正中に隙間ができやすくなります。

マウスピース矯正による治療アプローチ

この症例で行った治療ステップ

STEP 1:精密検査と治療計画

iTero(アイテロ)という3D口腔内スキャナーを使用し、お口の中を精密にスキャンします。このデジタルデータをもとに、治療前から治療後までのシミュレーションを作成し、患者様に治療後のイメージをご確認いただきます。

STEP 2:インハウスマウスピースの製作

治療計画に基づき、患者様専用のマウスピースを製作します。通常、治療完了までに20〜40枚程度のマウスピースを使用します。
*現在は矯正を行なっています

STEP 3:段階的な歯の移動

隙間を閉じる動き:マウスピースを1〜2週間ごとに交換しながら、少しずつ歯を移動させ、隙間を閉じていきます。すきっ歯の治療は、マウスピース矯正が最も得意とする動きの一つです。

前歯の後方移動:前歯の突出感を改善するため、前歯を後方に移動させます。必要に応じて、歯と歯の間を0.2〜0.5mm程度削る処置(IPR)を行うことで、抜歯せずにスペースを確保します。

STEP 4:保定期間

歯を動かす治療が完了したら、リテーナー(保定装置)を使用して、歯が元の位置に戻らないように固定します。特にすきっ歯の場合、舌の癖があると後戻りしやすいため、保定期間中の管理が重要です。

マウスピース矯正で治療するメリット

1. 目立たない

透明なマウスピースを使用するため、治療中であることがほとんど分かりません。人と接する仕事をされている方や、見た目を気にされる方に最適です。

2. 取り外しができる

食事や歯磨きのときは取り外せるため、普段通りの生活を送ることができます。お口の中を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクも低減できます。

3. 痛みや違和感が少ない

ワイヤー矯正と比較して、痛みや違和感が少ないと言われています。金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。

4. 通院回数が少ない

1〜2ヶ月に1回程度の通院で済むため、忙しい方でも無理なく治療を続けられます。

5. すきっ歯の治療に特に効果的

隙間を閉じる動きは、マウスピース矯正が最も得意とする治療の一つです。予測性が高く、良好な結果が得られやすい症例です。

治療期間と費用の目安

治療期間

すきっ歯と出っ歯を同時に治療する場合、症状の程度によりますが、一般的には1年〜2年程度の治療期間となります。

  • 軽度の場合:6ヶ月〜1年程度
  • 中等度の場合:1年〜1年半程度
  • 重度の場合:1年半〜2年程度

費用について

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の費用は、症例の難易度や治療期間によって異なります。詳しくは、当院の治療費用ページをご覧いただくか、無料相談でお尋ねください。

※治療費用は、検査・診断料、装置料、調整料などを含みます。
※分割払いも可能です。詳しくは無料相談でご説明いたします。

すきっ歯・出っ歯治療のよくある質問

Q1. すきっ歯は必ず治りますか?

A. はい、ほとんどの場合、マウスピース矯正で改善できます。ただし、歯周病が原因の場合は、歯周病の治療を優先する必要があります。また、舌の癖が原因の場合は、舌のトレーニング(MFT)を併用することで、後戻りを防ぎます。

Q2. 抜歯は必要ですか?

A. すきっ歯の場合、基本的には抜歯は必要ありません。むしろ、隙間を閉じるための治療となります。ただし、出っ歯の程度が重度の場合は、前歯を後方に移動させるスペースを確保するために、小臼歯を抜歯することもあります。

Q3. 治療後に後戻りすることはありますか?

A. すきっ歯は、舌の癖などがある場合、後戻りしやすい傾向があります。そのため、治療後はリテーナー(保定装置)を確実に使用することが重要です。また、舌の癖の改善指導も行います。

Q4. 大人でも治療できますか?

A. はい、年齢に関係なく治療可能です。当院では、20代から60代まで幅広い年齢層の患者様が治療を受けられています。歯と歯を支える骨が健康であれば、何歳からでも矯正治療は可能です。

Q5. 痛みはありますか?

A. マウスピースを交換した直後は、歯が動く際の違和感や軽い痛みを感じることがありますが、通常2〜3日で慣れます。ワイヤー矯正と比較すると、痛みは少ないと言われています。

Q6. 日常生活に支障はありますか?

A. マウスピースは透明で目立たないため、日常生活への支障はほとんどありません。食事や歯磨きのときは取り外せるため、普段通りの生活を送ることができます。ただし、1日20〜22時間の装着が必要です。

スマイルイノベーション矯正歯科が選ばれる理由

1. 豊富な症例実績

院長の尾島賢治は、5000症例以上のマウスピース矯正治療実績を持ち、年間400症例以上の治療を行うブラックダイアモンド・プロバイダー(2014年〜2019年)です。

2. 最新設備と技術

iTero(アイテロ)という3D口腔内スキャナーを導入し、精密な診断と治療シミュレーションが可能です。治療前に治療後のイメージをご確認いただけます。

3. 無料矯正相談

矯正相談専門のスタッフが、丁寧にお話を伺います。治療方法、期間、費用について、分かりやすくご説明いたします。

4. 複数の医院で対応

新宿・本郷・銀座の3院で治療を行っており、通いやすい医院をお選びいただけます。

5. 国内外での講演活動

院長の尾島賢治は、国内外でマウスピース矯正の講演を行っており、最新の知識と技術を常にアップデートしています。

その他の治療症例

当院では、すきっ歯・出っ歯以外にも、さまざまな歯並びの悩みに対応しています。

より多くの症例をご覧になりたい方は、当院のYouTubeチャンネルでも症例動画を公開しています。

無料矯正相談のご予約

すきっ歯や出っ歯のお悩み、まずは無料相談でお気軽にご相談ください。
3D口腔内スキャナーを使用した治療シミュレーションも無料で体験いただけます。

アクセス

新宿院:JR新宿駅西口 徒歩1分 / 都営大江戸線 新宿西口駅 D4出口 0秒
本郷院:東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩1分
銀座院:東京メトロ銀座駅・有楽町駅 徒歩3分

診療時間:11:00〜19:00(木・日・祝休診)

治療に関する注意事項

※本ページに掲載されている症例写真は、患者様の同意を得て掲載しています。

※治療効果には個人差があります。掲載されている症例と同じ結果が得られるとは限りません。

※治療期間・費用は、患者様の症状や口腔内の状態により異なります。詳しくは当院にてご相談ください。

※矯正治療には以下のリスクや副作用が伴う可能性があります:歯の移動に伴う痛みや違和感、歯根吸収、歯肉退縮、装置による口内炎、虫歯や歯周病のリスク、治療後の後戻りなど。

尾島賢治先生の無料矯正相談

 

海外でも注目のインハウスアライナー矯正はどうやって始めたらいいのか?〜歯科医師向け〜

マウスピース矯正の進化:100年の歴史と最新の「第5世代」インハウスアライナー

2025年8月に開催されたインハウスアライナー研究会が大きな反響を呼んでいます。参加した多くの歯科医師から「インハウスアライナーを始めたい」「形状記憶アライナー(シェイプメモリーアライナー)の使い方を知りたい」という声が殺到しているそうです。

今回は、マウスピース矯正(アライナー矯正)の歴史と、なぜ今「インハウスアライナー」が注目されているのかを、わかりやすく解説します。

マウスピース矯正の100年の歴史

実は、マウスピース矯正は1926年から始まっており、2026年には100年の歴史を迎えます。その進化を世代別に見てみましょう。

第1世代(1926年〜):手作業の時代

粘土のような印象材で歯型を取り、石膏模型を作成。その模型をバラバラにして手作業で動かし、プレスして作る方法でした。1回の歯型から1枚のマウスピースしか作れず、細かい歯の移動が困難だったため、「マウスピースでは歯が動かせない」と思われていました。

第2世代(1997年〜):デジタル化の始まり

アメリカのパシフィック大学で、コンピューターのCAD/CAMを使った革新的な方法が開発されました。歯型をデジタルデータ化し、コンピューター上で治療計画を立てる時代の幕開けです。これがインビザラインの始まりであり、外注型マウスピース矯正の時代が始まりました。

第3世代(2011年〜):口腔内スキャナーの登場

従来の印象材による型取りではなく、スキャナーで歯をデジタル化できるようになりました。スキャンデータを外注先の企業に送り、マウスピースを製作してもらう方式です。

第4世代(2015年〜):3Dプリンターで院内製作へ

3Dプリンター技術の進化により、クリニック内で歯型模型をプリントできるようになりました。スキャン→シミュレーション→模型プリント→プレスという流れで、再び**インハウス(院内製作)**へと戻ってきたのです。

第5世代(2019年〜):模型レス・ダイレクトプリント

2019年、グラフィー社が画期的な特許を取得。模型を作らずに、マウスピースを直接プリントする技術が登場しました。日本では2024年に認可され、本格的に普及が始まっています。

第5世代の革新性:単なる「模型レス」ではない

第5世代の真の革新性は、模型が不要になったことだけではありません。従来のプレス方式では不可能だった、自由なデザインが可能になったのです。

従来のプレス方式の限界

歯の模型にシートを温めてプレスする方式では、歯の形状にしか対応できませんでした。

ダイレクトプリントの可能性

3Dプリンターで直接造形することで、以下のような機能を追加できます:

  • ウィング:顎の位置を正しく誘導
  • フック:ゴムをかけるための装置
  • パラタルバー:より効果的な歯の移動をサポート

つまり、デザインの自由度が飛躍的に高まり、歯の移動がより画期的に、効果的になったのです。

さらに、37℃の体温で形状記憶が復活する優れた素材により、より精密で効果的な矯正治療が可能になっています。

インハウスアライナーを始めるための3つの必須要素

研究会では、多くの歯科医師が「どうやって始めればいいのか」と質問しました。インハウスアライナーを導入するには、以下の3つが必要です。

1. 設備投資

ピザ屋の例えで考えてみましょう。冷凍ピザを温めて出すだけなら電子レンジだけで済みますが、本格的なピザを焼くなら窯が必要です。

同様に、外注型では設備は不要ですが、インハウスで製作するには3Dプリンターなどの設備投資が必須です。マウスピース矯正の専門性を高めたいクリニックには必要な投資と言えます。

2. シミュレーション技術

外注型では企業に依頼できましたが、インハウスでは自分でシミュレーションを行う必要があります。

「良い窯があっても、ピザのレシピを知らなければ作れない」のと同じです。素晴らしい素材と設備があっても、シミュレーション能力、分析力、治療計画のレベルを高める必要があります。

重要なポイント:外注型アライナーの考え方やステージングは、インハウスアライナーには通用しません。ワイヤー矯正の考え方が外注型アライナーに直接応用できないのと同様に、外注型の考え方をインハウスに持ち込んでも上手くいきません。インハウスには独自のアプローチが必要です。

3. チームビルディング

1人ですべて行うには限界があります。スタッフやテクニシャンと役割分担し、効率的に製作できる体制を整えることが重要です。

次の10年はインハウスアライナーの時代

10年前、外注型アライナーを学びたい歯科医師は多くいましたが、学べる場所はほとんどありませんでした。今では外注型の情報は豊富にあります。

そして今、次に学びたいのは間違いなくインハウスアライナー形状記憶アライナーです。

2014年から続いてきた研究会も、2024年から外注型からインハウスアライナーの研究会へと方向転換しました。世界的に見ても、この分野が今後10年間で大きく成長すると予測されているからです。

まとめ

マウスピース矯正は100年の歴史の中で、手作業からデジタル、外注から院内製作へと進化してきました。そして今、第5世代の「ダイレクトプリント」技術により、より自由で効果的な矯正治療が可能になっています。

患者さんにとっては、より精密で快適な矯正治療を受けられる時代が到来したと言えるでしょう。歯科医師にとっては、新しい技術を学び、専門性を高める絶好の機会です。

マウスピース矯正を検討されている方は、クリニックがどのような技術や設備を持っているかも、選択の参考にしてみてください。

本日の内容は動画でも解説しています

マウスピースに「形状記憶」機能が付いたらどうなるのか?

近年、数ある矯正装置の中でも世界で注目されているのは3Dプリンターで直接マウスピースをプリントしてできる「形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)」でしょう。

形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)は、2019年(世界デンタルショー / 2019年3月ドイツにて)に登場しました。韓国のGraphy社が(社長:Mr. Un-seob Sim)開発し、発表されました。

3Dプリンターで模型を作らずに直接マウスピースをプリントする技術と言うだけでも新しい技術で、多くの企業がその開発に力をかけていました。ですが、なかなか口の中で着脱ができ、矯正力をかけられるようなマウスピースが3Dプリンターで直接プリントすることはできませんでした。しかし、Graphy社は、形状記憶機能までつけて、マウスピース用の材料を発表したのです。

矯正治療と形状記憶の関係

矯正治療で従来から使われるワイヤーにも「形状記憶」が用いられていました。氷水で冷やすと柔らかくなり、口の中の温度で固まる「Ni-Ti ワイヤー」と呼ばれるものです。多くの矯正の先生が今現在も使っています。矯正治療は、このNi-Tiワイヤーの登場で大きく変わりました。

形状記憶がマウスピース矯正に加わると

Graphy社の開発した材料で作られたマウスピース「形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)」には、形状記憶機能がついています。

従来のマウスピースと形状記憶マウスピースの違い『アライナージェネレーション(クインテッセンス出版)』尾島賢治著 P330 より抜粋

矯正力の効果時間
熱可塑性素材と比較して持続的な矯正力にて歯の移動を行う

矯正力の強さ
熱可塑性素材と比較して優しい矯正力(約1/9)で同じ移動が可能(P334、図3-1G 参照)

アライナーの適合力
熱可塑性素材と比較してアンダーカット部のブロックアウトが少なくて良いので適合が高い

④歯との適合性
熱可塑性素材のプレスによる製作とプリンティングによる製作の違いにより歯と適合が良い

装着の方法
熱可塑性素材はチューイ等を使用して噛み込むことで歯に適合させるが、形状記憶素材はお湯に入れてアライナーが軟化後に口腔内装着して時間経過すると適合する

と言うことで、まとめると今でのマウスピースに比べて歯の動きに最適であると言えます。

詳しくは患者様向けシェイプメモリーアライナー.com サイトにて

▶️ シェイプメモリーアライナーの無料矯正相談はこちら

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スマイルイノベーション矯正歯科の無料矯正相談
03-5909-7710

平日:11:00〜13:00 / 15:00〜19:00
土曜:10:30〜13:00 / 14:00〜17:00
休診日:木曜・日曜・祝日
都内3箇所(銀座・新宿・本郷三丁目)にて

ご予約お待ちしております
https://smile-i-ortho.jp/form/consultation/

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最新!形状記憶のアライナーの使用方法について〜患者様向け〜

みなさんごきげんよう。スマイルイノベーション矯正歯科の尾島です。

本日は、初めて形状記憶のアライナー(シェイプメモリーアライナー)を使用される患者様向けの取り扱い方法について詳しくご説明させていただきます。

まず、形状記憶のアライナーは通常のマウスピースとは異なる取り扱いが必要です。新しいアライナーを初めて使う際は、必ず60°以上のお湯に入れて柔らかくしてから口の中に装着してください。これは、アライナーが体温(37°)で元々の形に戻るように設計されているためです。通常の部屋の温度は16°から24°であり、体温と同じ37°ではないため、アライナーが最初の形になるには温める必要があります。

形状記憶のアライナーは柔らかくすることで患者様の口の形に自然にフィットし、治療を快適に進めることができます。柔らかくなったアライナーは口の中で徐々に硬くなり、患者様の歯を動かすためのグリップ力が向上します。この新しいタイプのアライナーは、従来のマウスピースよりも歯のつかみが良いため、アタッチメントなどを必要とせず(または最小限)に治療を行うことができます。

装着後は、数分間口腔内に入れたまま、37°の状態を保持して形状記憶効果を活かしましょう。アライナーは従来のマウスピースよりも柔らかく、少し違和感を感じるかもしれませんが、無理に噛んだりしてフィットさせないように注意してください。しばらくするとアライナーは硬くなりますが、初めの数分は過剰に力を入れることで破損の原因となりますので、気を付けてください。

最後に、形状記憶のアライナーは従来のマウスピースと異なり、アライナーチューイ(咬むためのゴム)をする必要がないため、柔らかくして口の中に入れて適合を待つ姿勢を取りましょう。噛む必要がないため、優しく使用することが大切です。口の中に装着してから硬くなるまで待つ間に、適切に形状が合わせられるように気をつけてください。

このように、形状記憶のアライナーの使い方は従来のアライナーと異なる方法が必要です。ですが、それにより、より患者様の歯の動きに良い効果をもたらしますので、ぜひ使い方を守って矯正治療を進めていきましょう!

本日の内容は、動画でも解説しています。ぜひご覧ください。

 

マウスピース矯正の交換日数はなぜ○日交換なのか?について解説します

皆さん ごきげんよう 尾島です

マウスピース矯正の交換日数って何で1週間交換とか5日交換とか決まっているんですか?

これはよく患者様にも聞いていただくご質問ですね。

これはもう分かりやすく結論からどんと言っちゃった方がいいですか
それとも説明をしっかりした方がいいです?

元々インビザラインのマウスピースはアラインテクノロジーという会社が提供しているシステム(商品名)なんですけどスマイルイノベーション矯正歯科で始まった当初は1枚を2週間交換でした。14日ごとに、次のマウスピースに交換するということです。

今も2週間に1回の交換で交換されている医院もあると思います。
ですが、インビザラインのアラインテクノロジー社(インビザライン社)が公式で「ドクターの判断で1週間に1枚の交換でもいいですよ」という風に発表されました。

じゃあ何で1週間で交換をしてもいいのかというとインビザラインのマウスピースって1枚の移動量が最大0.25mmって決まっているんですね

ということは1週間で0.25mmなので、4週間、大体1カ月で4枚ですから、1mmぐらい移動するということですよね。そういう計算になります。

ワイヤー矯正、マルチブラケット矯正の時代から、大体1カ月に1mmぐらいの移動量というのが基本でした。

歯の周りには歯根があって
歯根の周りの骨が少しずつ
吸収されて歯が動いて
また骨が作られるというのを繰り返して
矯正治療の歯の移動は行われます。

吸収する骨のスピードと体が骨を作るスピードというのが大体1カ月位で1mmという風に計算されているのでワイヤー矯正でも移動量を大体1ヶ月1mmと予測しています。
そのため、マウスピース矯正の場合でも、1ヶ月1mm移動すると考えると、1週間に1枚交換しても良いという計算になります。

ただ場合によっては少し早く交換していいですよという方もいらっしゃいます。

それはどういう時かというと

1つ目は患者さんが凄くしっかりちゃんと使ってくださっている
ちゃんと使ってくださっているのが前提での交換日数になってくるので

1日24時間あるじゃないですか。24時間のうち例えば半分しか使っていなかったりすると半分使って半分動くんだけど残りの半分で歯が戻ってしまいます。結局1週間使っていても戻っているというか、同じ状態になっちゃうんですね

なのでしっかり20時間以上を使っていただくというのを前提でその話が出てくるんですけど、患者さんによってはマウスピースを1日22時間しっかり使っています!という方もいらっしゃって、実際にそのような方のマウスピースは本当に適合が良いです。

そういう方の場合は少し早める場合もあります。

2つ目は歯の移動

この歯の移動は歯根をもの凄く動かすわけじゃなくてちょっと回転させるとか少し傾きを変えるぐらいなので移動量を少しずつ早くしてもいいですよというのがあります。どのような移動をさせているか、どのくらいの量で動かしているかは、先生が決めているので、交換日数も先生が決めていいということになります。会社が決めるわけではありません。

まとめると、

まず1つ目は患者さんの使ってくださっている協力度
2つ目が歯の移動形式
によってマウスピースの交換日数は変わってくるということです。

この移動だったら早くしても大丈夫だよとか
この移動はしっかり使わなきゃだめだよとかがあります

あと3つ目は加速矯正装置というのがあってそれを使うと顎の骨の血流の流れが良くなり、歯が動く時の骨のリモデリングが行われやすくなるという効果がありますのでマウスピースを1週間ではなく早く交換してもいいよというのがあります。加速矯正装置については、別のブログでも解説していますので、みてみてくださいね!

4つ目は形状記憶 シェイプメモリーアライナー
インビザラインのような硬いマウスピースではなくて、最新の新素材の形状記憶のマウスピースというのがあるんですけど形状記憶のマウスピースは1枚の移動量を0.35mm位にする場合もあります。

何でかというと論文があるのですが、インビザラインのような硬いマウスピースに比べて、同じ移動量でも感じる力は10分の1ぐらいのため、移動量を多くしても痛みを感じにくいのです。シェイプメモリーアライナーのマウスピースは、柔らかくできるマウスピースなのです。

シェイプメモリーアライナーのマウスピースはどんなもの?
温度変化によって、柔らかくできるマウスピースです。体温に近い36〜37度で、計画された形状に戻る形状記憶のレジン(プラスチック)を使用しているので、装着時には柔らかくすることで、装着時の痛みを軽減できると言えます。

実際に使用されている患者様からの報告では、
・インビザライン矯正と比べて装着時の圧迫感や痛みが少ない
・ガタガタの歯並びでマウスピースが入れにくい時も簡単に装着できる

などというお声をいただいています。

スマイルイノベーション矯正歯科では、2023年11月現在では400名ぐらいの患者様にご使用いただいています。
初めから新しいシェイプメモリーアライナーのマウスピースの方もいらっしゃいますし、インビザライン矯正でスタートして、途中からこちらのマウスピースを使っている方もいらっしゃいます。

「動いているんですか?これ」という風におっしゃるぐらいの力というか快適さというかそういうのがあるのでその場合は加速装置を使わなくても1枚の移動量が既に速いので加速装置を使わなくても1週間でもインビザライン矯正よりも歯の移動は速いといえます。

 

なのでマウスピースの交換日数というのは先生が判断して

この患者さんはこうした方がいいのかなとかね

これでも対応できるかなというので計算して

先生方が患者様にお話ししてくださっているので

それを基準に頑張っていただけたらいいのかなと考えています

反対にすごくゆっくり進めた方がいい場合はありますか?

マウスピースの交換日数が遅い人ももちろんいらっしゃいます。
10日交換や14日交換でいいですよみたいな場合もあります。

スマイルイノベーション矯正歯科でも、積極的に歯が移動する時には3〜7日交換のことが多いですが、保定に近くなってきて、微調整の時期などには、ゆっくり使用していただく場合もあります。

あんまり使えてないから1枚を1〜2カ月使って本当にちょっとずつ進んでいる人っていると思うんですけどそうするとデメリットってありますか?

交換日数を延ばすことの危険性はないです。数日交換日数がずれる程度は、ほとんど問題ありません。ですが、歯の移動、矯正治療の観点からすると、デメリットはあります。

例えば、元々抜歯矯正の予定で、小臼歯抜歯をしてから3〜4年経ってまだまだゆっくり進めている、、となると、抜歯した部位の骨がなくなってしまって、埋められなくなる場合があります。

抜歯矯正の場合は、抜歯のスペースが閉じるまでは通常のスピードでマウスピースを交換した方がいいと思います。

 

「自分的には5年かかっても良いからゆっくり進めてます」という方もたまにいらっしゃるのですが、生体変化からするとよくない場合もあります。

 

矯正移動している最中というのはどういう変化が起きているかというと骨が硬くなくて骨が柔らかくなっているわけで、歯が動きやすくなっているわけです。

なんでかというと常に吸収されて作られるというのは繰り返されているから柔らかい状態というのはやっぱりあまり噛めないでしょう。ということはご飯もしっかり噛んでいると思っていたとしても噛めてなかったり、なので咀嚼がやっぱり弱いよね。なので動いているようで動いていない感じというのは本当にご飯をいたずらにゆっくり食べているような感じ。

ご飯ってゆっくり食べた方がいいんじゃないですかとは思わない?

それが大体30分ぐらいだったらいいかもしれない
でも4時間食べ続けていたらどうでしょうか?

お口の中に食べ物が入ったりするとどうなるかというと唾液の中の酸がいっぱい出てくるんですよ。殺菌をするために

外からのものって普通は調理されてないじゃないですか、動物の世界って。

だから食べ物をお口の中に入れると酸化するんです。酸が強い唾液が出てくるわけです。普段はPH7なんですけどPH5.5ぐらいに下がるわけです。またご飯を食べなくなるとPHが中性の7になってくるんです

だらだら食いといってね、ずっと飲んで食べている人って何でいけないのというとずっとPHが下がっている状態でずっとお口の中が酸性になってしまうので、歯に穴が空きやすい。虫歯になりやすいって事なんですね

なのでご飯を30分、1時間位だったらいいかもしれないけど4時間、5時間ゆっくりずっと食べていますとそれを1日3回入れますと

5時間を3回やったら15時間PH下がっているわけだからね
全く意味がないじゃない

なので矯正治療というのも、例えば6年間ぐらいやっている方もいますね。
お子さんのような成長期
それはもうしょうがないと思うんです。成長期があるからね

だけど成人の方で、通常は2年くらいで終わる予定のものを、ご自分の判断でマウスピースを移動させるのを遅くしすぎちゃうのというのはそこに医学的な根拠がないです。

医学的な根拠がないということはどういうことかというと治療の効果としてはすごくいい効果じゃなくてちょっと残念なことも出てきちゃう場合があるということです。

ちょっと話が違うかもしれないけど、抜歯をした時に気持ち悪いからぶくぶくをいっぱいしちゃったり血の塊を取っちゃった方がいいかなと思う方がいるんだけどそうすると血が溜まりにくくなるでしょう。かさぶたを取っちゃうような感じだから。だから抜歯をした後に血の塊は取らないでくださいねという医学的な根拠があるわけね。血餅というものがあってかさぶたを作ってくれるから、なのでそこはいたずらにツンツンしたり歯ブラシしちゃったらダメよという根拠があるのを先生が教えてくれます。

矯正治療に限ってもそうで「このスピードで動かしてください、マウスピースを交換してください」というのはちゃんと根拠があるからなのであまり自分の判断で遅くしちゃったり早くしちゃったりするのは良くないんじゃないかなって思っています。担当の先生に聞いて、どの日数がいいですかみたいなのはご相談されるのがいいかもしれませんね。

インビザラインさんが2週間に1回がいいよという風に推奨されていたので長くても2週間ぐらいがいいかもしれないですね

 

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

それでは皆さんご機嫌ようまたね!!

動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください ↓↓