内製型アライナーのテクニックは外注型とどう違う?ドクター向け

歯科矯正の新しい流れ:インハウス型アライナーとは?

こんにちは。歯科矯正治療を受けられている皆様に、今、矯正治療の世界で起きている大きな変化についてお話しします。

従来の矯正治療から新しい治療法へ

これまで多くの歯科医院では「外注型アライナー」という方法で矯正治療を行ってきました。しかし今、「内製(インハウス)型アライナー」という新しい方法に移行する医院が増えています。

一見すると「新しい方法を学ぶのは大変そう」と思われるかもしれません。でも実は逆なんです。新しい方法の方がシンプルで、より良い治療ができるのです。

外注型と内製型、何が違うの?

外注型アライナー(従来の方法)

  • 歯型を取って外部の会社に送る
  • マウスピースが届くまで待つ必要がある
  • 治療計画の変更に時間がかかる
  • 標準化されたアプローチ

内製(インハウス)型アライナー(新しい方法)

  • 医院内ですべて作成・管理
  • 必要な時にすぐマウスピースを作れる
  • 治療の途中で細かく調整できる
  • 患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療

患者様にとってのメリット

1. 待ち時間が短い

従来は1ヶ月待つこともありましたが、インハウス型なら「○月○日の○時には準備できます」と具体的にお伝えできます。

2. きめ細かい対応

治療中に「思っていたのと少し違うな」という時も、すぐに新しいマウスピースを作って修正できます。従来の方法では、ワイヤーやゴムを追加で使う必要がありましたが、その必要がなくなります。

3. より自然な歯の動き

アタッチメント(歯につける小さな突起)を使わなくても、しっかり歯を動かせるようになってきています。見た目もより自然です。

4. 治療の透明性

先生が院内ですべてコントロールできるため、治療の進行状況や今後の予定がより明確になります。

なぜ今、この変化が起きているの?

技術の進歩により、以下のことが可能になりました:

  • 3Dプリンター技術の向上 – 短時間で高品質なマウスピースが作れる
  • AI技術の導入 – より精密なシミュレーションが可能に
  • 材料の進化 – より効果的で快適なマウスピースの開発

これは、写真を現像するのに写真屋さんに持っていく必要がなくなったのと同じような変化です。技術が進歩したことで、より速く、より良いサービスが提供できるようになったのです。

まとめ

インハウス型アライナーは、一見複雑そうに見えますが、実は:

✓ よりシンプル

 ✓ より速い

 ✓ より正確

 ✓ より柔軟な対応が可能

 

患者様にとっても、より快適で効果的な矯正治療を受けられる時代になってきています。

これからの矯正治療は、待ち時間が少なく、一人ひとりに合わせた細やかな対応ができる方向に進んでいます。もし担当の先生がインハウス型アライナーを導入されたら、それはより良い治療を受けられるチャンスだと捉えていただければと思います。


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