アライナー矯正治療は外注か?内製か?どっちがおすすめ?〜ドクター向け〜

【患者様向け】マウスピース矯正、どこで作るかで何が変わる?2025年の最新事情

こんにちは!マウスピース矯正を受けている方、これから始めようと思っている方に、ぜひ知っておいてほしいお話があります。

実は、マウスピース矯正には**「どこで作るか」**によって大きな違いがあるんです。今日はその違いと、あなたにとって何がベストなのかをわかりやすくお伝えします。

マウスピースの作り方、実は2種類あるんです

①外注型(がいちゅうがた)

歯医者さんで歯型を取って、専門の会社に送って作ってもらう方法です。有名なマウスピース矯正ブランドの多くがこのタイプ。計画的に何十枚ものマウスピースをまとめて作ります。

メリット:

  • 歯医者さんが高額な機械を買わなくてOK
  • 矯正を始めたばかりの歯医者さんでも導入しやすい

デメリット:

  • 歯型を取ってから届くまで時間がかかる(通常1ヶ月程度)
  • 途中で調整したくてもすぐには対応できない

②院内製作型(いんないせいさくがた)

歯医者さんが自分のクリニックで、3Dプリンターを使って作る方法です。最新の「形状記憶素材」という特殊な材料を使います。

メリット:

  • 必要な時にすぐ作れる!
  • 細かい調整がスピーディー
  • 先生が「ここをもう少し動かしたい」と思ったらすぐ対応

デメリット:

  • クリニックが設備投資をする必要がある

実はマウスピース矯正、もともとは院内製作から始まったんです

マウスピース矯正の歴史をちょっと振り返ってみましょう:

  • 第1世代・第2世代:院内製作でスタート
  • 第3世代:外注型が主流に
  • 第4世代・第5世代(今ここ!):3Dプリンター技術の進化で、再び院内製作が注目されています

つまり、最新トレンドは「院内製作」への回帰なんです。でも、「どちらか一方だけ」ではなく、「両方を上手に組み合わせる」時代になっています。

あなたの状況別:どっちが向いてる?

【ケース1】お子様の矯正 → 院内製作がおすすめ!

お子様の矯正で院内製作が特に優れている理由は3つあります。

理由❶ 歯の生え変わりにすぐ対応できる

お子様の場合、乳歯が抜けて永久歯が生えてくるタイミングがあります。外注型だと、新しい歯が生えてきたのに「新しいマウスピースが届くまで1ヶ月待ち」なんてことも。院内製作なら、その日のうちに対応可能です。

理由❷ 成長に合わせた調整ができる

お子様の顎は日々成長しています。歯だけでなく、顎の骨全体がどんどん大きくなっていくんです。だから、こまめに歯型を取って、成長に合わせて調整することがとても大切。院内製作なら、ベストなタイミングで対応できます。

理由❸ 長期治療でも期限切れの心配なし

小児矯正は5〜6歳から始めて、14歳頃まで続くこともあります。途中で「1期治療」が終わって休憩期間を挟み、すべての歯が生えそろってから「2期治療」を始めることも。

外注型だと、この休憩期間中に契約期限が切れてしまい、「2期治療を始めるのに、また最初から契約し直し」なんてことに。院内製作なら、ワイヤー矯正と同じように期限を気にせず、必要な時に治療を再開できます。

【ケース2】ちょっとした後戻りや微調整 → 院内製作が便利!

矯正治療が終わって、保定期間(リテーナーをつける期間)に入った後、「あれ?ちょっと歯が動いちゃった?」ということ、実は少なくありません。

外注型の場合:

  • また歯型を取って会社に送る
  • 新しいマウスピースが届くまで約1ヶ月
  • でも契約期限が切れていたら、追加費用がかかることも

院内製作の場合:

  • その場ですぐ対応
  • コストも時間も節約
  • 「ちょっと気になる」レベルで早めに対処できる

【ケース3】マウスピースが合わなくなった時 → 院内製作で即対応!

矯正治療中、マウスピースがうまくフィットしなくなったり、歯の動きが計画通りにいかないこと、時々あります。

外注型の場合:

  • 新しいマウスピースを注文
  • 届くまで約1ヶ月待つ
  • その間、治療が進まない(これが一番もったいない!)

院内製作の場合:

  • 月1回の通院で細かく調整
  • すぐに治療を再開できる
  • 結果的に治療期間が短くなる可能性も

【ケース4】手術を伴う矯正治療 → 院内製作が理想的!

顎の手術や、上顎を広げる治療(MSE)などを行った後は、**「RAP効果」**という特別な期間があります。これは、手術などで骨に刺激が加わった後の約3ヶ月間、歯がとても動きやすくなる現象です。

この貴重な「ゴールデンタイム」を、「マウスピースが届くのを待つ時間」で無駄にしてしまうのはもったいない!院内製作なら、手術直後からすぐに治療を開始できます。

【ケース5】複雑な矯正治療 → 組み合わせが効果的!

歯を抜いて矯正する場合など、複雑なケースでは、段階に応じて外注型と院内製作を組み合わせることで、より効率的な治療が可能です。

例えば:

  1. 奥歯を後ろに動かす段階(2mm程度)→ 院内製作でスタート
  2. ある程度スペースができた → 外注型にバトンタッチ
  3. 最後の細かい仕上げ → また院内製作で調整

または:

  1. 外注型でメインの治療
  2. うまくいかない部分を院内製作でリカバリー
  3. 最後の仕上げは再び外注型で

こんな風に自由に組み合わせられるのが、2025年以降の新しいスタイルです。

「組み合わせ」が患者様にとって最高の結果を生む

2025年以降、「外注型だけ」「院内製作だけ」という時代は終わりました。これからは、あなたの状況に合わせて最適な方法を選ぶ・組み合わせる時代です。

実際の組み合わせ例

パターン1:保定期間の安心プラン 外注型でしっかり治療完了 → 保定期間中の微調整は院内製作で

パターン2:スピード重視プラン 院内製作で初期治療 → 外注型で本格移動 → 仕上げは院内製作

パターン3:リカバリー重視プラン 外注型で治療中、フィットしなくなったら院内製作で一時的に修正 → 軌道に乗ったら外注型に戻す

あなたにとってのメリットまとめ

この新しい治療スタイルで、あなたが得られるメリット:

✓ 待ち時間の削減

「新しいマウスピースが届くまで1ヶ月待ち」が減る

✓ 通院回数の削減

「マウスピースが合わなくて何度も通院」が減る

✓ 治療期間の短縮

素早い対応とリカバリーで、トータルの期間が短くなる可能性

✓ より精密な仕上がり

細かく調整しながら進められるので、理想の歯並びに近づける

✓ コストパフォーマンス向上

治療後の小さな調整に、大きな追加費用がかからない

✓ 安心感アップ

何かあってもすぐ対応してもらえる安心感

最新素材「形状記憶マウスピース」って何?

院内製作で使われる最新の素材は、体温(37度)で形状記憶機能を発揮する特殊な材料です。

従来のマウスピースとの違い

  • 装着感:より快適で違和感が少ない
  • 効率性:歯をより効率的に動かせる
  • 耐久性:丈夫で長持ち

この新素材は「グラフィアライナー」と呼ばれ、世界中の歯科矯正学会で注目されています。アメリカやヨーロッパの大学でも研究が進み、多くの論文が発表されている、確かな技術です。

なぜ今、院内製作が注目されているの?

理由1:3Dプリンター技術の進化

以前は高額で精度も今ひとつだった3Dプリンターが、今では高精度で手の届く価格になりました。

理由2:形状記憶素材の登場

ただのプラスチックから、体温で反応する高機能素材へと進化しました。

理由3:患者様のニーズの変化

「早く」「柔軟に」「無駄なく」治療を進めたいという声が増えています。

「外注型一択」では窮屈な時代に

ワイヤー矯正でも、いろんな種類の装置を状況に応じて使い分けますよね?それと同じで、マウスピース矯正も「この方法しか使えません」では、患者様にとって最高の結果が出せないことがあります。

マウスピース矯正を専門にしている先生なら、患者様も「マウスピースで最後まで治療してほしい」と思うはず。だからこそ、柔軟に対応できる環境があることが大切なんです。

こんな時は先生に相談してみましょう

  • マウスピース矯正を検討している
  • 現在の治療で「もっと早く進められないかな?」と感じている
  • 治療が終わったけど、少し後戻りが気になる
  • お子様の矯正を考えている
  • 治療中にマウスピースが合わなくなった
  • 保定期間中の微調整をどうするか悩んでいる

ぜひ担当の先生に「院内製作のマウスピース」や「治療方法の組み合わせ」について聞いてみてください。

まとめ:あなただけのオーダーメイド治療へ

2025年以降のマウスピース矯正は、もっとドラマチックで、もっとあなたに寄り添った治療になっています。

「外注型」と「院内製作」、どちらか一方を選ぶのではなく、あなたの状況に合わせて最適な方法を組み合わせる—それが新しいスタンダードです。

最新の技術と素材、そして柔軟な治療計画によって、より快適に、より効率的に、そしてより美しい笑顔を手に入れられる時代になりました。

あなたの理想の歯並びへの道のりが、もっとスムーズで快適なものになりますように。

次回の診察時に、ぜひ先生に「どんな選択肢があるの?」と聞いてみてください。新しい可能性が広がるかもしれません!

 

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第2回インハウスアライナー矯正歯科研究会を終えて

インハウスアライナー矯正の新時代:2025年日本アライナー矯正科研究会レポート

今回は、2025年9月に開催された日本アライナー矯正科研究会について、歯科矯正の最前線で起きている革新的な変化をご紹介します。

3つの大きな変化:成長・革新・未来

1. 目覚ましい成長

2014年から2023年まで外注型アライナーの研究会を続けてきましたが、菅原準二先生のアドバイスにより、「10年経つと時代が変わる」という考えから、2024年よりインハウスアライナー矯正研究会として新たなスタートを切りました。

外注型アライナーは、アメリカでは1998年、ヨーロッパでは2001年から始まり、すでに26〜27年の歴史があります。その技術はある程度成熟しているため、これからの可能性はインハウスアライナーにあると考えています。

今年の研究会では、昨年と比較して日本の先生方の発表レベルが飛躍的に向上し、治療が完全に仕上がった症例が多数発表されました。また、日本の先生方が海外でも講演する機会が増え、インターナショナルスピーカーとして成長している姿が印象的でした。

2. ゲームチェンジャーの登場:革新的な素材

今までアライナーは自分で作れないと思われていましたが、3Dプリンター技術の高性能化により、状況が一変しました。

従来のアライナー素材は単層のプラスチックから3層、5層へと進化してきましたが、今回注目されたのは形状記憶機能を持つダイレクトプリントアライナーです。この新素材により、これまでできなかった治療が可能になりました。

アタッチメント不要の矯正治療

今回の研究会の大きなトピックの一つが「アタッチメントを使わない矯正治療」でした。多くの先生方がアタッチメントなしで治療を成功させた症例を発表されました。

アタッチメント不要のメリット:

  • エナメル質へのエッチングが不要
  • ホワイトスポット(白濁)のリスク軽減(論文では10〜30%のリスクがあると報告されています)
  • アタッチメントが外れるなどの緊急対応が不要
  • チェアタイム(診療時間)の短縮
  • 混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)の対応が容易

特にお子様の矯正治療では、外注型だと歯が抜けてから新しいアライナーが届くまで1ヶ月かかることもありますが、インハウスなら2ヶ月に1回の通院でどのような状態にも対応できます。

3. 未来を見据えた展開

今回の研究会から、インハウスアライナーを**「グラフィーアライナー」**という名称で統一することになりました。これは韓国の企業が開発した、体温37度で形状記憶機能を発揮するダイレクトプリントアライナーです。

グラフィーアライナーは世界的に注目されており、アメリカのセントルイス大学やコネチカット大学、ドイツの研究者らによる論文も多数発表されています。2024年11月には、Journal of Clinical Orthodontics(JCO)という権威ある学術誌にも論文が掲載されました。

研究会の特徴:チーム医療の重要性

今回の研究会では、歯科医師だけでなくスタッフの方々も一緒に発表する形式を取りました。実際に院内でどのように製作しているのか、バックサイドでどのように支えているのかをリアルに知ることができる貴重な機会となりました。

10年前との比較

2014〜2015年頃と比較すると、外注型アライナーだけの時代ならそれほど大きな変化はなかったかもしれません。しかし、インハウスアライナー、特に形状記憶素材の登場により、矯正治療は劇的に進化しました。

タイムマシンで10年前の自分が今の研究会を見たら、きっと驚くほどの変化です。

これから学びたい方へ

インハウスアライナー矯正に興味のある歯科医師の先生方には、夜間コース(オンライン)やクリニカルコース(対面)での学習をお勧めします。

外注型からインハウスへの移行を実際に経験した講師陣から、最新の知識と技術を学ぶことができます。

また、研究会に参加できなかった方も、9月16日からオンデマンド配信が開始されますので、ぜひご覧ください。スピーカーの先生方やスタッフさんへのインタビューなど、オンデマンド限定のコンテンツも用意されています。

まとめ

歯科矯正治療は今、大きな転換期を迎えています。新しい素材と技術により、より患者様に優しく、効率的な治療が可能になってきました。2026年の研究会では、さらにどのような進化が見られるのか、今から楽しみです。
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アライナー矯正治療のためのクリンチェックは誰が作るの?インハウスアライナー編

歯科矯正治療の新しい選択肢:インハウスアライナーが患者様にもたらすメリット

こんにちは。今日は、当院が力を入れている「インハウスアライナー」について、患者様にとってどんなメリットがあるのかをわかりやすくお伝えします。

インハウスアライナーとは?

インハウスアライナーとは、マウスピース型矯正装置を外部企業に完全に依存するのではなく、クリニック内で治療計画の作成や調整を行う治療方法です。

従来の外注型では、企業のスタッフが治療のシミュレーションを作成していましたが、インハウスでは歯科医師が直接、患者様一人ひとりに最適な治療計画を立てることができます。

患者様にとっての4つの大きなメリット

1. トラブル時の迅速な対応

矯正治療中、マウスピースがうまくフィットしなくなることがあります。

外注型の場合、再発注には時間とコストがかかり、場合によってはワイヤー矯正に切り替える必要も出てきます。しかし、インハウスであれば、院内で素早く調整用のマウスピースを作成できるため、患者様をお待たせすることなく、ご希望のマウスピース矯正を続けられます

2. 矯正後の安心した保定期間

矯正治療は装置を外した後の「保定期間」がとても大切です。

もし外注型の契約が終了してしまった場合、わずかな後戻りでも高額な費用がかかってしまいます。インハウス技術があれば、保定期間中も低コストで迅速に対応でき、長期的に患者様の美しい歯並びを守ることができます

3. 治療費への影響を最小限に

外注企業に依存していると、企業の価格変更の影響を直接受けてしまいます。

インハウス化により、より安定した治療費で、質の高い矯正治療を提供し続けることが可能になります。これは特に、長期的な治療やメンテナンスにおいて、患者様の経済的負担を軽減することにつながります。

4. より高度な治療技術の提供

インハウスでマウスピースを作成する技術を持つことで、歯科医師やスタッフの専門知識と経験が日々蓄積されていきます。

同じマウスピース矯正でも、クリニックによって技術力には大きな差があります。当院では院内で製作技術を磨き続けることで、より精度の高い、患者様一人ひとりに最適化された治療をご提供できます。

まとめ:患者様の笑顔を長期的に守るために

インハウスアライナーは、単なる治療方法の違いではありません。

  • 治療中のトラブルにも迅速に対応
  • 矯正後も長期的にサポート
  • 安定した治療費
  • 高い技術力による質の高い治療

これらすべてが、患者様の美しい笑顔を、より確実に、より長く守ることにつながります。

当院では、外部企業に依存せず、責任を持って患者様の矯正治療を最初から最後まで、そして治療後も継続してサポートできる体制を整えております。

矯正治療をご検討中の方、治療後のメンテナンスについてご不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ご予約・ご相談はお気軽にお問い合わせください

 

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海外でも注目のインハウスアライナー矯正はどうやって始めたらいいのか?〜歯科医師向け〜

マウスピース矯正の進化:100年の歴史と最新の「第5世代」インハウスアライナー

2025年8月に開催されたインハウスアライナー研究会が大きな反響を呼んでいます。参加した多くの歯科医師から「インハウスアライナーを始めたい」「形状記憶アライナー(シェイプメモリーアライナー)の使い方を知りたい」という声が殺到しているそうです。

今回は、マウスピース矯正(アライナー矯正)の歴史と、なぜ今「インハウスアライナー」が注目されているのかを、わかりやすく解説します。

マウスピース矯正の100年の歴史

実は、マウスピース矯正は1926年から始まっており、2026年には100年の歴史を迎えます。その進化を世代別に見てみましょう。

第1世代(1926年〜):手作業の時代

粘土のような印象材で歯型を取り、石膏模型を作成。その模型をバラバラにして手作業で動かし、プレスして作る方法でした。1回の歯型から1枚のマウスピースしか作れず、細かい歯の移動が困難だったため、「マウスピースでは歯が動かせない」と思われていました。

第2世代(1997年〜):デジタル化の始まり

アメリカのパシフィック大学で、コンピューターのCAD/CAMを使った革新的な方法が開発されました。歯型をデジタルデータ化し、コンピューター上で治療計画を立てる時代の幕開けです。これがインビザラインの始まりであり、外注型マウスピース矯正の時代が始まりました。

第3世代(2011年〜):口腔内スキャナーの登場

従来の印象材による型取りではなく、スキャナーで歯をデジタル化できるようになりました。スキャンデータを外注先の企業に送り、マウスピースを製作してもらう方式です。

第4世代(2015年〜):3Dプリンターで院内製作へ

3Dプリンター技術の進化により、クリニック内で歯型模型をプリントできるようになりました。スキャン→シミュレーション→模型プリント→プレスという流れで、再び**インハウス(院内製作)**へと戻ってきたのです。

第5世代(2019年〜):模型レス・ダイレクトプリント

2019年、グラフィー社が画期的な特許を取得。模型を作らずに、マウスピースを直接プリントする技術が登場しました。日本では2024年に認可され、本格的に普及が始まっています。

第5世代の革新性:単なる「模型レス」ではない

第5世代の真の革新性は、模型が不要になったことだけではありません。従来のプレス方式では不可能だった、自由なデザインが可能になったのです。

従来のプレス方式の限界

歯の模型にシートを温めてプレスする方式では、歯の形状にしか対応できませんでした。

ダイレクトプリントの可能性

3Dプリンターで直接造形することで、以下のような機能を追加できます:

  • ウィング:顎の位置を正しく誘導
  • フック:ゴムをかけるための装置
  • パラタルバー:より効果的な歯の移動をサポート

つまり、デザインの自由度が飛躍的に高まり、歯の移動がより画期的に、効果的になったのです。

さらに、37℃の体温で形状記憶が復活する優れた素材により、より精密で効果的な矯正治療が可能になっています。

インハウスアライナーを始めるための3つの必須要素

研究会では、多くの歯科医師が「どうやって始めればいいのか」と質問しました。インハウスアライナーを導入するには、以下の3つが必要です。

1. 設備投資

ピザ屋の例えで考えてみましょう。冷凍ピザを温めて出すだけなら電子レンジだけで済みますが、本格的なピザを焼くなら窯が必要です。

同様に、外注型では設備は不要ですが、インハウスで製作するには3Dプリンターなどの設備投資が必須です。マウスピース矯正の専門性を高めたいクリニックには必要な投資と言えます。

2. シミュレーション技術

外注型では企業に依頼できましたが、インハウスでは自分でシミュレーションを行う必要があります。

「良い窯があっても、ピザのレシピを知らなければ作れない」のと同じです。素晴らしい素材と設備があっても、シミュレーション能力、分析力、治療計画のレベルを高める必要があります。

重要なポイント:外注型アライナーの考え方やステージングは、インハウスアライナーには通用しません。ワイヤー矯正の考え方が外注型アライナーに直接応用できないのと同様に、外注型の考え方をインハウスに持ち込んでも上手くいきません。インハウスには独自のアプローチが必要です。

3. チームビルディング

1人ですべて行うには限界があります。スタッフやテクニシャンと役割分担し、効率的に製作できる体制を整えることが重要です。

次の10年はインハウスアライナーの時代

10年前、外注型アライナーを学びたい歯科医師は多くいましたが、学べる場所はほとんどありませんでした。今では外注型の情報は豊富にあります。

そして今、次に学びたいのは間違いなくインハウスアライナー形状記憶アライナーです。

2014年から続いてきた研究会も、2024年から外注型からインハウスアライナーの研究会へと方向転換しました。世界的に見ても、この分野が今後10年間で大きく成長すると予測されているからです。

まとめ

マウスピース矯正は100年の歴史の中で、手作業からデジタル、外注から院内製作へと進化してきました。そして今、第5世代の「ダイレクトプリント」技術により、より自由で効果的な矯正治療が可能になっています。

患者さんにとっては、より精密で快適な矯正治療を受けられる時代が到来したと言えるでしょう。歯科医師にとっては、新しい技術を学び、専門性を高める絶好の機会です。

マウスピース矯正を検討されている方は、クリニックがどのような技術や設備を持っているかも、選択の参考にしてみてください。

本日の内容は動画でも解説しています

形状記憶アライナーとは?痛くないマウスピース矯正の最新技術

【2025年最新】形状記憶アライナーとは?従来のマウスピース矯正と何が違うの?痛くない矯正治療を徹底解説

東京・銀座・新宿で話題の形状記憶ダイレクトプリントアライナー。従来のインビザラインと何が違う?痛みが少なく、アタッチメント不要の最新マウスピース矯正を尾島先生が徹底解説。子供の矯正にも最適です。

はじめに

マウスピース矯正といえば、インビザラインを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は今、矯正歯科の世界では「形状記憶ダイレクトプリントアライナー」という最新技術が注目を集めています。

従来のマウスピース矯正と比べて、痛みが少なく、治療期間も短縮できるこの新しい技術について、東京・銀座・新宿エリアでも導入が進んでいます。今回は、アライナー矯正20年の経験を持つ尾島先生の解説をもとに、この革新的な矯正治療について詳しくご紹介します。

従来のマウスピース矯正との決定的な違い

製造方法の革新

従来のマウスピース矯正(インビザラインなど)は、模型にプラスチック素材を柔らかくして圧着(プレス)して作るタイプでした。一方、形状記憶ダイレクトプリントアライナーは、患者様の歯型データから直接3Dプリンターでマウスピースを作製します。

この製造方法の違いが、治療の質に大きな差を生み出しているのです。

インハウス型だからできること

「インハウスアライナー」とは、歯科医院内で製作できるマウスピースのこと。従来の外注型アライナーでは、歯型を取ってから受け取るまで2〜3週間かかっていましたが、インハウス型なら最短当日、遅くても1週間以内にお渡しできます。

このスピード感が、特にお子様の矯正治療において大きなメリットとなります。

形状記憶アライナーの9つのメリット

1. 圧倒的な適合性で治療結果が向上

直接歯型データからマウスピースを作製するため、適合性が非常に高いのが特徴です。適合が良い=歯のコントロールが良いため、治療結果が格段に向上します。

2. 痛みが少なく快適な装着感

2022年にアメリカのセントルイス大学の研究で明らかになったのは、同じ0.3mmの歯の移動に必要な力が、従来型では15g必要なのに対し、形状記憶アライナーではわずか1.5gで済むということ。

1/9の力で同じ移動ができるということは、痛みが非常に少なく、快適に治療を進められるということです。「痛くない矯正」を実現する大きな理由がここにあります。

3. 体温で最適な形に変化

形状記憶機能により、お口の中に入ると体温で決まった形にピタッとフィット。優しく包み込むような装着感で、従来型のような圧迫感がありません。

4. 高いカスタマイズ性

外注型のアライナーは企業の技工士に依頼しますが、インハウスアライナーは担当医師が直接プランニング。尾島先生のような20年の経験を持つ専門医が、一人ひとりに最適な移動計画を立てられるため、無駄な移動がなく効率的です。

5. 子供の矯正(混合歯列期)に最適

お子様の矯正で最も難しいのが、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」です。永久歯が生えてくる際、従来の外注型アライナーでは歯型を取ってから受け取るまでの2〜3週間で歯の位置が変わってしまい、届いた時にはすでに合わないケースがありました。

インハウスアライナーなら1週間以内に製作できるため、成長期のお子様の歯の動きにも柔軟に対応できます。東京・新宿・銀座エリアで子供の矯正をお考えの親御様には特におすすめです。

6. 複雑な症例にこそ効果を発揮

「インハウスアライナーは簡単な症例向け」という誤解がありますが、実は逆です。難しい歯並びほど、細かく段階を刻んで治療していく必要があります。

従来型では1〜2年分のマウスピースを一気に製作していましたが、インハウス型なら2ヶ月ごとに歯型を取り、その都度最適なマウスピースを製作できます。適合の良い状態を維持しながら治療を進められるため、複雑な症例でも確実に歯を動かせるのです。

7. 「アンフィット問題」を完全解決

従来のマウスピース矯正最大の問題は「アンフィット(マウスピースと歯が合わなくなること)」でした。世界中の矯正医が、ゴムを使ったり部分的にワイヤーを付けたりと、受け取ったマウスピースに無理やり合わせようとしていました。

インハウスアライナーなら、その都度の状態に応じた適合の良いマウスピースをスピーディに製作できるため、アンフィット問題は事実上なくなりました。ワイヤー矯正のように、移動に応じてその都度調整していく、本来の矯正治療が実現できるのです。

8. アタッチメント不要で見た目もスッキリ

多くのマウスピース矯正では、歯の表面に「アタッチメント」という突起物をたくさん付けるイメージがありますよね。

形状記憶アライナーは、歯のアンダーカット(くぼみ)にグッと噛み込ませることでグリップ力を確保できるため、ほとんどアタッチメントなしで治療が可能です。見た目にも目立たず、より快適です。

9. 虫歯リスクの大幅な軽減

アタッチメントの周りは虫歯初期症状(ホワイトスポット)になりやすく、2025年の論文ではアライナー矯正治療中の10〜30%に発生する可能性があるとされています。

アタッチメントがほぼ不要ということは、虫歯リスクが限りなく少ない最新の矯正治療と言えます。

世界が注目する最新矯正技術

2024年11月、権威ある学術誌「Journal of Clinical Orthodontics」に、ダイレクトプリントアライナーの臨床報告が掲載されました。現在、世界の矯正学会で最もホットなトピックスとなっているこの技術を、東京・銀座・新宿エリアでいち早く導入しているクリニックがあります。

まとめ:次世代のマウスピース矯正を体験してみませんか?

形状記憶ダイレクトプリントアライナー(インハウスアライナー)は、従来のマウスピース矯正やインビザラインと比較して、以下のような優位性があります:

痛みが少ない(従来の1/9の力で移動可能)
治療期間が短い(最短当日〜1週間でお渡し)
適合性が高い(治療結果の向上)
アタッチメント不要(見た目が目立たない)
虫歯リスクが低い
子供の矯正にも最適
複雑な症例にも対応

「痛くない矯正治療」「最新のマウスピース矯正」をお探しの方、お子様の矯正をお考えの親御様は、ぜひこの革新的な治療法を検討してみてはいかがでしょうか。

東京・新宿・銀座エリアで、20年以上のアライナー矯正経験を持つ尾島先生のような専門医による治療を受けることができます。

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本日の内容はこちらから動画でもご覧いただけます
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<最新版>マウスピース矯正の種類について

ごきげんよう。今日は、最近よく聞くマウスピース矯正治療の種類と特徴について、患者様にわかりやすくご説明します。これからマウスピース矯正治療を考えている患者様に、ぜひ参考にしていただきたいです。

マウスピース矯正は1種類じゃない?

「マウスピース矯正」と聞くと、1つの方法しかないと思われるかもしれませんが、実は世界中にたくさんの種類があります。例えば、2018年の中国矯正歯科学会に講演で行かせていただいた際に、展示されていただけでも60社のマウスピースシステムがありました。

有名なものとしては、インビザライン、クリアコレクト、スパークなど、様々なメーカーのシステムが存在しています。

外注型と内製型の違い

マウスピース矯正には大きく分けて2つのタイプがあります。

外注型マウスピース

外部の会社に依頼して作ってもらうタイプです。1998年にインビザラインが登場し、初めから最後までのマウスピースを一度に作成する方式が広まりました。

内製型マウスピース(インハウスアライナー)

実は、マウスピース矯正は1945年のドイツで、院内で作る方法から始まりました。最近の3Dプリンター技術の進化により、再び院内で高性能なマウスピースを作れるようになってきています。最近では、このインハウスアライナーのレベルがあがり、注目度が高くなってきています。

院内型(インハウスアライナー)が注目される理由

最近では、世界の矯正歯科では、院内型マウスピースへの移行が進んでいます。

その理由は:

1. 速い

治療計画から製作までの時間が短く、スムーズに治療を進められます。患者様にマウスピースをお渡しするまでの時間でお待たせする時間がはるかに短くなりました。

2. 柔軟性が高い

担当医が直接、患者様一人ひとりに最適な治療計画を実現できます。

たとえ話 これは、外食と自炊の違いに似ています。キッチンと食材が揃っていれば、食べたいものをすぐに作れます。でも外食だと、注文して待たなければなりません。

実際、2025年のアメリカ矯正学会では、外注型の講演が12演題だったのに対し、院内型は17演題と、院内型の方が多く取り上げられました。

最新技術:ダイレクトプリント

マウスピースの製作方法も進化しています。

従来の方法

シートを温めて模型に押し当てて作る「熱可塑性」タイプ

最新の方法

模型を使わず、直接3Dプリンターでマウスピースを作る「ダイレクトプリント」
当院 スマイルイノベーション矯正歯科では、このダイレクトプリントのインハウスアライナーを採用しています(2021年〜)

形状記憶機能の威力

ダイレクトプリントの最大の特徴は「形状記憶機能」です。

矯正用のワイヤーにも使われているこの技術により、従来の固定された形のマウスピースと比べて、歯がより効率的に動きます。

実際の効果

  • 歯の動きが早い
  • アタッチメント(歯に付ける突起)が少なくて済む
  • 治療期間の短縮
  • 従来は動きにくかった歯もスムーズに動く

当院でも2021年から使用を始め、5年目になりますが、明らかな効果を実感しています。

患者様が知っておくべきポイント

マウスピース矯正を始める前に、以下の点を確認されることをおすすめします:

  1. 外注型か院内型か
  2. 熱可塑性素材かダイレクトプリント素材か
  3. 形状記憶機能があるか

わかりやすい例え

ピザを食べに行く時を想像してください。

  • 電子レンジで温めた美味しいピザ
  • 窯で焼きたてのピザを提供する専門店

どちらも美味しいですが、専門性の違いがありますよね。

マウスピース矯正も同じです。院内に専門機器が揃っている医院と、外注したマウスピースをお渡しする医院では、アプローチが大きく異なります。

まとめ

マウスピース矯正の技術は日々進化しています。より早く、より良い結果を得るために、最新の技術を取り入れることは重要です。

矯正治療を検討されている方は、カウンセリングの際に:

  • どのタイプのマウスピースシステムを使用しているか
  • 最新の技術を導入しているか

これらの点について質問されると、より良い治療選択ができるでしょう。

ご相談・お問い合わせ マウスピース矯正についてもっと詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

 

スマイルイノベーション矯正歯科のアライナー矯正治療はデジタルを使った精度の高い最新の形状記憶アライナーを使用しています治療分析、治療計画は、尾島先生が責任を持ってお一人のお一人の状態に合わせて作成しております。

□ スマイルイノベーション矯正歯科・本郷さくら矯正歯科・銀座さくら矯正歯科では痛みの少ない形状記憶マウスピースを使用しています

□ 全ての患者様の治療計画は院長の尾島 賢治先生が担当しています

□ 精密検査から最短1週間で矯正治療をスタートできます

□ アタッチメント、矯正用ゴム(エラスティック)が最小限になりました

□ 通院間隔は2〜3ヶ月に1回、マウスピース矯正専門のドクターが診察させて頂きます

□ スマイルイノベーション矯正歯科のマウスピース矯正は、2〜3ヶ月ごとに毎回歯型をとり、新しいマウスピースを製作します。全体的な治療期間の短縮、仕上がりの良さにつながります。

□ マウスピースは1日20時間以上の装着が推奨されています

□ 矯正治療終了後は、夜間の保定装置の使用が推奨となります。

マウスピース矯正治療ができるかどうか?
まずはクリニックにご相談ください。

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スマイルイノベーション矯正歯科の無料矯正相談
03-5909-7710
平日:11:00〜13:00 / 15:00〜19:00
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スマイルイノベーション矯正歯科
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院長 尾島 賢治
都内3箇所(銀座・新宿・本郷三丁目)にて
ご予約お待ちしております
https://www.ginza-sakura-kyousei.com/
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尾島賢治先生の無料矯正相談

本日の内容はこちらの動画でもご覧いただけます

 

 

マウスピースに「形状記憶」機能が付いたらどうなるのか?

近年、数ある矯正装置の中でも世界で注目されているのは3Dプリンターで直接マウスピースをプリントしてできる「形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)」でしょう。

形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)は、2019年(世界デンタルショー / 2019年3月ドイツにて)に登場しました。韓国のGraphy社が(社長:Mr. Un-seob Sim)開発し、発表されました。

3Dプリンターで模型を作らずに直接マウスピースをプリントする技術と言うだけでも新しい技術で、多くの企業がその開発に力をかけていました。ですが、なかなか口の中で着脱ができ、矯正力をかけられるようなマウスピースが3Dプリンターで直接プリントすることはできませんでした。しかし、Graphy社は、形状記憶機能までつけて、マウスピース用の材料を発表したのです。

矯正治療と形状記憶の関係

矯正治療で従来から使われるワイヤーにも「形状記憶」が用いられていました。氷水で冷やすと柔らかくなり、口の中の温度で固まる「Ni-Ti ワイヤー」と呼ばれるものです。多くの矯正の先生が今現在も使っています。矯正治療は、このNi-Tiワイヤーの登場で大きく変わりました。

形状記憶がマウスピース矯正に加わると

Graphy社の開発した材料で作られたマウスピース「形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)」には、形状記憶機能がついています。

従来のマウスピースと形状記憶マウスピースの違い『アライナージェネレーション(クインテッセンス出版)』尾島賢治著 P330 より抜粋

矯正力の効果時間
熱可塑性素材と比較して持続的な矯正力にて歯の移動を行う

矯正力の強さ
熱可塑性素材と比較して優しい矯正力(約1/9)で同じ移動が可能(P334、図3-1G 参照)

アライナーの適合力
熱可塑性素材と比較してアンダーカット部のブロックアウトが少なくて良いので適合が高い

④歯との適合性
熱可塑性素材のプレスによる製作とプリンティングによる製作の違いにより歯と適合が良い

装着の方法
熱可塑性素材はチューイ等を使用して噛み込むことで歯に適合させるが、形状記憶素材はお湯に入れてアライナーが軟化後に口腔内装着して時間経過すると適合する

と言うことで、まとめると今でのマウスピースに比べて歯の動きに最適であると言えます。

詳しくは患者様向けシェイプメモリーアライナー.com サイトにて

▶️ シェイプメモリーアライナーの無料矯正相談はこちら

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「どこの歯科医院で矯正治療をしても結果は同じじゃないの?」というご質問にお答えします

皆さんごきげんよう、尾島です。今日は患者様向けにお話し致します。

最後まで見ていただくと矯正相談に行く前にどこの矯正歯科医院に行ったらいいのかなとか矯正相談をした時により細かく聞けるかもしれないですね。なのでぜひ最後までご覧ください。

ご質問内容 ▶️
矯正はいろんな病院があると思うんですけども、値段とかもいっぱい違って「どこの歯科医院で矯正治療をしても結果は同じじゃないの?」って思うのですが、何が歯科医院によって違うのか?を知りたいです

矯正治療はどこの医院でも同じなんじゃないですか?特にインビザラインとかは、マウスピースを交換するだけだし、どこで作ってもらっても同じ結果になるんじゃないか?ということですね。

結論からお伝えすると「歯科医院によって矯正治療の結果は全く異なります!」ということになります。
これを知っておいていただくのはとても重要です!

まず大きく違うのは「技術力」だと思うんですよ。

僕たちのスマイルイノベーション矯正歯科はインビザライン矯正治療を2006年から始めて18年ぐらいさせていただいているのね。日本にインビザラインが入ってきて始まったのが2006年なので、ちょうど我々は1期生となります。
日本でも早くからインビザライン矯正を行なってきたというわけです。

現在は、嬉しいことに、もう矯正治療が終わってから10〜13年15年という方も増えてきていて、保定のチェックで通っていただいている方もいらっしゃいます。

僕たちのチームはですね、ドクターの僕たちも海外の学会に行って勉強したりしますけどスタッフさんも一緒に勉強しに海外の学会に行ったりとかね。最新の知見を知ってもらって 今こういう事をやってるんだよっていう事を学んでもらっています。それと僕たちの勉強会、先生方にお伝えする勉強会というの開催してるので先生方にインビザラインの知見を教えて お伝えする事によってその先生が患者さんを助けていただくっていうね。プラスの循環になってくれたらいいなという事をしています。

これらの技術力、経験値について、技術料を設定させていただいています。

インビザラインでできる?できない?も歯科医院によって異なります

他の歯科医院では「あなたの歯並びはインビザライン矯正では治せない」と言われてしまった場合でも、当院では対応できる難しい歯並びもあります。例えば抜歯が必要な症例だったり、大臼歯のコントロールだったりとかね。

ちなみにインビザラインの論文、アライナー矯正の論文は海外の論文たぶん十何本出してると思うので、多分一番国内では出版、論文を出しているのが一番多いんじゃないかなと考えてます。

インビザライン矯正のための最新の機器

「海外に何で行くのか?」と聞かれることがあります。これについては、日本ってやっぱり医療においては一番ちょっと遅いんですね。遅いというか慎重と言いますか、、

それはね コロナの時にすごく分かったと思うんですよ。コロナのワクチンを自分の国で作れなかったりとかね。

あと輸入するのは待たなきゃいけなかったり、色々な問題もあるんですけど早ければ良いというわけでもないのもあるんだけどね。

ただ中々新しい物という物を積極的にすぐ使えるという環境ではないので元々東洋医学じゃないですか日本というのはね。西洋の杉田玄白さんがターヘルアナトミアといって解体新書というのを作って学ぶという西洋から学ぶという流れがずっとあるんですけど明治時代からね。なのでアメリカだったらヨーロッパの最新の治療技術だったりマウスピース矯正治療の知見を入れて我々は患者様の治療をさせていただいていると。最新の治療でいうとマウスピースの素材がどんどん新しいのになったりとかね。

アタッチメントを減らすことができたりとか、そういうものもあるんですけど。そういうのは多分 まだ日本で当院でしかできないのかなとか、当院から配信していったりするのかなというところもありますので、そういう所もうちの医院が他の医院さんと違う所の一つなのかもしれません。

でもね一番はね、僕は人だと思ってるんですね。

うちの先生だったり うちのスタッフさんあとうちの患者様達。うちの患者様たちはもう長くからずっとうちの治療を昔からインビザラインがまだあまり知られていない時からうちで治療したいという風に来ていただいている患者様が非常に多くいっぱいいらっしゃいまして今その患者さんのご友人だったりご家族だったりね。そういうご紹介の方もとても増えてきているんですけども凄く嬉しいことです。

マウスピース矯正治療に特化してるのでマウスピース矯正治療においてはうちの治療 というのは非常に高いレベルなんじゃないかな。世界の先生方からも評価をいただいているので、と自負しておりますのでそういう所が他の医院さんと違う所なのかなという風に考えています。

今はスマイルイノベーション矯正歯科は ワイヤー矯正治療を取り扱っていなくて、100%マウスピース矯正治療のクリニックです。最近はそういうクリニックも少しずつ出てきているのかもしれないんですが、昔とか全くなくて2010年に僕がシュープ先生というドイツの僕の師匠の所に行った時に、そういうクリニックがあるんだと思ってそれを日本でも出来たら良いなというのでずっと形にしていくのをしていたわけですね。なので我々のクリニックでは他の医院さんではマウスピース矯正では中々難しいと言われた噛み合わせのことだったりとか、抜歯治療だったりとか、あと外科的矯正のアプローチだったりとかね。そういうのも含めて治療させていただいていますので、歯並びでマウスピース矯正で治療したいなと思う方はぜひ一度お越しいただけると嬉しいです。僕の もしくはうちのスタッフさんのカウンセリングを受けて患者様のお悩みがもしかしてちょっと楽になるかもしれませんのでぜひ1度来ていただけたら嬉しいと考えてます。

他の病院で「マウスピースでは治療が難しい」って言われた場合でも諦めずに別の病院に行ってみた方がいいんですか?

マウスピースで難しいという風にお話があった時にね考えなきゃいけないのは3つあって、一つはその先生がマウスピース矯正治療よりもマルチブラケット ワイヤー矯正が得意なのかもしれない。なので その先生の得意不得意ってあるでしょう。それってその先生が悪いわけじゃないんですよ。例えば僕はこちらの方が得意だ。それが得意なので僕はこちらの方をお勧めしますよというお話をされたのかもしれないよね。なので一つ考えるのはその先生の得意分野かどうかという事。

2つ目は患者さんがあなたはマウスピース矯正じゃない方が良いですよっていうふうに先生が判断する時もあるのよ。どういう時かというと例えばですよ。

混合歯列期といってどんどん歯がどんどん生えてくる時。その時ってマウスピースって被せちゃうから噛み合わせを生える方向を押さえちゃうんで今始めちゃったら歯が生えてくると止めちゃうよ。うちのクリニックでもまだアライナーやらない方が良いよって時あるよね。そういう時 タイミングがちょっと違うとかね。あと うちでも最近多いんですけど来月からアメリカへ行きますんでお願いします みたいな感じで帰ってきてからの方が良いんじゃないとかあと向こうでした方が良いんじゃないみたいな。だから「マウスピース矯正で難しい」んじゃなくて今のタイミングは難しいなのかもしれないし例えばお腹に赤ちゃんがいたりするとレントゲンとれないとかね。そういうのもあったりするから一概に患者様が「いや ちょっと前の所で難しいと言われたんですけど」その難しいがちょっと色々な意味があるのかもしれないし最後がマウスピース矯正治療の治験がない先生だったりとかね。

アライナー矯正治療ってどのぐらい動くのかな?というふうに思われる先生がまだ多いんですよ 日本では。それは悪いわけじゃないんですよ。何でかというと 大学病院でもマウスピースの勉強をしないし学生の時も学ばないでしょう。国家試験 歯医者さんの国家試験でもマウスピース矯正治療試験出ないでしょう。国家試験の問題にマウスピース矯正のテストはないんだから。だから今 日本で認められている歯科医師法の中でマウスピース正治療の知見というのは卒業した先生が自分で学びたい人だけ学んでいるんですよ。

なので全部の歯医者さんが標準レベルで知っておいてくださいという基礎的な知識の中にはないんです。

その先の話なわけだからマウスピース矯正治療というのはあと20〜30年したらまた変わっていくのかもしれないしそうなってくれたらいいなと思って頑張って論文書いたり色々していますけど今の段階ではそうなのでなのでとにかくね。他の医院さんで悪意があるない関係なくね。ちょっと難しいかもしれないねと言われた時に「そうか ちょっと聞いてみるか」みたいな感じでお越し頂くのは全然アリなんじゃないかというふうに考えてます。

それをずっとしてますからね。昔からね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは皆さんごきげんよう、またね。

こちらの内容を動画でもご覧いただけます↓

マウスピース矯正はホワイトニングも同時にできます

皆様ごきげんよう、尾島です。今日は、患者様向けのお話をいたします。

マウスピース矯正とホワイトニングって同時にできるんですか?

よくいただくご質問です!
これから矯正治療を始める患者様も、矯正治療の途中の患者様も、矯正治療を終えて保定中の患者様も、ぜひ最後までご覧ください。

最後まで見ていただくとホワイトニングと歯を並べるのは同時にできるの?ということが分かりますので最後までご覧くださいね。

まずホワイトニングは大きく2つの種類があります。

「オフィスホワイトニング」というのと「ホームホワイトニング」というのがあるんです。

オフィスホワイトニングとは

オフィスホワイトニングは歯医医師がいる、歯科医院でホワイトニングジェルを塗った上から光を当てて、白くしていく方法です。オフィスホワイトニングは、光の波長が強いことが多いです。特徴としてはその日に白くなり効果が感じられやすいですが、歯がしみやすい方はしみたり、ジェルの塗り方や歯の質によっては1回だけでは色が斑ら(まだら)になってしまったりするがあります。

最近は、ホワイトニングを歯科医師が滞在していないところでやっていたりしますが、あまりおすすめしません。その場合はジェルの濃度が低いなどもあるのかもしれませんが、万が一口腔内に異常が出た場合に対応できる歯科医師が滞在しているところでしていただくのがおすすめです。

ホームホワイトニングとは

ホームホワイトニングというのは歯科医院の中ではなく、ご自宅で行う方法です。マウスピースに専用のホワイトニングジェルを入れて、そのマウスピースを装着して3〜6時間くらい装着するのを何日か行っていく方法です。

ホームホワイトニングは本来はホワイトニング用のマウスピースを歯型をとって作るのですが、マウスピースで矯正治療をしているスマイルイノベーション矯正歯科の患者さんには、すでに歯に合っているマウスピースを持っているからそれをホワイトニング用のマウスピースとしてもご使用いただけます。と、そういうことなんです。

スマイルイノベーション矯正ではホワイトニング用の専用ジェルだけ購入していただいて、ご自身のマウスピース矯正装置を使って同時にできちゃうよとそういう良さがあります。これ良くないですか。

適合のいいスキャニングで作ってるマウスピースを作ってるんでそれにジェルを入れればいいと。結論できますよ。

それからジェルも最小限で良いです。なぜなら、もともと歯に適合の良いマウスピースなので、隙間が少ないんですね。なので大量にジェルを使う必要もありません。

マウスピース矯正をしているから全員ホワイトニングができるんですね!というと、そいうわけではないので、ここからが大事です。

①アタッチメントとホワイトニングの効果
マウスピース矯正をしている患者様の場合、アタッチメントを装着する場合があります。みなさんもよく知っている「アタッチメント」です。インビザラインの場合はアタッチメントが必須ですよね。アタッチメントは歯の表面にプラスチックのちょっとした出っ張りがくっついてます。

そうすると、ここだけホワイトニングが出来ないんです。アタッチメントがある場合、つまりアタッチメントが付いている時には、ホワイトニングの効果が低くなる場合があります。

 

アタッチメントを装着している時にホワイトニングをしてもいいのですが、 仕上がりが美しくない場合もあるということです。

② 歯並びがガタガタの場合のホワイトニングの効果
矯正治療を始めたばかりの頃だったり、矯正治療をしないでホワイトニングを考えられている方もいらっしゃると思いますが、注意が必要です。

歯並びでガタガタの歯がいっぱいある時の効果はどうでしょう。隣の歯と被さっていると、そこだけホワイトニングジェルが入らないので、効果が出ません。内側に入っている部分だけ効果がなかったりして、歯並びが変わってくるとそれが目立ってしまったりすることもあります。

なので重なっている所があったり、ガタガタが強い場合、一旦歯並びが良くなってきてからホワイトニングする方が効果は高いと考えています。

③ 前歯が出っ歯場合のホワイトニングの効果

歯並びが出っ歯の時はどうでしょうか。出っ歯の時は全然問題なく出来るんですけど、人間の視覚は面白くて、明るいのと暗いのだと、同じ位置にあったとしても、明るい方が前方にあるように見えたりするんです。

白くなると膨張色なんで出っ歯な時にホワイトニングするともっと前に見える。特にホワイトニングは前歯をすることが多いので、前歯がより前方にあるように見えるんじゃないかな、と。だから矯正治療で前歯が下がってからやった方がいいんじゃないかなって思います。

④ 被せ物の歯がある場合のホワイトニングの効果

被せ物の歯がある時どうでしょうか。被せ物の色は、変わりません。ホワイトニングジェルの効果は、天然の歯だけとなりますので、被せ物だったりプラスチックで治しているところは変わらないですね。部分的に詰めている場合などは、詰め物は色が変わらないので、注意が必要ですね。

 

現在スマイルイノベーション矯正歯科で使用している新しいマウスピースの素材の場合のホワイトニングはどうでしょうか。インビザラインのマウスピースから変わって、新素材 「形状記憶のマウスピース」を使用しています。インビザラインの時には アタッチメント付けないといけないのがあるのよ。アタッチメントが付いているとどうでしたっけ。そこの部分だけホワイトニング出来ない。ということはアタッチメントが付いている歯がもしあるとしたらホワイトニングは出来ないと。新素材だと形状記憶なのでアタッチメント0なんですよ。ということはいつでもできます。だから新素材のもし形状記憶のマウスピースでされてる場合ね。うちのクリニックでは新素材のマウスピース今どんどんやってますけれどもこの場合は初めから出来ますよと。でもここら辺の問題があるのでそれをクリアするかしないかというのはね先生と相談しながら決めていかれると良いのかなと思います。ホワイトニングすると白くなって明るくなってきて綺麗になってくるからテンション上がりますよね。

 

なので矯正治療と併用するのはすごく良いことだと思うね。

綺麗になろうとするとやっぱり歯ブラシも頑張るし、予防的にもすごく良いので同時にするのは凄く良いと思います。もしご希望のある方はぜひ診療にお越しいただいた際にお声がけください。

ホームホワイトニングって何回ぐらいやると白くなるんですか?

大体4回ぐらいですかね。結構じっくりな感じ。やはり天然の歯の色が明るくなるということなので一気にするより少しずつカラーが変わってくる。

日焼けもそうじゃない。一気にこんがりするとマズくない?ヒリヒリじゃない?だから少しずつの方がね。その色の変化というのには生体が付いてくると思うので大体4回ぐらい4日間ぐらいして色がいい所で安定してあとは1か月に1回ぐらいすると綺麗な状態は維持できますね。

最後までご覧いただきありがとうございます。

それでは皆さんごきげんよう。

マウスピース矯正とホワイトニングについての解説は動画でもご覧いただけます↓↓↓