出っ歯の人は、抜歯をしないと治らないんですか?というご質問にお答えします

みなさん ごきげんよう 尾島です。今日は患者様向けのお話しをします。

歯並びで、特に出っ歯が気になる!という方、スマイルイノベーション矯正歯科に御来院される患者様の中でも多いです。出っ歯の矯正治療は必ず抜歯しかないから諦める、、という方もいらっしゃいますが、実際のところどうなのか?についてお話しします。

今日の内容を最後まで見ていただくと、この時には抜歯なのかとか、この時は抜歯しなくていいのかもしれないというのが分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。

出っ歯の人は、抜歯をしないと治らないんですか?

まず何で矯正歯科治療では抜歯をする可能性があるのかということです。出っ張っている前歯を下げたいけど、下げるスペースがあるの?ということですよね。下の歯も同様です。

上だけ下げちゃうと、反対咬合になってしまいますね。上を下げるには、まず下も下げなきゃいけないんですね。

大前提として、歯並びを治療する時に、歯を並べるスペースがない時に、やむを得ず抜歯矯正になることがあります。

では、出っ歯でも抜歯しない場合もあるというのはどのような場合でしょうか?

①側方拡大してスペースを作って前歯を入れる

前歯(切歯)が仮に10という幅だとします。その両隣の歯(側切歯)の間が20あればそのままスッと前歯を入れられますよね。仮に両隣の歯(側切歯)の間が16ぐらいしかない。

そうしたら両サイドに2ミリずつスペースを作って、20にして、そうすると入れられますよね。そういう風にどこに場所を作るのというのが、まず矯正の凄く重要なことなんですね。

これは何かというと拡大という移動です。横に拡大しています。

「だったら全部拡大じゃダメなんですか?」と思われるかと思いますが、歯根の周りには、骨があります。骨の外側に歯を持ってきてしまうと駄目なんです。拡大も限界値があるんですね。なのでまず1つ目としては、側方拡大という方法があるんですね。

②遠心移動で後ろへ下げて前歯を下げる

前歯が出っ張ってるとしますね。2番目の歯 3番目 4番目 5番目 6番目 7番目って歯が大体あるんですけど、7番目の歯の後ろに骨がなかったら、後ろに送れないですよね。もし骨があれば、その分後ろに送れるんですよね。だからこの骨があるか無いかを知りたいんですよね。

もし骨があって後ろに送れたら、隙間が出来て前歯を中に入れるという、そういうことができます。この骨があるか無いかをどうやって調べるのかというとCT(コンピュータートモグラフィー)を撮影して調べます。CTでしか分からないです。普通のレントゲンだとどれぐらい骨があるのかって分からないです。

あとはセファロですとあれは前歯の位置だったり、骨格がどういう状態なのか上顎と下顎の骨がどうなのかとか、そういうのは分かるんですけど、骨のボリュームをどれぐらい

下げられるか分からないです。

CTを撮影して何ミリ下げられるか、もし仮に2ミリ下げられるとします。

2ミリ下げて他の歯を2ミリずつ下げて横に広げていったら、前歯はこの位置になる。というのを決めて、この位置だったらいいよと患者さんに同意が得られれば、抜歯をしなくてもいけますよね。

専門的な言葉で言うと後ろに送ることを遠心移動と言います。

なので「出っ歯の人は必ず抜歯しないといけない」ということでは無いという事ですね!

つまりまずどれぐらい拡大出来るのかというのがこれもCTで分かります。

どれぐらい後ろに送れるのかもCTで分かります。この後ろに送れる範囲がどれぐらいなのかをまず調べて、それぞれ限界がありますからね。

例えば早い段階で親知らずを抜歯したりすると、7番の後ろにあんまり骨が無かったりするんです。なのでそれも含めて何ミリ後ろに下げられるのか、下げられるとしても患者さんが希望する前歯の位置まで下げられるかどうかってまた別ですよね。

後ろに送れるけども、ゴールがここでいいのかというのを患者さんと一致しているかが重要ですね。

つまり患者さんの希望する下げる量で、非抜歯か抜歯かが決まる場合もあります。絶対にどちらか、ではなく、選んでいただける範囲の方もいます。

僕たちドクターも誰も抜きたいわけではないんです。「絶対抜歯だ!」なんてドクターは誰もいなくて、できる限り抜かないで治したいと思っていますし、できるだけ保存してあげたい。だけど患者さんの希望がここなのかどうなのかというのにやっぱり依存します。

なので、まずどこまでなのかというのは、矯正歯科医院に来ていただいて、レントゲンなどを撮影して分析しないと分からないよということですね。

どこのクリニックでも抜歯のインビザライン矯正ができる?

抜歯をする矯正治療は、どの装置だったとしても難易度は高めです。
インビザライン、もしくは抜歯をするアライナー矯正、抜歯のマウスピース矯正、もしくは抜歯のインハウスアライナー矯正は難しいんですよね。

だからどこの矯正歯科医院でもインビザラインされている歯科医院でも全部が全部できるわけではないんですね。当院だとできます。

なので抜歯をしないといけないわけではないんだけど、いろいろ考えて最後患者さんのゴールによって抜歯や抜歯じゃないかなというのが決まってくるということですね。

あと抜歯の時にも抜歯ができる病院と抜歯ができない病院、抜歯のできるマウスピース矯正と抜歯のできないマウスピース矯正のところもあるかもしれませんね。先生が抜歯したくない人もいるかもしれませんしね。主義的に絶対に抜きません。それは色々な先生の考え方があるので患者さんとの相性でもあります。

なのでぜひ、出っ歯お悩みの方は矯正歯科医院にご相談に行かれるといいのかなと考えています。
スマイルイノベーション矯正歯科でも、出っ歯を主訴に御来院される方は多いです。ですが、全員が「抜歯が必要」というわけではありません。

スマイルイノベーション矯正歯科の無料矯正相談では、実際にお顔を拝見することで、どの程度の出っ歯なのか、どのような仕上がりをご希望なのか、また似ている歯並びについての治療前後の様子などについてご覧いただけます。
お悩みの方はぜひご相談の方にいらっしゃってください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは皆さんごきげんよう。

インビザラインあるあるYoutube チャンネルにて動画でも詳しくご覧いただけます↓↓↓ 『出っ歯は必ず抜歯が必要ですか?【インビザライン患者様向け】』

マウスピース矯正で使うマウスピースの厚みは、どのくらいか気にしたことがありますか?

皆さんが使っているマウスピース矯正の厚みは、どのくらいか気にしたことがありますか?

今日の内容を最後までご覧頂くと、マウスピースの厚さって何が重要なの?というのがわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。

歯ぎしり防止用とか、就寝時グーッと食いしばったりすることからマウスピースが必要な場合、通常は 1mmだったり、1.5mm というのが多いです。
ですが、矯正治療用で実際に歯を動かすためのマウスピース(アライナー)というのは、インビザラインの場合は0.5mm の厚みと決まっています。

0.5mmでも非常に強いです。グーッと噛みこんでもそんなに切れたりするものではありません。矯正治療用のマウスピースの場合は、1週間程度で新しいマウスピースに交換したりもしますので、かなり薄いというのが特徴です。

マウスピースの厚さは自由に変えられるんですか?

スマイルイノベーション矯正歯科のマウスピース矯正は、患者様の歯の状態や、矯正移動、治療計画によって、マウスピースの厚さを自由に変えています。

なぜそれが実現可能なのか?お話ししていきます。

マウスピース矯正にも色々な種類があり、考え方も様々です。インビザラインのような会社に製作をお願いするタイプのものだと厚さはもう決まってます。
なぜかというと、製作方法に理由があります。
現在のインビザライン矯正は、1枚のプラスチックのシートを熱して、模型に圧接して切り取る方法を用いています。プラスティックのシートの厚みは一定であり、一定の
品質が保たれていますので、厚さは変わりません。

一方、医院内の技工所で製作するインハウスアライナーでは、厚さを自由に変えることができます。

以前は、マウスピースの厚みについてそこまで考えたことはありませんでした。当然患者様にとっては薄ければ薄い方が快適ですので、0.5mm という厚みについて、当たり前のように使用していました。

ですが最近では、マウスピース矯正の専門の医院はどんどんインビザラインのような外注システムから、インハウスアライナーの方に移行している方が世界的に多いです。スマイルイノベーション矯正歯科・新宿でもそのように2020年くらいからインハウスアライナーの導入を始めています。

インハウスアライナーになると、全部自分たちの技工所で内製化しているんです。つまり僕がこの患者さんはここの部分を少し厚くしたいなと考えれば、厚みを出すことができますし、マウスピースの形態も必要に応じて変えることができます。

さらに最近発表された新しい論文では、上顎前歯を内側に入れたりする時には、唇側の厚さを変えるとよりコントロールしやすい、とそういう色々なデータが出てきてます。面白いですね!

つまり今までは、マウスピースの厚みはもちろん、材質や形態を自由に設計できなかったため(製品によって決められているルールがあります)アタッチメントでコントロールするというのがインビザラインの全盛の時代だったお話です。
スマイルイノーベーション矯正歯科でも、必ずと言っていいほどアタッチメントを装着していました。

ですが、これからの時代はインハウスアライナーの時代にどんどんなってくると予測しています。

インハウスアライナーになってくるとアタッチメントではなくてマージンライン(マウスピースの辺縁の長さ)と、アライナーの厚さ、あとアライナーの形態を自由に設計できます。これは今までにない画期的な考え方です。

今まではアタッチメントだけで何かしらアライナーの効果を高めたりするっていう風に努力していたんですけど、今後インハウスアライナーであれば、先生方が歯の移動状態によってマージンを変えたり、 厚さを変えたり、さらにアライナーの形態を変えたりなど、それでどんどん効果的に効率的に歯を動かしていくという時代になってきます。

今までインビザライン矯正をしていた先生からすると、歯にアタッチメントをつけないとマウスピースで治療計画通りに動かないと思ってしまうと思うのですが、必ずしもそうではないのです。今まではアタッチメントをつけることしかできなかったので、そうでしたが、インハウスアライナーではいろいろな戦略を考えることができます。より患者様の状態に合わせてカスタマイズできるという点では、我々クリニック側にとっても、患者様側にとってもメリットが大きいです。

アタッチメントをより少なく、場合によっては装着することなく歯が動くのであれば、皆さんも嬉しいですよね!

一言にマウスピース矯正治療といっても、アタッチメントが必要なインビザライン矯正もあれば、マウスピースの材質、マージン(辺縁)、厚さ、形態を自由に変えることができるインハウスアライナーと呼ばれるマウスピース矯正もあると知っていただけたら嬉しいです。

 

インハウスアライナーによるマウスピース矯正については、今後もブログの中でご紹介していきますね。

今日の内容を最後までご覧頂きありがとうございました。

それではみなさん ごきげんよう。

インビザラインあるあるYoutube
『インビザラインのマウスピース厚みは何ミリ?調整はできるの?』にて、動画でもご覧いただけます↓↓

マウスピース矯正はどのような流れで矯正治療が始まるの?解説します

ごきげんよう尾島です
今日は、インビザラインあるある患者様向けなんですけれども
マウスピース矯正ってどんな感じで始まるの?というご質問が多いので、それについてお答えします。

矯正歯科治療て少し未知ですよね?全員の方にとって身近な治療ではないかもしれません。ご家族や、ご友人などで矯正歯科治療の経験をしている方が近くにいらっしゃる場合には、矯正歯科治療が当たり前に感じることもありますが、周りに矯正治療をしている方がいない場合には、なかなか矯正歯科治療に触れる機会が少ないです。

最近では、ワイヤー矯正を歯の表側につけて矯正治療をする方も以前より少なくなってきて、裏側のワイヤー矯正や、透明のマウスピース矯正を選択される方も増えてきました。それぞれ「矯正中です」と言われなければ矯正装置は目立たないため、気づかれにくいですよね。

矯正治療を考えている方のほとんどが「初めての矯正歯科治療」の方が多いので、今回は矯正治療の流れをおらさいしておきましょう。

[初回] 無料矯正相談

まずスマイルイノベーション矯正歯科・新宿では、無料矯正相談を行なっています。時間は40分〜60分くらいです。
自分の歯が治るのかどうか?皆さんが気になるところです。

もしかしたら違う病院では、「マウスピースではあなたの歯並びは治せませんよ」っていうお話された方もいらっしゃるかもしれません。

スマイルイノベーション矯正歯科・新宿の無料矯正相談で行う流れは以下の通りです。
・問診票のご記入
・口腔内写真撮影
・顔写真撮影
・レントゲン撮影(ご希望の場合)
・歯型スキャニング(ご希望の場合)
これらの資料を元に、マウスピース矯正で歯並びが治療できるのかどうか?や、抜歯矯正をした方がいいのかどうか?などについてドクターからご説明させていただきます。
最後にマウスピース矯正トリートメントコーディネーターから概算の費用についてご説明させていただきます。お支払い方法などについても直接ご相談ください。

患者様が色々な矯正歯科医院で歯並びについて相談されたりすると思いますが、先生やスタッフさんとの相性とかもありますのでそれで「よし始めよう」と決められてからどんな感じで治療が始まるのかどこまで進むのか?というのもお話ししていきます。

まず歯型を採ります。
マウスピース矯正もしくはインビザラインの場合は歯型がスキャニングになるんです。口腔内スキャン。iTero (アイテロ)という機械を使って口腔内スキャンを行います。上下で3〜4分程度です。
今まではのお水と粉を混ぜて粘土の様なものでぐにょっとしてねそこから模型を作ってたんですけど、今はマウスピース矯正の場合はスキャンしてデジタルデータにできるのです。
つまりパソコンの中に患者様の歯型のデータが全部入るわけですね
そしてその歯を分析してどこに並べるといいのっていうのを考えていくんですけど、それが普通、多くのインビザライン矯正をされている矯正歯科医院はそうだと思うんですけど、当院と他の矯正歯科医院が何が違うのかっていうのをちょっとお話しします

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スマイルイノベーション矯正歯科・新宿の場合は、これ分析する時に歯型のデータだけじゃなくてこのCTっていうデータね

computerTomographyといってインプラントとか人工歯根のインプラントね

CT絶対必要なんですけども 歯と歯の根っこ、それと骨

そういうのを全部データになってるものがあるんですけど

これをね、くっつけちゃうんですね、連動させます

そうすると歯と骨と歯根が全部一体化されているデータがパソコン上で再現出来ると

これプラスさらにお顔のデータがくっついちゃう

そうすると真ん中のね 正中線どこなのとか

お顔の笑顔のラインに対してどうなのってのは全部分かるので

この全部を連動させたデータ デジタルデータを分析して うちの場合はね

どこに歯を並べていくのっていうのを考えていくと

あと、もう一つ

うちの場合はここに行く前にちょっと噛み合わせが良くないとか

位置が良くないという場合はスプリントというね

顎の位置がちょっとズレてたりする方は

まずそのスプリントを使っていただいて数か月

そこの状態をよくしてから

実際に歯を動かす治療に入っていただくという事をしています

これでいきましょうとOKなりましたら

じゃあこのマウスピースを製作する 

製作して インビザラインの場合ね 海外で製作入りますので

製作されてから日本に到着するのに少し時間がかかります

出来上がって到着したら

到着しましたよってご連絡を差し上げますのでマウスピースのインビザラインの矯正治療が開始されていくと

こんな感じの流れなんですね

まず、このインビザラインね

アライナーマウスピースの矯正でどんな感じで始まるのっていう

これが大きな流れ

うちのクリニックが他の医院さんと少し違うのも

こういうちょっとより深いデータをね

使いながら分析していくというところがちょっと違うところです

なので難しいと言われている治療も

対応できるのはこういうところ

分析力がすごく深くなってくるので

対応ができる理由なのかなっていう風に考えています

最後までご覧いただきありがとうございました

Dr. Schupp のCMD Lecture に出席いたしました

2016年4月にドイツ オストベーバンで開催された
Dr. Schupp のCMD Lecture に出席いたしました。

このセミナーは、顎関節症(CMD)に問題を持つ患者様に対する矯正治療について
専門的に勉強するためのセミナーです。

矯正治療と顎関節には、大きな関わりがあります。

しかし、そのことを深く追求し、治療に生かすことのできる先生はまだまだ少ないと思います。

矯正治療は、「歯並びを治す」だけではありません。

顎関節の位置、状態、痛み、筋肉、神経、それらを把握して
正しい顎の位置で歯の位置を考えることが重要です。

Dr. Schuppは、顎の位置からインビザライン矯正について考えるスペシャリストです。

これからも勉強していきたいと思います。

2015年2月、3月,4月のJCOに当院のインビザラインの論文が発表されました。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科 院長の尾島です。

2015年2月,3月,4月にJCO(Journal of Clinical Orthodontics)にDr.Jay Bowman, Dr.FRANK CELENZA, Dr.JOHN SPARANGA, Dr.MOSCHOS A.PAPADOPOULOS, Dr.KENJI OJIMA, Dr.JAMES CHENG-YI LINの共同で”Creative Adjustments for Clear Aligners “の論文が掲載されました。インビザライン、アライナー型矯正装置によるClass II症例の様々なアプローチとしてPart 1からPart3まで発表されました。

インビザライン矯正治療による様々なアプローチについて解説された論文です。


本郷さくら矯正歯科

インビザライン矯正講演 in アメリカ・ヒューストン

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科 院長の尾島です。

2月2日からアメリカのヒューストンの矯正歯科医の
スタディーグループから講演依頼を受けてインビザラインの加速矯正治療の
講演を行いました。約70名のアメリカ矯正歯科医師が参加しておりました。
講演時間は3時間でしたが大変熱心に僕の講演を聞いていただいて光栄でした。
講演終了後はディナーになりましたが
皆さん、矯正治療の話ばかりされていました。


オルソアクセル社でインビザライン矯正治療の臨床と加速矯正のデータ
の報告をしました。

その後、マイアミに移動してアメリカ矯正歯科学会の
ミッドウインターカンファレンスに出席しました。

今年のAAOのミッドウインターカンファレンスのテーマは
アーリートリートメントです。


小児矯正治療の治療開始の時期や
混合歯列期のアプローチについて
様々な講演がおこなわれていました。

インビザライン矯正専門書を2015年1月27日出版いたします。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科 尾島です。

2015年1月27日 丸善出版より私達のインビザライン矯正の専門書本が出版されます。
A4フルカラー220ページ。丸善書店、シエン社、大手出版社にて発売します。

アライナー矯正治療
診断/治療計画/矯正治療/顎位整復治療

Aligner Orthodontics
Diagnosis, Treatment Planning, Orthodontic and Orthopedic Treatment

日本で初めてのインビザライン矯正専門書

アライナー矯正治療のベーシックな知識からアドバンス症例まで
ー63 Topic 掲載ー

 ドイツのDr.Schuppと尾島賢治先生 共同著者によるアライナー矯正治療に関する専門書
2015年1月27日に出版されます。

日本語版は世界に先行して出版され、今年、英語版と中国語版が出版予定です。

 
Werner Schupp・Julia Haublich・尾島賢治 他著
2015年01月  A4判  240頁 

23,760円(税込)
丸善出版 

[CONTENTS]
■診断
■インビザラインの力学
■アライナーを使用した一般的な治療計画と矯正治療
■アライナーによるそれぞれの不正咬合の治療(63 Topics)
■アライナー矯正の利点
[Topic の一例]
□ブラックトライアングル(上顎切歯の傾斜改善)
□小臼歯の舌側傾斜、叢生と挺出(アップライト・下顎歯列の配列・圧下)
□骨吸収(スローステージングによる歯体移動)(筋機能療法)
□前歯部開咬(挺出)
□上下顎前突
□上顎臼歯の圧下(ミニスクリューを併用した治療)
□小児の治療(遠心移動と空隙の確保)
□10代の患者の治療(#43萌出のための空隙の確保)
□Class ll の治療、低位犬歯(インビザラインとClass llエラスティックによる遠心移動)
□Class lll の治療(インビザラインと顎矯正術)
□CMD(固定式スプリントを併用したInvisalign Teen 治療) 他
 
[推薦文]
「本書が必ずやアライナー矯正治療の良きガイドとなると神事、お薦めする次第である。」
昭和大学名誉教授 柴崎好伸先生
「インビザライン・システムに関わる診断や治療技術が長足の進化を遂げているように思える。」
歯科一番町SAS矯正歯科センター 菅原準二先生
 

ドイツ アライナー矯正歯科学会でインビザライン矯正の講演をおこないました。

ご訪問ありがとうございます。
本郷さくら矯正歯科の尾島です。
今回はドイツで開催された学会で講演をしてきた御報告です。

2014年11月ドイツのケルンで
開催された第3回ドイツ アライナー矯正歯科学会(DGAO)にてインビザラインにおける抜歯症例のアプローチについて講演を行いました。内容はインビザラインによる抜歯矯正治療についてです。

会場にはドイツだけでなくイタリア、フランス、スペインなどからも
参加されていて約600名の矯正歯科医がおりました。

とても光栄な機会を頂きました。
講演中に拍手が起きました。
とても嬉しいです。
ドイツの矯正歯科医の方と
講演後にたくさんの御質問をいただき
色々ディスカッションしました。

講演後に大会長からドイツ アライナー矯正歯科学会のPresident of Asian chapter になるようにご依頼を頂きました。

ありがとうございます。次回の講演依頼もいただき、今から楽しみです。

今回は日本からの先生も7名になりました。(前回は僕と檀先生だけでした)次回はもっと多くの日本人の先生が御参加されると楽しいですね。

ドイツと日本のアライナー矯正歯科学会がさらに多くの学術的な意見交換と知識向上の場になることを期待しています。


次回のDGAOは2年後に開催されますが
すでに次回の講演の依頼を頂きました。
とても光栄です。
またインビザラインをここで講演できることがとても嬉しいです。

ありがとうございました。

11月4日 日本非抜歯矯正研究会にてインビザラインの講演を行います。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科の尾島です。

11月4日に第20回 日本非抜歯矯正歯科研究会総会にて

インビザラインと臼歯の移動をメインに1時間お話させていただきます。

今まで私が他の講演ではお話ししていない内容です。

非抜歯矯正において必須となる大臼歯の移動コントロールを

様々な角度からのアプローチについてお話し致します。

第20回 日本非抜歯矯正歯科研究会総会
場所 品川プリンスホテル
11月2-4日

ドイツ 顎関節症研究会に出席しました。

ご訪問ありがとうございます。

本郷さくら矯正歯科 尾島です。

先日 ドイツのミュンスターで開催されたGemany CMD Congressに出席しました。

この研究会に出席するのは今年で3回目になります。

初めて出席した三年前は治療の内容がとてもハイレベルで驚くことばかりでした。

矯正治療のアプローチだけでなく顎関節の手術を行う口腔外科医や形成外科医

補綴医などの複合した講演内容でした。

インビザライン

僕が聞きたかったのはDr.SchuppとDr.wolfgangの

インビザラインとインターディシプリナリーのアプローチです。

補綴前の矯正治療の歯の位置決めやインビザラインの治療の運びや

ワークフロー、クリンチェックの診断等、多くのことが学べました。

また、上海大学の口腔外科医Dr.Yangのオペ講演も迫力がありました。