最近流行りのインハウスマウスピース矯正についてQ&Aでお答えします〜患者様向け〜

インハウスアライナーの疑問にお答えします!知っておきたい5つのポイント

こんにちは!今日は患者様からよくいただく「インハウスアライナー」についての質問にお答えしていきます。

マウスピース矯正を検討されている方なら、一度は「インハウスアライナー」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?でも実は、インハウスアライナーにもいろいろな種類があるんです。

今回は、皆さんが気になる5つの質問について、わかりやすく解説していきますね!

Q1. インハウスアライナーってどれも同じなの?

「インハウスアライナーならどこでも一緒でしょ?」

そう思われている方も多いかもしれませんが、実は全く違います!

インハウスアライナーとは「院内で製作するマウスピース矯正」のこと。つまり、それぞれのクリニックで独自に作っているため、千差万別なんです。

クリニックによって違うポイント

  • 使用する材料の種類
  • アライナーの製造方法
  • 治療のコンセプト
  • シミュレーションソフトウェア(無料のものから高性能なものまで様々)
  • 製作工程の技術レベル

例えば、製造方法だけでも大きく2つに分かれます。

従来型: 模型を作ってからプレスするタイプ

最新型: 3Dプリンターで直接アライナーを製造するタイプ(模型不要!)

さらに最新型の中でも、体温(37℃)で形状記憶機能を発揮するものなど、メーカーによって特性が異なります。

「インハウスアライナー」という名前は同じでも、中身は全然違うんですね。

Q2. 治療開始までが早いって本当?

はい、本当です!めちゃめちゃ早いです。

これは大きなメリットの一つですね。

ただし、クリニックのスタッフやドクターの専門性、トレーニング状況によって差はあります。しっかりとした体制が整っているクリニックなら、驚くほどスピーディーに治療をスタートできるんです。

当クリニックの場合、最短で当日にアライナーをお渡しすることも可能です!

「矯正したい」と思った気持ちが冷めないうちに始められるのは嬉しいですよね。

Q3. インハウスアライナーで本当に歯が動くの?

これ、とても大事な質問ですよね。

答えは「YES、しっかり動きます!」

実は、アライナー矯正の歴史を振り返ると、元々はすべて院内製作(インハウス)だったんです。

その後、外注型のアライナーサービスが登場して普及しましたが、近年は3Dプリンター技術の飛躍的な発達により、世界中で再び院内製作への回帰が進んでいます。

技術の進化によって、より精密で効果的なアライナーが院内で製作できるようになったんですね。

安心してください。インハウスアライナーでも、確実に歯は動きます。

Q4. 年齢制限はあるの?

年齢制限はありません!

「もう年だから矯正は無理かな…」と諦めている方に朗報です。

当クリニックでは70代後半の患者様も治療を受けられています。大切なのは年齢ではなく、歯と周囲の骨が健康な状態かどうか

この条件を満たしていれば、年齢に関係なく歯の移動は可能です。

「矯正したい」と思った時が始め時。何歳からでも遅くありませんよ!

Q5. インハウスアライナーは最新の治療方法なの?

これ、とてもいい質問です!

結論から言うと、最新のインハウスアライナーと、そうでないものがあるんです。

アライナー矯正の進化を見てみましょう

【第1世代】旧式のインハウス

  • アルジネート印象(粘土のような材料)で歯型をとる
  • 石膏模型を作成
  • 手作業で模型を調整
  • プレスして製作

【第2・3世代】外注型アライナー

  • 専門企業に製作を委託

【第4世代】やや旧式のインハウス

  • 3Dプリンターで模型を製作
  • 熱可塑性シートを温めてプレス
  • カットして完成

【第5世代】✨最新のインハウス✨

  • 3Dプリンターで直接アライナーを製造
  • 模型製作もプレス工程も不要
  • 形状記憶素材を使用
  • 体温(37℃)で最適な力を発揮

現在、第5世代が最も先進的なアライナー矯正の方法です!

まとめ:クリニック選びのポイント

いかがでしたか?

「インハウスアライナー」と一口に言っても、採用している技術や製造方法によって、治療の質や効果は大きく変わってきます。

クリニックを選ぶ際は、ぜひ以下を確認してみてください

✓ どの世代の製造方法を使っているか

 ✓ ドクターやスタッフの専門性・トレーニング状況

 ✓ 使用しているシミュレーションソフトの性能

 ✓ 実際の治療開始までの期間

最新の技術を使っているかどうかで、治療のスピードや精度が変わってくるんですね。

インハウスアライナーについて、さらに詳しく知りたいことがありましたら、お気軽にご質問ください!患者様からのご質問も、先生方からのご質問も大歓迎です。

皆さんの矯正治療が成功することを願っています。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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尾島賢治先生の無料矯正相談

小児矯正こそ形状記憶マウスピースがおすすめの理由を解説します〜患者様向け〜

お子様の矯正治療 特別編

お子様のマウスピース矯正に形状記憶アライナーが最適な理由

混合歯列期のお子様に最新の形状記憶アライナーがおすすめです

今回は、最近患者様からよくご質問いただく「形状記憶アライナー」について、特にお子様の矯正治療にとても適している理由を解説します。

乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」のお子様にこそ、形状記憶アライナーの利点が活かされるのです!

マウスピース矯正の大きなメリット

なぜマウスピース矯正が快適なのか?

マウスピース矯正の最大の特徴は、「噛む面(咬合面)を覆ってくれる」ことです。

通常のワイヤー矯正や裏側矯正では、装置は歯の表面か裏面につくだけで、噛む面はカバーされません。

 

尾島先生の実体験から

私自身、アライナー矯正、ワイヤー矯正、裏側矯正のすべてを経験しましたので、よくわかります。

矯正治療中は歯が動いているため、常に変なところで当たって噛めなかったり、顎が痛くなったり、奥歯が噛めなくなったりすることがあります。

そんな時、マウスピースをカチッと入れると、まるで靴を履くように安定するんです。これは本当に快適です!

 

【マウスピース矯正の良い点】

✓ 噛む面を覆ってくれる

✓ 歯が動いても安定する

✓ 噛み合わせを調整できる

✓ 快適に過ごせる

従来の弱点

⚠ 乳歯が抜ける時期は難しい

⚠ 永久歯が生えるのを邪魔する

⚠ 外注型は2〜3週間待つ必要

⚠ 届いた時には合わないことも

形状記憶アライナーの4つのメリット

お子様の矯正治療において、形状記憶アライナー(ダイレクトプリントアライナー)が解決してくれる問題点をご紹介します。

① 細かくプランニングできる

お子様の口の中は数週間で大きく変化します。乳歯の位置や永久歯の生え具合が日々変わっていくため、従来のマウスピースではすぐに合わなくなってしまうことがありました。

形状記憶アライナーなら歯型を取って最短で翌日、2〜3日後にお渡しできます。変化が激しいお子様の口の中でも、変化する前に新しいマウスピースをお渡しできるのです。

さらに、1〜2ヶ月ごとに細かくプランニングできるため、「ちょっと動かして様子を見る」「数ヶ月歯が生えるのを待つ」といったフレキシブルな対応が可能になりました。

② 萌出途中の歯を止めない

従来のマウスピース矯正では、「マウスピースが永久歯の生えるのを邪魔してしまうのでは?」という心配がありました。

形状記憶アライナーの工夫

✓ 噛む面をくり抜いて永久歯が生えてくるスペースを確保

エラプションポンティック

(大きめのマウスピース)を作って、歯が生える余裕を持たせる

萌出する歯の動きを止めることなく、しっかり見守ることができます。ある程度生えてきたら、すぐに歯型を取って新しいものを作れば良いのです。

③歯冠が短くてもOK

生えたばかりの永久歯は、歯の見えている部分(歯冠)が短いため、マウスピースで掴みにくいという問題がありました。

従来は、大きなアタッチメント(歯に付ける突起)を付けなければならなかったのです。

形状記憶アライナーなら歯のくぼみのところをグっと掴んでくれるため、歯冠が短くてもアタッチメントを付けずに歯のコントロールができるようになりました!

お子様の歯に大きな装置を付けなくて済むのは、見た目も快適さも大きなメリットです。

④ 成長に合わせてスキャニングできる

お子様は歯が生えてくるだけでなく、顎全体が大きく成長します。

従来のように歯型を取って1年分のマウスピースを作ってしまうと、成長による変化に対応できません。成長は予測できないからです。

 

形状記憶アライナーの柔軟性

2〜3ヶ月ごとに細かく歯型を取ってアライナーを作ることで、お子様の歯列や骨の成長にマッチした矯正装置を提供できます。

成長期だからこそ、定期的に状態を確認しながら進める形状記憶アライナーが最適なのです。

形状記憶アライナーはお子様の成長に寄り添える矯正治療です。

 

形状記憶アライナーが最適な理由】

お子様の矯正治療において、形状記憶アライナーには従来のマウスピース矯正にはなかった大きなメリットがあります。

・変化が激しい時期でも、すぐに新しいマウスピースを作れる

・永久歯が生えるのを邪魔しない工夫ができる

・生えたばかりの短い歯でもアタッチメント不要

・成長に合わせて柔軟に対応できる

・柔らかい素材で快適

・煮沸消毒ができて衛生的

お子様の矯正治療をお考えの保護者様、ぜひ形状記憶アライナーもご検討ください!

✨ 最後までお読みいただき、ありがとうございました ✨

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尾島賢治先生の無料矯正相談

 

 

マウスピース矯正がワイヤー矯正に比べて痛みが少ない理由を解説します

マウスピース矯正は痛い?最新の形状記憶アライナーについて解説

こんにちは。歯科矯正を検討されている皆様からよくいただく質問について、

わかりやすくご説明します。

患者様からの一番多い質問

矯正相談にいらっしゃる患者様のほぼ100%が気にされるのが、

「マウスピース矯正って痛くないんですか?」

という質問です。痛みは誰もが心配されることですよね。

結論:マウスピース矯正は一番痛くない装置です

マウスピース矯正は、矯正装置の中で最も痛みが少ない治療法です。従来のワイヤー矯正と比べると、痛みに対して非常に優しい治療方法といえます。

さらに進化した「形状記憶アライナー」

最近登場した形状記憶アライナーは、従来のマウスピース矯正よりもさらに痛みが少ない革新的な装置です。

形状記憶アライナーの特徴

  • 通常のアライナーの1/9の力で歯を動かせます
  • 世界では2019年から使用されている実績ある素材
  • 日本では2024年1月に薬事認可を取得

具体的には、歯を0.3mm移動させるのに:

  • 通常のアライナー:約15ニュートンの力
  • 形状記憶アライナー:約1.5ニュートンの力(1/9〜1/10の力)

実際の患者様の声

当クリニックで通常のマウスピースから形状記憶アライナーに変更された患者様からは、

  • 「全く痛くない」
  • 「動いているか心配になるくらい」
  • 「お湯で柔らかくできるので本当に痛くない」

といった感想をいただいています。

通常のマウスピースでも「新しいものに交換する時に少しきつい感じ」程度だったのが、形状記憶アライナーではそれすらもほとんど感じないとのことです。

こんな方に特におすすめ

✓ 痛みに弱い方 ✓ 注射が苦手な方 ✓ ワイヤー矯正の痛みが心配な方 ✓ できるだけ快適に矯正治療を受けたい方

一方で、「多少の痛みがあっても効果が早い方がいい」という方もいらっしゃいます。痛みの感じ方は人それぞれですので、ご自身に合った治療法を選択することが大切です。

まとめ

  • マウスピース矯正は矯正装置の中で最も痛みが少ない
  • 形状記憶アライナーはさらに痛みが少ない(通常の1/9の力)
  • ワイヤー矯正のような口内炎の心配も少ない
  • 実際の患者様からも高い満足度

矯正治療について詳しく知りたい方へ

当クリニックでは無料矯正相談を実施しております。実際に形状記憶アライナーを触っていただくこともできますので、痛みが心配で矯正をためらっている方も、ぜひお気軽にご相談ください。

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尾島賢治先生の無料矯正相談

すぐに始まる?マウスピース矯正治療のスタートまでの流れを解説します

マウスピース矯正はいつから始められる?外注型と院内製作型の違いを解説

こんにちは。歯科矯正を検討されている患者様から非常に多くいただく質問があります。

「マウスピース矯正っていつから始められますか?」

今日はこの質問にお答えするため、マウスピース矯正の製作方法による違いを詳しくご説明します。

マウスピース矯正は3つのタイプに分かれます

マウスピース矯正には大きく分けて以下の3つのタイプがあります:

  1. 外注型アライナー
  2. 院内製作型(模型プレスタイプ)
  3. 院内製作型(ダイレクトプリントタイプ)

それぞれで治療開始までの期間が大きく異なりますので、順番に見ていきましょう。

1. 外注型アライナー(インビザラインなど)

代表的なブランド

  • インビザライン
  • クリアコレクト
  • シュアスマイル など

治療開始までの流れ

  1. 歯型採取:クリニックで歯型を取ります
  2. データ送信:歯型データを製造会社に送ります
  3. 治療計画の確認:担当医が治療計画を確認します
  4. 修正作業:「これではダメです、こうしてください」という修正を何度も行います
  5. 製作開始:治療計画が確定してから製作が始まります
  6. 配送:完成したマウスピースが海外から届きます(インビザラインは日本で製作していません)
  7. クリニック到着:受付からご連絡
  8. 治療スタート:1枚目のマウスピースを装着

治療開始までの期間

目安:最短で約1ヶ月

修正回数が多い場合や、抜歯の有無など複数のパターンを検討する場合は、さらに時間がかかることもあります。

重要なポイント

治療計画の作成は決して省略してはいけない重要なプロセスです。AIによる自動作成ではなく、担当医がしっかりとプランニングを立てる必要があります。

  • 抜歯する場合はどうなるか
  • 抜歯しない場合はどうなるか
  • 患者様一人ひとりに最適な治療計画は何か

これらを慎重に検討するため、ある程度の時間が必要になります。

2. 院内製作型(ダイレクトプリント)

最大の特徴

最短で当日、遅くても1週間以内に治療開始可能

これが外注型との最も大きな違いです。

分かりやすい例え:ピザのデリバリーと専門店

外注型 = デリバリーピザ

  • ピザ工場で作られた冷凍ピザを温めて配達
  • 注文から受け取りまで時間がかかる
  • クリニックには製作設備がない

院内製作型 = ピザ専門店

  • その場で生地から手作り
  • 窯で焼き立てをすぐに提供
  • 専門の設備と技術がある

お蕎麦屋さんで例えるなら、専門店では目の前で手打ちそばを作ってくれるのと同じイメージです。

なぜ今、院内製作型が注目されているのか

テクノロジーの進化

以前は院内製作が難しかった理由:

  • 3Dプリンターで歯の模型を作るのに3時間以上かかった
  • シミュレーションソフトが発展途上だった
  • 素材の選択肢が限られていた

現在の技術革新:

  • 超高速3Dプリンター:わずか5分でプリント完了
  • 高性能シミュレーションソフト:精密な治療計画が可能
  • 形状記憶素材:ダイレクトプリントに最適な素晴らしい素材が登場

世界の矯正学会でも注目

現在、世界の矯正学会では院内製作型アライナーのトピックスがどんどん増えており、これからの10年で大きく進化していくと予想されています。

院内製作型のその他のメリット

1. フィッティングが悪くなった時の対応が早い

外注型の場合:

  • 再度歯型を取る
  • 約1ヶ月待つ
  • その間、歯の移動がストップ

院内製作型の場合:

  • すぐに歯型を取って製作
  • 治療を中断せずに継続可能

2. 歯型採取の回数が少ない

外注型の場合:

  • 1〜2年分のマウスピースを一度に製造
  • 何度も型取りが必要

院内製作型の場合:

  • 合わなくなったらすぐに製作可能
  • 柔軟に対応できる設備が整っている

3. 治療期間の短縮

状況に応じて素早く対応できるため、結果的に治療期間も短くなる可能性があります。

まとめ:あなたに合った選択を

項目 外注型 院内製作型(ダイレクトプリント)
治療開始まで 約1ヶ月 最短当日〜1週間
製作場所 海外工場 クリニック内
途中修正 約1ヶ月待ち 即座に対応可能
メリット 実績が豊富 スピード・柔軟性

院内製作型はこんな方におすすめ

✓ できるだけ早く矯正を始めたい ✓ 治療中の柔軟な対応を重視したい ✓ 治療期間を短くしたい ✓ 最新の技術を試したい

院内製作型アライナーは、従来のマウスピース矯正の弱点をカバーする新しい可能性を持ったアプローチです。

矯正治療について詳しく知りたい方へ

当クリニックでは無料矯正相談を実施しております。外注型・院内製作型それぞれのメリット・デメリットを詳しくご説明し、あなたに最適な治療方法をご提案いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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尾島賢治先生の無料矯正相談

インビザライン矯正の抜歯矯正の「難しい」ポイントを解説します

マウスピース矯正で「抜歯矯正」が難しい理由とは?

こんにちは!今回は患者さまからよくいただく質問「なぜマウスピース矯正では抜歯矯正が難しいのですか?」についてわかりやすく解説します。

「抜歯ならワイヤー矯正で」と言われた経験はありませんか?

他のクリニックで「出っ歯などの場合、当院ではワイヤー矯正になります」と言われて、相談に来られる患者さまは少なくありません。

実は、マウスピース矯正で抜歯症例を扱えるドクターは、世界的に見ても非常に少ないのが現状です。今回は、その理由を4つのポイントから解説します。

マウスピースで抜歯矯正が難しい4つの理由

1. 歯の移動量が非常に多い

抜歯矯正が必要な方の多くは、出っ歯などを改善したいケースです。そのため、前歯4本と犬歯2本を大幅に後ろに下げる必要があります。

しかも、ただ下げるだけでなく:

  • 見た目に影響する部分なので、美しく仕上げる必要がある
  • 水平方向だけでなく、垂直方向(上下)の移動も必要な場合が多い
  • 専門的には「リトラクション(後方移動)」と「圧下(上方移動)」を同時に行う

このような複雑で大幅な移動が求められるため、高度な技術が必要になります。

2. 同じ素材でコントロールする難しさ

ワイヤー矯正の場合:

  • 最初は細く柔らかいワイヤーから始める
  • 徐々に太く硬いワイヤーに変えていく
  • 段階的に力をコントロールできる

マウスピース矯正の場合:

  • 最初から最後まで同じ素材(マウスピース)を使用
  • 一定の素材で複雑な移動をコントロールする必要がある

そのため、マウスピース矯正では:

  • 高度な治療戦略が必要
  • 歯の根っこが骨にどう入っているかなど、解剖学的な知識が重要
  • 一つの素材で多様な動きを実現する技術が求められる

3. 前歯の移動特有の難しさ

抜歯矯正では前歯4本と犬歯2本を動かしますが:

  • 「せっかく抜歯したのに、少ししか動いていない」では意味がない
  • 顔貌(お顔の印象)が変わるほどの大幅な変化が必要
  • 場合によってはミニスクリュー(矯正用アンカー)も使用

このような大きな変化を、美しく仕上げる技術が求められます。

4. 世界的に見ても症例・ドクターが少ない

これが最も決定的な理由です。

  • マウスピースで抜歯矯正をしている先生が世界的に少ない
  • 非抜歯症例(歯を抜かない矯正)は多いが、抜歯症例は圧倒的に少ない
  • 症例が少ない=学べる機会が少ない=技術向上の機会が限られる

当院の院長は:

  • 2014年と2020年に、マウスピースでの抜歯矯正に関する世界的な論文を発表
  • 実際には2006年頃から抜歯症例をマウスピースで治療
  • 海外から抜歯矯正の講演依頼を受けるほど、この分野の専門家

このような豊富な経験を持つドクターが少ないため、多くのクリニックでは「抜歯ならワイヤー」となるのが現状です。

非抜歯矯正(歯を抜かない矯正)の場合は?

非抜歯矯正がマウスピースで「簡単」というわけではありませんが、抜歯矯正に比べると難易度は下がります。

その理由:

  • 歯の移動量が抜歯症例より少ない
  • 抜歯した空間がないため、マウスピースがたわみにくい
  • 既存の歯列内での調整なので、コントロールしやすい
  • 症例数が多いため、学べる機会も多い

ただし、非抜歯でも技術は必要です。ワイヤー矯正においても、抜歯症例の方が非抜歯より難易度が高いのと同じです。

「抜歯が必要」と言われた患者さまへ

他のクリニックで「抜歯が必要だけど、当院ではマウスピースでは対応できない」と言われた方も、マウスピースでの抜歯矯正を専門的に扱っているクリニックなら対応可能な場合があります。

当院では抜歯症例もマウスピース矯正で対応しております。気になる方はぜひカウンセリングにお越しください。

まとめ: マウスピースでの抜歯矯正が難しい理由は、移動量の多さ、同一素材でのコントロールの難しさ、前歯移動の複雑さ、そして何より経験豊富なドクターが少ないことです。しかし、適切な技術と経験を持つドクターであれば、マウスピースでも美しい抜歯矯正が可能です!

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尾島賢治先生の無料矯正相談

形状記憶マウスピース矯正クリニックがたくさんあるけど何で選べばいいか?解説します!

歯科矯正クリニックの選び方 – 失敗しないための3つのポイント

こんにちは!歯科矯正を検討されている皆さまへ、クリニック選びで知っておくべき大切なポイントをお伝えします。

マウスピース矯正でクリニック選びは重要?

答えは「超重要」です!

実は、クリニック選びというより「ドクター選び」と言った方が正確かもしれません。これはマウスピース矯正に限らず、ワイヤー矯正、インプラント、レーシックなど、すべての医療行為において言えることです。

もし担当のドクターが別のクリニックに移られたら、患者さんも一緒に移動するくらい、ドクターとの出会いは重要なのです。

マウスピース矯正は「会社任せ」ではない?

一見、マウスピース矯正は会社にデータを送れば自動的にマウスピースができてくるように見えますが、実はそうではありません。

特に最近増えているインハウスアライナー(クリニック内で製作するマウスピース)では、ドクターのスキルや知識、経験が治療結果に大きく影響します。外注型のマウスピース以上に、ドクターの技術力によって治療の成功度が変わってくるのです。

クリニック選びの3つのポイント

1. 類似症例の実績があるか

あなたと同じような歯並びの悩みを、そのドクターが実際に治療した症例があるかどうかが重要です。

  • 出っ歯が得意なドクター
  • 受け口が得意なドクター
  • 叢生(歯のガタガタ)が得意なドクター

など、それぞれ得意分野があります。カウンセリング時に、自分に似た症例の写真を見せてもらうと、治療のイメージがつかめて安心できます。

2. 専門的な実績(論文・講演・専門書)

これは患者さん向けではなく、ドクター向けの活動実績です。

  • 論文:その分野で有名なドクターなら、必ず論文があります(特に英語論文はグレードが高い指標です)
  • 講演:他のドクターに教える立場にあるということは、その技術・知識が高く評価されている証拠です(海外での講演経験があればさらに信頼できます)
  • 専門書:論文が数ページなのに対し、専門書は何百ページにもなるため、症例数や内容の深さが段違いです

これらは、そのドクターの技術レベルを測る客観的な指標になります。

3. 治療方針との相性

どんなに優秀なドクターでも、あなたの希望や価値観と合わなければ良い治療はできません。

  • 自分が望んでいる治療をしてくれるか
  • 治療の進め方や考え方に共感できるか
  • コミュニケーションがしっかり取れるか

実際にカウンセリングに行って、直接お会いして話すことで、この相性は確認できます。

まとめ:ホームページだけで決めないで!

ホームページで情報収集することも大切ですが、最終的には複数のクリニックでカウンセリングを受けて、直接ドクターとお会いすることが一番確実です。

上記の3つのポイント

  1. 類似症例の実績
  2. 専門的な活動実績(論文・講演・専門書)
  3. 治療方針との相性

をチェックリストとして、納得できるクリニック・ドクターを見つけてくださいね。

歯科矯正は長期間の治療になります。信頼できるドクターと一緒に、理想の歯並びを目指しましょう!

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尾島賢治先生の無料矯正相談

尾島先生のアライナー矯正治療の症例実績はここを見て!

矯正治療を始める前に必ず症例をチェック!クリニック選びの重要ポイント

こんにちは!今回は「矯正治療を始める前に症例を見ることの重要性」について

お話しします。クリニック選びで迷っている方、必見の内容です!

症例を見ることは本当に重要?

答えは「超重要」です!

実は、YouTubeで先生の解説動画をたくさん見て勉強してから来院される患者さまでも、症例を見ていない方が意外と多いんです。

「どのクリニックでも同じような治療が受けられるのでは?」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな誤解です。

なぜ症例を見るべきなのか?

1. 実際の結果が何よりの証拠

ドクターが「こう治ります」「こんな治療ができます」と説明するよりも、実際に治療を終えた患者さまのビフォー・アフターを見る方が、圧倒的に安心できます

  • 言葉だけでは伝わらない仕上がりの美しさがわかる
  • 本当にこのクリニックで結果が出ているのか確認できる
  • 自分と似た症例がどう改善されたか、リアルにイメージできる

2. 矯正治療は患者さまとドクターの「二人三脚」

矯正治療はパッと魔法のように治るものではありません。

  • 長期間にわたる患者さまの努力
  • ドクターの技術と経験
  • お互いの信頼関係

これらすべてが積み重なって、美しい結果が生まれます。症例写真には、そんな治療の歴史と努力の結晶が詰まっているのです。

3. 症例提供してくださる患者さまへの感謝

症例写真を提供してくださるモニター患者さまには、心から感謝とリスペクトの気持ちでいっぱいです。

その患者さまたちのおかげで:

  • これから治療を考える方が安心できる
  • 具体的な治療のイメージが持てる
  • クリニック選びの判断材料になる

本当にありがたい存在なのです。

当院の症例はどこで見られる?

📱 Instagram(インスタグラム)

2024年7月10日の大きな変更点: 以前はフォロワーしか見られなかった投稿が、Google検索からも見られるようになりました!

  • フォロワーでなくても症例をチェックできる
  • Google検索でクリニック名を入れると、Instagramの投稿も表示される
  • より多くの方に実際の治療結果を見ていただける

📘 Facebook(フェイスブック)

こちらでも症例を公開しています。

🏥 無料矯正相談(カウンセリング)

これが一番おすすめです!

実際にクリニックにお越しいただくと:

  • あなたの歯並びに似ている症例を直接お見せできます
  • 「こんな感じで治ります」という具体的な説明を受けられます
  • 治療のイメージが明確に湧きます
  • モチベーションとやる気が間違いなくアップします!

症例を見ることで得られる3つのメリット

✅ 1. 圧倒的な安心感

「このクリニックなら任せられる」という確信が持てます

✅ 2. 明確なイメージ

「自分もこうなれるんだ!」というゴールが見えます

✅ 3. 高いモチベーション

長期間の治療を頑張る原動力になります

歯科医師の先生方へ

2025年4月に専門書も出版されています。

書籍名:「アライナージェネレーション」(クインテッセンス出版)

  • 日本語版ですが、海外のドクターも読んでいる専門書
  • マウスピース矯正の最新知識と技術が詰まった一冊
  • 日本の先生方にはぜひ熟読していただきたい内容です

まとめ:症例チェックは必須ステップ!

矯正治療は長期間にわたる大切な治療だからこそ、事前の情報収集が重要です。

おすすめの流れ:

  1. まずはSNSで症例をチェック
    • Instagram、Facebookで実際の治療結果を確認
  2. 無料カウンセリングに参加
    • 自分に似た症例を直接見せてもらう
    • 具体的な治療計画を聞く
  3. 納得してから治療スタート
    • イメージが明確な状態で前向きに治療開始!

矯正治療はパパッと治るものではありません。だからこそ、最初から最後までどう変化していくのかを事前に知っておくことが、安心して治療を進めるための第一歩なのです。

無料矯正相談のご案内

「自分の歯並びはどう治るの?」 「似た症例はある?」 「本当にマウスピース矯正で治せる?」

そんな疑問や不安をお持ちの方、まずは無料カウンセリングにお越しください!

あなたに似た症例をお見せしながら、具体的な治療プランを一緒に考えましょう。歯並びを直したいとお考えの方、お待ちしております!

ご予約方法: 概要欄のリンクからメールでお問い合わせください

あなたの理想の笑顔への第一歩、一緒に踏み出しましょう!

 


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尾島賢治先生の無料矯正相談

アライナー矯正治療は外注か?内製か?どっちがおすすめ?〜ドクター向け〜

【患者様向け】マウスピース矯正、どこで作るかで何が変わる?2025年の最新事情

こんにちは!マウスピース矯正を受けている方、これから始めようと思っている方に、ぜひ知っておいてほしいお話があります。

実は、マウスピース矯正には**「どこで作るか」**によって大きな違いがあるんです。今日はその違いと、あなたにとって何がベストなのかをわかりやすくお伝えします。

マウスピースの作り方、実は2種類あるんです

①外注型(がいちゅうがた)

歯医者さんで歯型を取って、専門の会社に送って作ってもらう方法です。有名なマウスピース矯正ブランドの多くがこのタイプ。計画的に何十枚ものマウスピースをまとめて作ります。

メリット:

  • 歯医者さんが高額な機械を買わなくてOK
  • 矯正を始めたばかりの歯医者さんでも導入しやすい

デメリット:

  • 歯型を取ってから届くまで時間がかかる(通常1ヶ月程度)
  • 途中で調整したくてもすぐには対応できない

②院内製作型(いんないせいさくがた)

歯医者さんが自分のクリニックで、3Dプリンターを使って作る方法です。最新の「形状記憶素材」という特殊な材料を使います。

メリット:

  • 必要な時にすぐ作れる!
  • 細かい調整がスピーディー
  • 先生が「ここをもう少し動かしたい」と思ったらすぐ対応

デメリット:

  • クリニックが設備投資をする必要がある

実はマウスピース矯正、もともとは院内製作から始まったんです

マウスピース矯正の歴史をちょっと振り返ってみましょう:

  • 第1世代・第2世代:院内製作でスタート
  • 第3世代:外注型が主流に
  • 第4世代・第5世代(今ここ!):3Dプリンター技術の進化で、再び院内製作が注目されています

つまり、最新トレンドは「院内製作」への回帰なんです。でも、「どちらか一方だけ」ではなく、「両方を上手に組み合わせる」時代になっています。

あなたの状況別:どっちが向いてる?

【ケース1】お子様の矯正 → 院内製作がおすすめ!

お子様の矯正で院内製作が特に優れている理由は3つあります。

理由❶ 歯の生え変わりにすぐ対応できる

お子様の場合、乳歯が抜けて永久歯が生えてくるタイミングがあります。外注型だと、新しい歯が生えてきたのに「新しいマウスピースが届くまで1ヶ月待ち」なんてことも。院内製作なら、その日のうちに対応可能です。

理由❷ 成長に合わせた調整ができる

お子様の顎は日々成長しています。歯だけでなく、顎の骨全体がどんどん大きくなっていくんです。だから、こまめに歯型を取って、成長に合わせて調整することがとても大切。院内製作なら、ベストなタイミングで対応できます。

理由❸ 長期治療でも期限切れの心配なし

小児矯正は5〜6歳から始めて、14歳頃まで続くこともあります。途中で「1期治療」が終わって休憩期間を挟み、すべての歯が生えそろってから「2期治療」を始めることも。

外注型だと、この休憩期間中に契約期限が切れてしまい、「2期治療を始めるのに、また最初から契約し直し」なんてことに。院内製作なら、ワイヤー矯正と同じように期限を気にせず、必要な時に治療を再開できます。

【ケース2】ちょっとした後戻りや微調整 → 院内製作が便利!

矯正治療が終わって、保定期間(リテーナーをつける期間)に入った後、「あれ?ちょっと歯が動いちゃった?」ということ、実は少なくありません。

外注型の場合:

  • また歯型を取って会社に送る
  • 新しいマウスピースが届くまで約1ヶ月
  • でも契約期限が切れていたら、追加費用がかかることも

院内製作の場合:

  • その場ですぐ対応
  • コストも時間も節約
  • 「ちょっと気になる」レベルで早めに対処できる

【ケース3】マウスピースが合わなくなった時 → 院内製作で即対応!

矯正治療中、マウスピースがうまくフィットしなくなったり、歯の動きが計画通りにいかないこと、時々あります。

外注型の場合:

  • 新しいマウスピースを注文
  • 届くまで約1ヶ月待つ
  • その間、治療が進まない(これが一番もったいない!)

院内製作の場合:

  • 月1回の通院で細かく調整
  • すぐに治療を再開できる
  • 結果的に治療期間が短くなる可能性も

【ケース4】手術を伴う矯正治療 → 院内製作が理想的!

顎の手術や、上顎を広げる治療(MSE)などを行った後は、**「RAP効果」**という特別な期間があります。これは、手術などで骨に刺激が加わった後の約3ヶ月間、歯がとても動きやすくなる現象です。

この貴重な「ゴールデンタイム」を、「マウスピースが届くのを待つ時間」で無駄にしてしまうのはもったいない!院内製作なら、手術直後からすぐに治療を開始できます。

【ケース5】複雑な矯正治療 → 組み合わせが効果的!

歯を抜いて矯正する場合など、複雑なケースでは、段階に応じて外注型と院内製作を組み合わせることで、より効率的な治療が可能です。

例えば:

  1. 奥歯を後ろに動かす段階(2mm程度)→ 院内製作でスタート
  2. ある程度スペースができた → 外注型にバトンタッチ
  3. 最後の細かい仕上げ → また院内製作で調整

または:

  1. 外注型でメインの治療
  2. うまくいかない部分を院内製作でリカバリー
  3. 最後の仕上げは再び外注型で

こんな風に自由に組み合わせられるのが、2025年以降の新しいスタイルです。

「組み合わせ」が患者様にとって最高の結果を生む

2025年以降、「外注型だけ」「院内製作だけ」という時代は終わりました。これからは、あなたの状況に合わせて最適な方法を選ぶ・組み合わせる時代です。

実際の組み合わせ例

パターン1:保定期間の安心プラン 外注型でしっかり治療完了 → 保定期間中の微調整は院内製作で

パターン2:スピード重視プラン 院内製作で初期治療 → 外注型で本格移動 → 仕上げは院内製作

パターン3:リカバリー重視プラン 外注型で治療中、フィットしなくなったら院内製作で一時的に修正 → 軌道に乗ったら外注型に戻す

あなたにとってのメリットまとめ

この新しい治療スタイルで、あなたが得られるメリット:

✓ 待ち時間の削減

「新しいマウスピースが届くまで1ヶ月待ち」が減る

✓ 通院回数の削減

「マウスピースが合わなくて何度も通院」が減る

✓ 治療期間の短縮

素早い対応とリカバリーで、トータルの期間が短くなる可能性

✓ より精密な仕上がり

細かく調整しながら進められるので、理想の歯並びに近づける

✓ コストパフォーマンス向上

治療後の小さな調整に、大きな追加費用がかからない

✓ 安心感アップ

何かあってもすぐ対応してもらえる安心感

最新素材「形状記憶マウスピース」って何?

院内製作で使われる最新の素材は、体温(37度)で形状記憶機能を発揮する特殊な材料です。

従来のマウスピースとの違い

  • 装着感:より快適で違和感が少ない
  • 効率性:歯をより効率的に動かせる
  • 耐久性:丈夫で長持ち

この新素材は「グラフィアライナー」と呼ばれ、世界中の歯科矯正学会で注目されています。アメリカやヨーロッパの大学でも研究が進み、多くの論文が発表されている、確かな技術です。

なぜ今、院内製作が注目されているの?

理由1:3Dプリンター技術の進化

以前は高額で精度も今ひとつだった3Dプリンターが、今では高精度で手の届く価格になりました。

理由2:形状記憶素材の登場

ただのプラスチックから、体温で反応する高機能素材へと進化しました。

理由3:患者様のニーズの変化

「早く」「柔軟に」「無駄なく」治療を進めたいという声が増えています。

「外注型一択」では窮屈な時代に

ワイヤー矯正でも、いろんな種類の装置を状況に応じて使い分けますよね?それと同じで、マウスピース矯正も「この方法しか使えません」では、患者様にとって最高の結果が出せないことがあります。

マウスピース矯正を専門にしている先生なら、患者様も「マウスピースで最後まで治療してほしい」と思うはず。だからこそ、柔軟に対応できる環境があることが大切なんです。

こんな時は先生に相談してみましょう

  • マウスピース矯正を検討している
  • 現在の治療で「もっと早く進められないかな?」と感じている
  • 治療が終わったけど、少し後戻りが気になる
  • お子様の矯正を考えている
  • 治療中にマウスピースが合わなくなった
  • 保定期間中の微調整をどうするか悩んでいる

ぜひ担当の先生に「院内製作のマウスピース」や「治療方法の組み合わせ」について聞いてみてください。

まとめ:あなただけのオーダーメイド治療へ

2025年以降のマウスピース矯正は、もっとドラマチックで、もっとあなたに寄り添った治療になっています。

「外注型」と「院内製作」、どちらか一方を選ぶのではなく、あなたの状況に合わせて最適な方法を組み合わせる—それが新しいスタンダードです。

最新の技術と素材、そして柔軟な治療計画によって、より快適に、より効率的に、そしてより美しい笑顔を手に入れられる時代になりました。

あなたの理想の歯並びへの道のりが、もっとスムーズで快適なものになりますように。

次回の診察時に、ぜひ先生に「どんな選択肢があるの?」と聞いてみてください。新しい可能性が広がるかもしれません!

 

こちらの内容は動画でもご覧いただけます

 

尾島賢治先生の無料矯正相談

 

 

 

 

 

【症例解説】すきっ歯と出っ歯を同時に治療|マウスピース矯正の実際の症例

「前歯の隙間が気になる」「前歯が少し出ている」

「前歯の隙間が気になる」「前歯が少し出ている」という複数の歯並びのお悩みを抱えている方は少なくありません。このページでは、すきっ歯と出っ歯の両方の症状をマウスピース型矯正装置(インビザライン)で改善した実際の治療例をご紹介します。

症例の概要

  • 主訴:前歯の隙間と前歯の突出感が気になる
  • 症状:すきっ歯(空隙歯列)+ 上顎前突(出っ歯)
  • 治療方法:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
  • 担当医:院長 尾島賢治(5000症例以上の実績)
  • 治療院:スマイルイノベーション矯正歯科・新宿 / 本郷さくら矯正歯科 / 銀座さくら矯正歯科

治療前後の変化

すきっ歯と出っ歯のマウスピース矯正治療例 治療前後の比較

治療前の状態

  • 上顎前歯部に複数の隙間(すきっ歯)がある
  • 前歯が前方に傾斜している(出っ歯傾向)
  • 正中(中心線)の隙間が特に目立つ
  • 全体的に歯列弓が広がっている

治療後の状態

  • すべての隙間が閉じている
  • 前歯の突出感が改善され、口元のバランスが整っている
  • 歯列が美しいアーチ状に整っている
  • 歯並びが揃い、清潔感のある口元に

※治療効果には個人差があります。すべての方が同じ結果になるとは限りません。

すきっ歯と出っ歯が同時に起こる原因

すきっ歯と出っ歯は、一見すると別々の問題のように思えますが、実は関連していることがあります。この症例のように、両方の症状が同時に現れるケースは決して珍しくありません。

主な原因

1. 顎の大きさと歯の大きさのバランス

顎が大きく、歯が小さい場合、歯列全体にスペースが余り、すきっ歯になります。同時に、前歯が前方に傾斜しやすい環境が生まれ、出っ歯傾向になることがあります。

2. 舌の癖(舌癖)

飲み込むときや安静時に舌で前歯を押す癖があると、前歯が前方に傾くだけでなく、歯と歯の間に隙間ができることがあります。

3. 唇の筋肉の弱さ

唇を閉じる筋肉が弱い場合、常に口が開いた状態になりやすく、前歯を抑える力が働かないため、前歯が前方に傾斜し、隙間もできやすくなります。

4. 上唇小帯の異常

上唇と歯茎をつなぐ筋(上唇小帯)が太く、前歯の間まで入り込んでいる場合、正中に隙間ができやすくなります。

マウスピース矯正による治療アプローチ

この症例で行った治療ステップ

STEP 1:精密検査と治療計画

iTero(アイテロ)という3D口腔内スキャナーを使用し、お口の中を精密にスキャンします。このデジタルデータをもとに、治療前から治療後までのシミュレーションを作成し、患者様に治療後のイメージをご確認いただきます。

STEP 2:インハウスマウスピースの製作

治療計画に基づき、患者様専用のマウスピースを製作します。通常、治療完了までに20〜40枚程度のマウスピースを使用します。
*現在は矯正を行なっています

STEP 3:段階的な歯の移動

隙間を閉じる動き:マウスピースを1〜2週間ごとに交換しながら、少しずつ歯を移動させ、隙間を閉じていきます。すきっ歯の治療は、マウスピース矯正が最も得意とする動きの一つです。

前歯の後方移動:前歯の突出感を改善するため、前歯を後方に移動させます。必要に応じて、歯と歯の間を0.2〜0.5mm程度削る処置(IPR)を行うことで、抜歯せずにスペースを確保します。

STEP 4:保定期間

歯を動かす治療が完了したら、リテーナー(保定装置)を使用して、歯が元の位置に戻らないように固定します。特にすきっ歯の場合、舌の癖があると後戻りしやすいため、保定期間中の管理が重要です。

マウスピース矯正で治療するメリット

1. 目立たない

透明なマウスピースを使用するため、治療中であることがほとんど分かりません。人と接する仕事をされている方や、見た目を気にされる方に最適です。

2. 取り外しができる

食事や歯磨きのときは取り外せるため、普段通りの生活を送ることができます。お口の中を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクも低減できます。

3. 痛みや違和感が少ない

ワイヤー矯正と比較して、痛みや違和感が少ないと言われています。金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。

4. 通院回数が少ない

1〜2ヶ月に1回程度の通院で済むため、忙しい方でも無理なく治療を続けられます。

5. すきっ歯の治療に特に効果的

隙間を閉じる動きは、マウスピース矯正が最も得意とする治療の一つです。予測性が高く、良好な結果が得られやすい症例です。

治療期間と費用の目安

治療期間

すきっ歯と出っ歯を同時に治療する場合、症状の程度によりますが、一般的には1年〜2年程度の治療期間となります。

  • 軽度の場合:6ヶ月〜1年程度
  • 中等度の場合:1年〜1年半程度
  • 重度の場合:1年半〜2年程度

費用について

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の費用は、症例の難易度や治療期間によって異なります。詳しくは、当院の治療費用ページをご覧いただくか、無料相談でお尋ねください。

※治療費用は、検査・診断料、装置料、調整料などを含みます。
※分割払いも可能です。詳しくは無料相談でご説明いたします。

すきっ歯・出っ歯治療のよくある質問

Q1. すきっ歯は必ず治りますか?

A. はい、ほとんどの場合、マウスピース矯正で改善できます。ただし、歯周病が原因の場合は、歯周病の治療を優先する必要があります。また、舌の癖が原因の場合は、舌のトレーニング(MFT)を併用することで、後戻りを防ぎます。

Q2. 抜歯は必要ですか?

A. すきっ歯の場合、基本的には抜歯は必要ありません。むしろ、隙間を閉じるための治療となります。ただし、出っ歯の程度が重度の場合は、前歯を後方に移動させるスペースを確保するために、小臼歯を抜歯することもあります。

Q3. 治療後に後戻りすることはありますか?

A. すきっ歯は、舌の癖などがある場合、後戻りしやすい傾向があります。そのため、治療後はリテーナー(保定装置)を確実に使用することが重要です。また、舌の癖の改善指導も行います。

Q4. 大人でも治療できますか?

A. はい、年齢に関係なく治療可能です。当院では、20代から60代まで幅広い年齢層の患者様が治療を受けられています。歯と歯を支える骨が健康であれば、何歳からでも矯正治療は可能です。

Q5. 痛みはありますか?

A. マウスピースを交換した直後は、歯が動く際の違和感や軽い痛みを感じることがありますが、通常2〜3日で慣れます。ワイヤー矯正と比較すると、痛みは少ないと言われています。

Q6. 日常生活に支障はありますか?

A. マウスピースは透明で目立たないため、日常生活への支障はほとんどありません。食事や歯磨きのときは取り外せるため、普段通りの生活を送ることができます。ただし、1日20〜22時間の装着が必要です。

スマイルイノベーション矯正歯科が選ばれる理由

1. 豊富な症例実績

院長の尾島賢治は、5000症例以上のマウスピース矯正治療実績を持ち、年間400症例以上の治療を行うブラックダイアモンド・プロバイダー(2014年〜2019年)です。

2. 最新設備と技術

iTero(アイテロ)という3D口腔内スキャナーを導入し、精密な診断と治療シミュレーションが可能です。治療前に治療後のイメージをご確認いただけます。

3. 無料矯正相談

矯正相談専門のスタッフが、丁寧にお話を伺います。治療方法、期間、費用について、分かりやすくご説明いたします。

4. 複数の医院で対応

新宿・本郷・銀座の3院で治療を行っており、通いやすい医院をお選びいただけます。

5. 国内外での講演活動

院長の尾島賢治は、国内外でマウスピース矯正の講演を行っており、最新の知識と技術を常にアップデートしています。

その他の治療症例

当院では、すきっ歯・出っ歯以外にも、さまざまな歯並びの悩みに対応しています。

より多くの症例をご覧になりたい方は、当院のYouTubeチャンネルでも症例動画を公開しています。

無料矯正相談のご予約

すきっ歯や出っ歯のお悩み、まずは無料相談でお気軽にご相談ください。
3D口腔内スキャナーを使用した治療シミュレーションも無料で体験いただけます。

アクセス

新宿院:JR新宿駅西口 徒歩1分 / 都営大江戸線 新宿西口駅 D4出口 0秒
本郷院:東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩1分
銀座院:東京メトロ銀座駅・有楽町駅 徒歩3分

診療時間:11:00〜19:00(木・日・祝休診)

治療に関する注意事項

※本ページに掲載されている症例写真は、患者様の同意を得て掲載しています。

※治療効果には個人差があります。掲載されている症例と同じ結果が得られるとは限りません。

※治療期間・費用は、患者様の症状や口腔内の状態により異なります。詳しくは当院にてご相談ください。

※矯正治療には以下のリスクや副作用が伴う可能性があります:歯の移動に伴う痛みや違和感、歯根吸収、歯肉退縮、装置による口内炎、虫歯や歯周病のリスク、治療後の後戻りなど。

尾島賢治先生の無料矯正相談

 

海外でも注目のインハウスアライナー矯正はどうやって始めたらいいのか?〜歯科医師向け〜

マウスピース矯正の進化:100年の歴史と最新の「第5世代」インハウスアライナー

2025年8月に開催されたインハウスアライナー研究会が大きな反響を呼んでいます。参加した多くの歯科医師から「インハウスアライナーを始めたい」「形状記憶アライナー(シェイプメモリーアライナー)の使い方を知りたい」という声が殺到しているそうです。

今回は、マウスピース矯正(アライナー矯正)の歴史と、なぜ今「インハウスアライナー」が注目されているのかを、わかりやすく解説します。

マウスピース矯正の100年の歴史

実は、マウスピース矯正は1926年から始まっており、2026年には100年の歴史を迎えます。その進化を世代別に見てみましょう。

第1世代(1926年〜):手作業の時代

粘土のような印象材で歯型を取り、石膏模型を作成。その模型をバラバラにして手作業で動かし、プレスして作る方法でした。1回の歯型から1枚のマウスピースしか作れず、細かい歯の移動が困難だったため、「マウスピースでは歯が動かせない」と思われていました。

第2世代(1997年〜):デジタル化の始まり

アメリカのパシフィック大学で、コンピューターのCAD/CAMを使った革新的な方法が開発されました。歯型をデジタルデータ化し、コンピューター上で治療計画を立てる時代の幕開けです。これがインビザラインの始まりであり、外注型マウスピース矯正の時代が始まりました。

第3世代(2011年〜):口腔内スキャナーの登場

従来の印象材による型取りではなく、スキャナーで歯をデジタル化できるようになりました。スキャンデータを外注先の企業に送り、マウスピースを製作してもらう方式です。

第4世代(2015年〜):3Dプリンターで院内製作へ

3Dプリンター技術の進化により、クリニック内で歯型模型をプリントできるようになりました。スキャン→シミュレーション→模型プリント→プレスという流れで、再び**インハウス(院内製作)**へと戻ってきたのです。

第5世代(2019年〜):模型レス・ダイレクトプリント

2019年、グラフィー社が画期的な特許を取得。模型を作らずに、マウスピースを直接プリントする技術が登場しました。日本では2024年に認可され、本格的に普及が始まっています。

第5世代の革新性:単なる「模型レス」ではない

第5世代の真の革新性は、模型が不要になったことだけではありません。従来のプレス方式では不可能だった、自由なデザインが可能になったのです。

従来のプレス方式の限界

歯の模型にシートを温めてプレスする方式では、歯の形状にしか対応できませんでした。

ダイレクトプリントの可能性

3Dプリンターで直接造形することで、以下のような機能を追加できます:

  • ウィング:顎の位置を正しく誘導
  • フック:ゴムをかけるための装置
  • パラタルバー:より効果的な歯の移動をサポート

つまり、デザインの自由度が飛躍的に高まり、歯の移動がより画期的に、効果的になったのです。

さらに、37℃の体温で形状記憶が復活する優れた素材により、より精密で効果的な矯正治療が可能になっています。

インハウスアライナーを始めるための3つの必須要素

研究会では、多くの歯科医師が「どうやって始めればいいのか」と質問しました。インハウスアライナーを導入するには、以下の3つが必要です。

1. 設備投資

ピザ屋の例えで考えてみましょう。冷凍ピザを温めて出すだけなら電子レンジだけで済みますが、本格的なピザを焼くなら窯が必要です。

同様に、外注型では設備は不要ですが、インハウスで製作するには3Dプリンターなどの設備投資が必須です。マウスピース矯正の専門性を高めたいクリニックには必要な投資と言えます。

2. シミュレーション技術

外注型では企業に依頼できましたが、インハウスでは自分でシミュレーションを行う必要があります。

「良い窯があっても、ピザのレシピを知らなければ作れない」のと同じです。素晴らしい素材と設備があっても、シミュレーション能力、分析力、治療計画のレベルを高める必要があります。

重要なポイント:外注型アライナーの考え方やステージングは、インハウスアライナーには通用しません。ワイヤー矯正の考え方が外注型アライナーに直接応用できないのと同様に、外注型の考え方をインハウスに持ち込んでも上手くいきません。インハウスには独自のアプローチが必要です。

3. チームビルディング

1人ですべて行うには限界があります。スタッフやテクニシャンと役割分担し、効率的に製作できる体制を整えることが重要です。

次の10年はインハウスアライナーの時代

10年前、外注型アライナーを学びたい歯科医師は多くいましたが、学べる場所はほとんどありませんでした。今では外注型の情報は豊富にあります。

そして今、次に学びたいのは間違いなくインハウスアライナー形状記憶アライナーです。

2014年から続いてきた研究会も、2024年から外注型からインハウスアライナーの研究会へと方向転換しました。世界的に見ても、この分野が今後10年間で大きく成長すると予測されているからです。

まとめ

マウスピース矯正は100年の歴史の中で、手作業からデジタル、外注から院内製作へと進化してきました。そして今、第5世代の「ダイレクトプリント」技術により、より自由で効果的な矯正治療が可能になっています。

患者さんにとっては、より精密で快適な矯正治療を受けられる時代が到来したと言えるでしょう。歯科医師にとっては、新しい技術を学び、専門性を高める絶好の機会です。

マウスピース矯正を検討されている方は、クリニックがどのような技術や設備を持っているかも、選択の参考にしてみてください。

本日の内容は動画でも解説しています