☆歯のサイズを小さくして隙間を作る矯正治療方法

御訪問ありがとうございます。
本郷さくら歯科 インビザラインドクターの尾島です。
本日のテーマは専門用語で「IPR」
わりやすい言葉では「歯を少し削って、歯を小さくして、すき間を作る事」です。
ではどれくらい削るのかというと
約0,1~0,25mmです。
何故 歯を削るのでしょうか?
それは 歯並びが悪かったり、歯が重なり合っていてきれいに並んでいない方が
歯を少しずつ、歯の横幅を小さくすることで
歯をきれいに配列するために行う治療方法です。
従来のワイヤー矯正でも行われる治療方法でスライシングとも呼ばれて
昔から一般的に行われる歯の横幅を小さくするために行う処置です。
歯の外側の硬い部分(エナメル質といいます)を1層削り、歯のサイズを小さくします。
一般的にエナメル質の厚さは約1~2mmと言われています。
つまりIPRで行う削る量はエナメル質の厚みの3分の1以下になります。
よく患者様よりいただくご質問の中に
「歯を削ることで虫歯になりやすくなりませんか?」
「歯がしみるようになりませんか?」
などの御質問があります。
私がいつも患者様にお伝えしているのは
通常、歯と歯がぶつかる事で削れる現象を「咬耗」と呼びますが
「咬耗」で削れる量は0,2mmとかいうレベルではなく3mmとかです。
つまり歯の外側の(エナメル質)組織にとって「問題の無い安全域」の範囲なのです。
ですのでIPRを行った事で歯が劣化するという事はありません。
ただしっかりと歯ブラシは必要ですよ。
あと歯並びが悪い方が歯と歯のすき間に汚れがたまり虫歯になります。
IPRをして矯正をする事で虫歯の御心配をされるより
歯並びが悪く清掃状態が悪い方が虫歯や歯周病のリスクは高いです。
今回のポイントは
「IPRで行う歯の削る量は歯の片側に約0,2mm」で
「安全域の中での処置方法」
という事でした。
それでは次回に
ではー
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