矯正用インプラントで前歯の移動

ご訪問ありがとうございます。
本郷さくら歯科
インビザラインドクターの尾島です。
今回のテーマは
矯正用インプラントによる前歯の移動です。
上顎と下顎が共に前方に出ている状態の
歯列の患者さまです。
直径1.4ｍｍ　長さ6ｍｍ　の矯正用インプラントを
本日は3本　埋入し即時牽引しました。

上顎に2本の矯正用インプラントアンカーを埋入しました。
時間は約3分です。

上顎の矯正装置とパワーチェーンで矢印の方向に歯列ごと
白線のラインの方向に牽引します。

下顎の矯正用インプラントアンカーです。
オペ時間は約1分半です。

上顎と同様に矯正装置にパワーチェーンで矢印の方向に牽引します。
専門用語ですと圧下（あっか）させると呼びます。
歯根方向の移動は通常ワイヤー単独で行う場合
大変複雑なワイヤーを装着しないといけません。
また時間もかかります。
しかしインプラントアンカーを使用する事が出来ると
歯列ごと歯根方向に圧下が可能になり
ワイヤー自体もシンプルに設計できます。
患者さまにとってとても良いですよね。
少しピアスを入れている「ハードな方」のような
感じがしますが＾＾；
それではまた次回に
ではー
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