マウスピース矯正治療に年齢制限はありますか?

40代歳以上の方でも大丈夫

「もう遅い」なんてありません – 大人の矯正治療について

「出っ歯が気になるけれど、40代で矯正治療なんて遅すぎるのでは?」

そんな不安をお持ちの患者様から、よくこのようなご相談をいただきます。今日は、矯正治療専門の歯科医師として、大人のアライナー矯正治療(マウスピース矯正)について詳しくお話しいたします。


年齢は関係ありません!

まず最初にお伝えしたいのは、矯正治療に年齢制限はないということです。

「矯正は若い人がするもの」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、それは昔の話です。現在では、40代、50代、60代で矯正治療を始められる方がたくさんいらっしゃいます。

実際に、当院でも多くの大人の患者様が理想の歯並びを手に入れられています。年齢を理由に諦める必要は全くありません。


本当に重要なのは「骨の状態」

矯正治療で最も大切なのは、移動させる歯の周りに十分な骨があるかどうかです。

骨の状態が良好であれば

  • 年齢に関係なく歯は動きます
  • 安全に矯正治療を行えます
  • 理想的な歯並びが実現できます

年齢よりも、お口の中の状態の方がずっと重要なのです。まずは検査を受けて、ご自身の骨の状態を確認してみませんか?


アライナー矯正なら移動量を細かく調整

大人の矯正治療では、どのように歯を動かすかが特に重要になります。

アライナー矯正の利点

  • デジタルソフトを使って、歯の移動量を細かく調整できます
  • 一度に大きく動かすのではなく、少しずつ優しく移動
  • 歯や歯茎への負担を最小限に抑えられます
  • 痛みや不快感が軽減されます

大人の歯は子供に比べて動きにくいため、このような細やかな調整ができるアライナー矯正は理想的な選択肢です。


抜歯矯正のメリット – 実はシンプルで負担が少ない

「抜歯」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、実は出っ歯の治療では抜歯矯正の方が有利な場合もあります。(患者様の状況により診断が異なります)

抜歯矯正のメリット

1. 治療がシンプルになる

  • 抜歯によってスペースができるため、歯の移動が単純化
  • 複雑な動きが不要になります

2. 歯への負担が軽減

  • 移動距離が短くなるため、歯にかかる力が少なくなります
  • 痛みや不快感が軽減されます

3. 確実な結果が期待できる

  • 十分なスペースがあるため、理想的な位置まで確実に移動可能

非抜歯矯正のリスクを知っておきましょう

一方で、出っ歯の矯正において、抜歯を避けた非抜歯矯正では、以下のような課題があります:

必要な歯の移動

遠心移動(奥に動かす)

  • 歯を遠心(奥)に移動させる必要があります
  • 遠心側に十分な骨があるかが重要な条件

側方拡大(横に広げる)

  • 歯列を側方(横)に広げる治療
  • 頬側の骨の厚みが十分必要

注意すべきポイント

  • これらの移動には骨の量と質が重要
  • シミュレーション上では動くように見えても、実際に骨があるかどうかを正確に診断する必要があります
  • 40代以上では骨の状態をより慎重に評価する必要があります
  • 歯周病が進んでいたり、女性の場合は骨粗鬆症が進行しているなどの理由により骨が少なく場合があります
  • 無理な移動は歯茎や歯肉の退縮や歯の負担増につながる可能性

あなたに最適な治療法を一緒に見つけましょう

矯正治療の方法は一つではありません。患者様お一人お一人の:

  • お口の中の状態
  • 骨の量と質
  • ライフスタイル
  • ご希望や目標

これらすべてを総合的に考慮して、最適な治療計画をご提案いたします。

*スマイルイノベーション矯正歯科では、精密検査(55,000円)にて診断させていただきます


まとめ:今からでも遅くありません

  • 年齢は矯正治療を諦める理由にはなりません
  • 重要なのは骨や歯の状態です
  • アライナー矯正では歯に負担の少ない治療が可能な場合があります
  • 抜歯矯正は実はシンプルで負担の少ない選択

40代以上の方こそ、経験豊富で慎重な治療計画が重要です。まずはお気軽にご相談ください。理想の笑顔を実現するお手伝いをさせていただきます。


「もう遅い」と諦める前に、まずは一度ご相談ください。きっと新しい可能性が見つかります。

本日の内容は、以下の動画でもご覧いただけます

マウスピースに「形状記憶」機能が付いたらどうなるのか?

近年、数ある矯正装置の中でも世界で注目されているのは3Dプリンターで直接マウスピースをプリントしてできる「形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)」でしょう。

形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)は、2019年(世界デンタルショー / 2019年3月ドイツにて)に登場しました。韓国のGraphy社が(社長:Mr. Un-seob Sim)開発し、発表されました。

3Dプリンターで模型を作らずに直接マウスピースをプリントする技術と言うだけでも新しい技術で、多くの企業がその開発に力をかけていました。ですが、なかなか口の中で着脱ができ、矯正力をかけられるようなマウスピースが3Dプリンターで直接プリントすることはできませんでした。しかし、Graphy社は、形状記憶機能までつけて、マウスピース用の材料を発表したのです。

矯正治療と形状記憶の関係

矯正治療で従来から使われるワイヤーにも「形状記憶」が用いられていました。氷水で冷やすと柔らかくなり、口の中の温度で固まる「Ni-Ti ワイヤー」と呼ばれるものです。多くの矯正の先生が今現在も使っています。矯正治療は、このNi-Tiワイヤーの登場で大きく変わりました。

形状記憶がマウスピース矯正に加わると

Graphy社の開発した材料で作られたマウスピース「形状記憶マウスピース(シェイプメモリーアライナー)」には、形状記憶機能がついています。

従来のマウスピースと形状記憶マウスピースの違い『アライナージェネレーション(クインテッセンス出版)』尾島賢治著 P330 より抜粋

矯正力の効果時間
熱可塑性素材と比較して持続的な矯正力にて歯の移動を行う

矯正力の強さ
熱可塑性素材と比較して優しい矯正力(約1/9)で同じ移動が可能(P334、図3-1G 参照)

アライナーの適合力
熱可塑性素材と比較してアンダーカット部のブロックアウトが少なくて良いので適合が高い

④歯との適合性
熱可塑性素材のプレスによる製作とプリンティングによる製作の違いにより歯と適合が良い

装着の方法
熱可塑性素材はチューイ等を使用して噛み込むことで歯に適合させるが、形状記憶素材はお湯に入れてアライナーが軟化後に口腔内装着して時間経過すると適合する

と言うことで、まとめると今でのマウスピースに比べて歯の動きに最適であると言えます。

詳しくは患者様向けシェイプメモリーアライナー.com サイトにて

▶️ シェイプメモリーアライナーの無料矯正相談はこちら

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スマイルイノベーション矯正歯科の無料矯正相談
03-5909-7710

平日:11:00〜13:00 / 15:00〜19:00
土曜:10:30〜13:00 / 14:00〜17:00
休診日:木曜・日曜・祝日
都内3箇所(銀座・新宿・本郷三丁目)にて

ご予約お待ちしております
https://smile-i-ortho.jp/form/consultation/

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「アライナー/ マウスピース矯正で難しいケースはありますか?」というご質問に対して

ごきげんよう
スマイルイノベーション矯正歯科の尾島です

「アライナー/ マウスピース矯正で難しいケースはありますか?」というご質問をよくいただきます。本日は、このご質問についてお答えします。

そして、先日2025年4月10日(木)は『アライナージェネレーション〜Dr.尾島賢治のテクニック & 分析ポイント131のすべて(クインテッセンス出版)』の発売日でした。すでにご予約注文で多くの先生方に手にとっていただけているようで大変嬉しいです。
Amazon, 楽天BOOKs では、早くから「在庫切れ」となっておりました。
ありがとうございます。

シエン社オンラインにてご購入いただけます「アライナージェネレーション」

さて、前述のご質問に戻ります。

この質問をChat GPT に聞いてみましたら、以下の回答となりました。

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Chat GPT の回答 (回答日などによって内容は変わるかもしれません)

はい、アライナーまたはマウスピース矯正治療には、いくつかの難しいケースがあります。以下はいくつかの例です:

1. 重度の叢生(ガタガタ)の歯並び:重度の歯並びの不正の場合、アライナー矯正だけでは完全な矯正が難しい場合があります。このような場合、従来の矯正治療法が必要となることがあります。

2. 歯の回転や傾きが大きい場合:歯が大きく回転している場合や傾いている場合、アライナー矯正だけではそれを修正するのが難しいことがあります。

3. 骨格的な不正:歯並びの問題が顎の骨格的な不正によるものである場合、アライナー矯正だけでは矯正が難しいことがあります。

4. 矯正治療の適応外の症状:一部の歯の状態や矯正治療に適さない状態がある場合、アライナー矯正は適切な治療法とはならないことがあります。

総じて、アライナー矯正は軽度から中等度の歯並びの不正に効果的であり、多くのケースで効果的な治療法として使用されます。ただし、上記のような難しいケースに関しては、歯科医との相談をおすすめします。

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ということでした。

私の見解をお話ししますと、結論から言うとどのような治療方法も「ドクターの診断力、技術力による」といえると考えています。

どのような装置、ワイヤー矯正を使っても、裏側の矯正装置を使っても、マウスピース矯正を使っても、治せるもの、治せないものがあります。結局はドクターの診断力にかかっています。装置が治すわけではなく、マウスピース矯正においても、初めの診断、治療途中の修正力が伴わなければ良い装置だとしても治療はうまく進みません。

スマイルイノベーション矯正歯科では、CTと歯型のデータを合わせて詳細に分析を行います。インハウスアライナー矯正システムを採用しており、必要なマウスピースは全て院内で作製しています。

インハウスアライナー矯正システム2〜3ヶ月ごとに治療分析を行い、ゴールに向けて治療を進めてきますので、治療の途中の修正や移動方針についても都度最も良い方法で行うことができます。

「アライナー/ マウスピース矯正で難しいケースはありますか?」

歯並びや、ドクターの技術にもよりますので、まずはクリニックにご相談ください。

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最新!形状記憶のアライナーの使用方法について〜患者様向け〜

みなさんごきげんよう。スマイルイノベーション矯正歯科の尾島です。

本日は、初めて形状記憶のアライナー(シェイプメモリーアライナー)を使用される患者様向けの取り扱い方法について詳しくご説明させていただきます。

まず、形状記憶のアライナーは通常のマウスピースとは異なる取り扱いが必要です。新しいアライナーを初めて使う際は、必ず60°以上のお湯に入れて柔らかくしてから口の中に装着してください。これは、アライナーが体温(37°)で元々の形に戻るように設計されているためです。通常の部屋の温度は16°から24°であり、体温と同じ37°ではないため、アライナーが最初の形になるには温める必要があります。

形状記憶のアライナーは柔らかくすることで患者様の口の形に自然にフィットし、治療を快適に進めることができます。柔らかくなったアライナーは口の中で徐々に硬くなり、患者様の歯を動かすためのグリップ力が向上します。この新しいタイプのアライナーは、従来のマウスピースよりも歯のつかみが良いため、アタッチメントなどを必要とせず(または最小限)に治療を行うことができます。

装着後は、数分間口腔内に入れたまま、37°の状態を保持して形状記憶効果を活かしましょう。アライナーは従来のマウスピースよりも柔らかく、少し違和感を感じるかもしれませんが、無理に噛んだりしてフィットさせないように注意してください。しばらくするとアライナーは硬くなりますが、初めの数分は過剰に力を入れることで破損の原因となりますので、気を付けてください。

最後に、形状記憶のアライナーは従来のマウスピースと異なり、アライナーチューイ(咬むためのゴム)をする必要がないため、柔らかくして口の中に入れて適合を待つ姿勢を取りましょう。噛む必要がないため、優しく使用することが大切です。口の中に装着してから硬くなるまで待つ間に、適切に形状が合わせられるように気をつけてください。

このように、形状記憶のアライナーの使い方は従来のアライナーと異なる方法が必要です。ですが、それにより、より患者様の歯の動きに良い効果をもたらしますので、ぜひ使い方を守って矯正治療を進めていきましょう!

本日の内容は、動画でも解説しています。ぜひご覧ください。

 

出っ歯で口が渇くとどんなデメリットがあるのか?〜マウスピース矯正編〜

冬ですね!お肌も乾燥する季節ですが、本日は、口の中が渇くことについてお話ししていきます。

「出っ歯」や「重度のガタガタ(叢生)」「受け口」の歯並びでお悩みの方の中には、日常生活で口が閉じにくく、口の閉じにくさに悩む方も多いですよね。

・出っ歯の前歯が引っかかってしまって唇が閉じにくい
・夜、寝ているといつも口が開いてしまう、、

など実際、歯が前に出ている状態は口を閉じづらくするだけでなく、健康面でもデメリットがあります。なぜなら口が閉じられないと口が乾燥しやすくなり、唾液の働きが損なわれるからです。

乾燥した口の中はバイ菌の繁殖が進みやすく、虫歯や口臭の原因になる可能性が高まります。さらに、口が乾燥することで口の中の健康も損なわれ、喉の感染症にかかりやすくなったり、口内炎ができやすくなる恐れがあります。

口が乾燥すると、目が乾くことと似た感覚がありますよね。コンタクトレンズを付けている人ならその違いを実感することでしょう。口の中が乾燥するということは、健康を守るためにも避けたい状態なのです。

出っ歯を治療する方法としては、マウスピース矯正治療でも治療が可能な場合が多いです。ですが、出っ歯の矯正治療は一般的に「小臼歯抜歯」が必要になる場合があります。症例によっては骨格的な外科手術が必要になることもあります。矯正治療で治せる範囲や難易度は歯並びの状態やクリニックによって異なりますので、経験豊富な矯正治療専門のクリニックでの治療が大切です。

口の健康においても出っ歯の治療は重要であり、適切な治療法を見極めるためには経験が不可欠です。ご自身の症状に合った最適な治療方法を選択するためにも、信頼できるクリニックの相談を受けることをお勧めします。

本日の内容は動画でもご覧いただけます

無料矯正相談▶️ https://smile-i-ortho.jp/form/consultation/

当クリニックのブログへようこそ。今日は、当院が提供している「無料矯正相談」についてお話ししたいと思います。多くの人が抱える歯並びの悩み、あなたもその一人ではないでしょうか?

美しい笑顔は、第一印象を大きく左右します。しかし、歯がガタガタだったり、出っ歯だったりすると、笑顔に自信が持てないこともありますよね。そんな悩みを解消するため、当クリニックでは一人ひとりに合わせた矯正治療を行っています。でも、「矯正治療って何から始めればいいんだろう?」と思う方も多いですよね。

そこで、当院では無料矯正相談を行っています。この相談では、あなたの歯の状態を丁寧に診断し、最適な治療方法を提案します。相談の中で、矯正治療のプロセス、期間、費用についても詳しく説明させていただきますので、治療を受ける前にしっかりと理解していただけます。

「でも、矯正治療って痛いのでは?」と心配される方もいるかもしれません。当クリニックでは、患者様の苦痛を最小限に抑えるための最新の技術と器具を使用しています。治療中の不安や痛みに対しても、常にサポートし、できるだけ快適に過ごしていただけるよう努力しています。

もし「自分の歯に自信が持てない」「笑顔をもっと自然にしたい」とお考えなら、ぜひこの機会に当院の無料矯正相談をご利用ください。あなたのペースに合わせて、じっくりと相談に応じます。

美しい笑顔は、あなたの人生をより豊かにします。当クリニックと一緒に、自信のある素敵な笑顔を手に入れましょう!お問い合わせは、当クリニックのウェブサイトから、またはお電話でお待ちしています。

あなたの訪問を心よりお待ちしております。

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#矯正歯科 #無料相談 #マウスピース矯正

正中のずれはマウスピース矯正で治せるかどうか?について解説します

皆さん、こんにちは!
今日は「インビライあるある患者様編」と題して、特に「正中のズレ」に関するご質問にお答えします。多くの患者様が気にされるのが、「マウスピースだけで正中のズレは治療できるのか?」という点です。

正中のズレとは何か?

まず、正中のズレとは具体的にどのような状態を指すのでしょうか。これは、顔の中心線と上顎の前歯の中心が一致しているかどうかに関連します。研究によれば、このズレが4mm以下であれば、視覚的にも違和感が少なく、美しく仕上がることが示されています。

正中のズレの原因

正中のズレの原因は多岐にわたります。たとえば、歯が内側に移動してしまっていたり、左右の歯の数が異なることで中心がズレてしまうことがあります。また、歯を抜歯してしまった後にズレが生じることもあります。

正中のズレの矯正治療

正中のズレに対しては、矯正用のマウスピースを使用して段階的に調整を行う方法があります。実際に私たちのクリニックでは、患者様の顔の正面写真をもとに、歯の位置を精密に合わせていく技術を取り入れています。これにより、歯の移動を逐次的にコントロールし、理想的な位置へと導きます。

また、大きなズレの場合には、ミニスクリューという小さな矯正用ネジを用いたテンポラリーアンカレッジデバイス(TADs)を用いることもあります。これにより、より強力に歯を引っ張り、ズレを調整することが可能です。

左右の本数が異なる場合に生じる正中のずれに対して

基本的に、正中を顔の中心と合わせたい場合、本数を左右で合わせるのが理想的です。

① 欠損に合わせて、反対側の歯を1本抜歯する
② 欠損の部分の隙間を広げる矯正をして、最終的に歯を追加する(インプラントやブリッジなど)

左右で本数を合わせることで、より顔の中心と正中が合いやすいと言えます。

定期的な確認と調整

治療プロセス中は、定期的な写真撮影とその都度の確認が重要です。これにより、ズレの修正が迅速に行え、治療の精度が向上します。進行段階で見られる小さなズレも、心配することなく治療を継続することができます。

Ray Face の導入

当院で導入しているRay Face (Ray Japan 社)は、患者様の顔データを3Dスキャンして治療計画に反映させることができます。
ご興味がある方は、お問い合わせください。

まとめ

歯のズレは、マウスピースを用いた治療だけでなく、状況に応じて他の装置を併用することで効果的に対処することが可能です。患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療計画を立て、美しく健康な歯並びを目指して行きます。

歯列矯正においては、機能的な問題と見た目の美しさのバランスを取ることが大切です。どの治療法を選ぶにせよ、専門家としっかりと相談し、最適な治療を選択することが重要です。私たちのクリニックでは、各患者様のニーズに応じたカスタマイズされた治療を提供しています。どのような小さな疑問や懸念も、遠慮なくぜひご相談ください。

本日の内容は、動画でもご覧いただけます

インビザラインあるあるマウスピース矯正のホントとウソ!?患者様向け

皆さん、ごきげんよう尾島です

2024年10月もう少しで終わりますね

9月と10月は、日本も過ごしやすい季節ですが、海外も良い季節なので学会開催がとても多いです。今年は2ヶ月で9カ国にて依頼講演を行って参りました。近くは韓国、遠くはチリまで、、移動距離がものすごいですが、オンライン講義では得られない、対面での講演は会場の熱も感じることができ、直接ご参加の先生方とお話しもできるので良いご縁もたくさんあります。それぞれの国のレポートは、改めて書かせていただきます。

海外でも、当院で行っているシェイプメモリーアライナーへの注目度が高いのを実感指定rます。今まで、インビザラインを初めとした企業に発注するシステムではなく、内製化されたアライナー矯正システムを導入して2年が経過しました。

今後はますますインハウスシステム、シェイプメモリーアライナーの需要が上がっていくことが予想されます。

今日は普段クリニックでは無料矯正相談をいうのを行っていて、初回の患者様に無料で当院のアライナー矯正治療のご案内をしているのですが、その時に一緒に担当させていただくトリートメントとコーディネーターさんが、よく患者様からいただくご質問をまとめましたので、気になる方は読んでいただければと思います。

トリートメントとコーディネーターさんは、矯正相談の時に患者さんと先生の間に立っていただいて患者さんの気持ちを優しく包み込む。どうすればより治療がうまくいくのかというのを考えてくださる方がいるんです。先生には聞きにくいことも、聞いていただけるので安心ですね。費用のご説明もトリートメントとコーディネーターさんがしてくれます。

矯正相談にいらっしゃる患者様からいただく質問
「それ本当っ?」ていうのを尾島に直接聞いてみたという感じでずらりと10個ラインナップがあるのでこれについてズバリ答えて行きましょう

 

マウスピース矯正ではマウスピースを20時間つけないとダメですか: YES 

マウスピース矯正ではマウスピースをつけたままお菓子食べていいんですか:No<YES

マウスピースを装着するだけで、本当に歯が動くのですか?: YES 

マウスピース矯正では親知らずは必ず抜歯が必要ですか?:抜歯した方がいいのでYES(そうじゃない場合もありますよ! )

マウスピース矯正で「出っ歯」は治りますか?:治りますYES

マウスピース矯正はマウスピースを装着したままなので、虫歯ができやすいですか?:最もできにくいです No

マウスピース矯正中にタバコを吸うと矯正ができないんですか? タバコを吸うとマウスピース真っ黒です

マウスピース矯正では「歯を削る」と言われたんですけど問題ないんですか?

削ることはしません。整えるくらいです。さらに問題はありませんので Yes

マウスピース矯正の抜歯矯正では、抜歯して口元が下がりすぎることはありませんか? No 分析次第です

マウスピース矯正でほうれい線ってできますか? ほうれい線は矯正とは全く関係ありませんNo

 

こんな感じで、
まず一つずつちょっと解説をしていこうかなと思うんですけど

マウスピース矯正ではマウスピースを20時間つけないとダメですか

これよくありますよね何時間装着がご希望ですか?5時間とか?寝る時だけ?

1日は24時間じゃないですか、24時間の半分は12時間

「半分でも装着すればいいですか?」って聞かれることがあります。

「その分、1枚のマウスピースの装着期間を長く使います!」みたいな。

ですが、12時間つけてて12時間外したら、これは歯が元の位置に戻ります。

だから12時間装着していた分も無駄になってしまうので、せめて20時間は装着していただき、力を歯に与え続ける時間が必要なんです。

基本的にお食事の時と歯ブラシの時以外は装着していただければ、取り外し式という画期的な装置だけど矯正できますよってことなので是非これは20時間つけてください。

装着時間はどうしても歯と骨の問題がありますので、20時間は装着してください。

 

ということでYESということですね 

 

マウスピース矯正ではマウスピースをつけたままお菓子食べていいんですか

お菓子は外して食べてください

 

時間がないけど例えば会議だったり移動でね、ゼリーみたいなものをパクッとみたいな時には外さなくてもいいかもしれませんが、固形ものもは食べない方がいいです。

糖分は口の中に残ってしまうと虫歯を作りやすくなりますので、これはやめたほうがいいですね

 

マウスピースって本当に動くんですか

マウスピース矯正治療が現在の時代では普及しており、アメリカを含む世界中の矯正歯科学会でも積極的に取り入れられています。今はもうマウスピースで歯が動くことは多くの症例から実証されています。

海外ではアライナーの矯正治療マウスピース矯正は当たり前なので動きます Yes

 

マウスピース矯正では親知らずは必ず抜歯が必要ですか?

親知らずの抜歯については、必ずしも全ての親知らずを抜く必要はなく、症例によっては抜歯しなくても良い場合もあります。

 

マウスピース矯正で「前歯の出っ歯」は治りますか?

これはYESですね。歯が問題の場合は、小臼歯抜歯をして前歯を下げることもできます。抜歯をしなくても、現在の前歯の位置よりも下げられる場合もありますので、まずは歯並びをみさせていただく必要があります。

骨格的な出っ歯の場合は、矯正治療だけでは満足に前歯が下げられない場合があります。骨格が問題の場合は、サージェリーファーストのような外科的矯正治療の適応になる場合もありますので、まずはご来院していただきご相談しましょう。

 

マウスピース矯正は装着したままなので、虫歯ができやすいですか?

これNoですね。なぜか分かります?

装置を外して今まで通り歯を磨くことができるからです。今まで、ワイヤー矯正では装置を外すことができる矯正治療の方法はありませんでした。表側でも裏側でも、基本的には装置を矯正治療期間中装着したままになります。

ですが、マウスピース矯正の場合は、マウスピースを取り外しできますので、歯ブラシもフロスも問題なくできます。

 

マウスピース矯正中にタバコを吸うと矯正ができないんですか?

 

マウスピースというせっかくの快適で透明なのを使っている時にタバコを吸ったらマウスピースは真っ茶色に変色します。マウスピースを外して吸ったとしても、口の中にニコチンが残りますのでマウスピースは変色しやすくなります。

矯正治療ができないわけではありませんが、歯が動きにくい可能性があります。矯正治療には、顎の骨の中の血流がとても重要になります。歯が動いたところに骨を作りながら動いていくからです。

 

マウスピース矯正では「歯を削る」と言われたんですけど問題ないんですか?

クリニックによりますが、通常は問題あるほどは行いません。

特に当院ではインハウスシステム、シェイプメモリーアライナーシステムを採用して、インビザライン矯正の時に比較するとIPR(ディスキング)の量ははるかに少なくなりました。

仕上げで行うことはありますが、まずは側方拡大、もしくは抜歯矯正を検討します。

それから、IPR(ディスキング)はたくさん削るということはなく、磨く程度です。当院では最大で1箇所 0.2〜0.3mm(エナメル質の厚みの1/10)程度となります

 

マウスピース矯正の抜歯矯正では、抜歯して口元が下がりすぎることはありませんか?

これは分析次第です。これはねどこに並べてあげるといいのかっていうのを確認して

分析するので一番いいとこに合わせます。また治療途中でも随時分析して調整を行うため「下がりすぎる」ということについて心配はございません

 

マウスピース矯正でほうれい線ってできますか? 

ほうれい線は矯正治療によってできるものではありません

歯を抜いてすっとしたから突然ほうれい線ができる、わけではなく年齢と共に顔は変化しますので、その影響があると考えています。

矯正治療は2年程度の時間がかかる治療なので、治療前後を比べたら、歯並びだけではなく顔や体型も変わるでしょう。年齢によっても変わり方が大きい年齢もあります。筋肉や顔の動かし方によっても変わってくるでしょう。

 

さて、マウスピース矯正治療でよくある質問についてまとめてみました。

自分の歯並びはマウスピース矯正で治せるの?

抜歯矯正が必要なの?

歯並びが変わったらどうなるの?

など、気になる方はまずは無料矯正相談にお越しください。

 

無料矯正相談のお申し込みは

https://smile-i-ortho.jp/form/consultation/

 

本日の内容はYoutube 動画でもご覧いただけます

インビザライン矯正治療の進め方のポイントについてお話しします

皆さんごきげんよう 尾島です
今回は、矯正歯科医院でのインビザライン矯正治療の進め方のポイントについてお話ししていきます。

インビザライン矯正治療の進め方のポイント

歯並びにお悩みの方や、マウスピース矯正をしたいなと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

インビザライン矯正は、ずっと同じマウスピースで矯正治療をするわけではありません。患者様が自分でマウスピースを交換していきます。

従来のワイヤー矯正は、矯正歯科医院に行った時にワイヤー装置を調整する必要がありました。針金を切ったりとか、ゴムを外してワイヤーを外してお掃除してまた新しいワイヤーをつけるというようなことをします。

インビザラインの場合は(前回のブログでお話しさせていただいた)0.25mm だけ動くマウスピースを、患者様がご自身で新しく順番に交換して徐々に歯を動かしていくんですね。じゃあ、この交換日数はどうするのかというと、だいたい10日とか場合によっては14日、2週間だったり、もしくは先生の指示によって7日だったり、5日だったり、3日だったり、交換日数は治療計画を作っている先生によってそれぞれの指示があります。決められた日数ごとに患者様がマウスピースを交換していくわけですね。

なので、まずこのマウスピースの交換は自分でするというのが重要です。
今までは病院に行かないとダメでしたよね。だけれども自分で変えていく。そうすると、何か自分が動かしたっていうなんかね、喜びがあるんですよ。

昔、塾で勉強したりするドリルやるでしょう。今日のドリルとかね。
こんなにやったんだみたいな感じの達成感というわけです。
病院に行ってギューじゃなくて、自分で先生に言われて分かりました、じゃあやりますって感じで交換していく共に治していこうみたいなそういう喜びがあるわけです。

枚数が進むとそれだけ歯が動きますので、それも自分自身で動かしている感覚もあるので、枚数が進んでいくと嬉しいんですよ。僕もインビザラインやりましたけど「おっもう25枚目まできたんだ!」とかね。だからレベルを上げていく感じ、それも面白いんじゃないかなと。なので自分で交換していくと。

インビザライン矯正は歯科医院に通院しなくても大丈夫なの?

通院は必要です。どのような矯正方法でも、矯正治療は途中経過がとても重要です。どんなに良い分析ができて、良い治療計画を作っても、本当にその治療計画通りに動いているのか、安全に動いているのか?と確認する必要がありますし、万が一予定と異なる場合は、軌道修正が必要です。
軌道修正が早い時期であればあるほど、安全ですし、時間ロスに繋がるので結果的には総合的な治療期間の短縮にもなります。

1ヶ月に1回とか、2ヶ月に1回とか、先生が次回、いつぐらいに来てくださいっていうのを指定していただけますので、その時に行って歯がしっかり動いているかどうかをちゃんと確認しながら治療を進めていく必要があります。

マウスピースを全部お渡しして、さよならバイバイじゃなくて、ちゃんとステップステップを踏んでいくわけですね。

 

インビザライン矯正の通院ではどんなことを確認するの?

  • マウスピースの適合具合

インビザライン矯正の場合、確認したいことは「マウスピースがぴったり適合しているか?」です。そのため、スマイルイノベーション矯正歯科では、インビザライン矯正の定期チェックの御来院時には使用しているマウスピースを必ず持ってきていただきます。

  • マウスピース交換のスケジュールが予定通りかどうか

マウスピースの交換スケジュールがずれていても問題ありません。予定とどのようにずれているのか確認させていただきます。スマイルイノベーション矯正歯科では、マウスピースの交換日に「交換メール」が届きますので、ほとんどの患者様が予定通りに交換して進めていただいていますが、中には装着時間が短かかったなどでスケジュールを延ばして使用される場合もあります。そのような場合、スケジュールの調整を行います。

  • コンプライアンスの確認

患者様には、決められた時間マウスピースを使っていただけていたか?を必ずお聞きしています。これは、使用時間によってインビザライン矯正の進行が大きく関わるからですが、もし守れなかったとしても怒ることは致しません。我々は患者様を応援する立場ですので、どうしたら使用時間を延ばすことができるか、などを一緒に考えていきます。

  • 歯や歯茎の健康状態の確認

診察時にはドクターが口腔内を診察させていただきます。それによって、歯や歯茎の状態を確認させていただきます。

インビザライン矯正の通院はどのくらいの頻度になりますか?

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正治療に比べると、比較的通院回数は少ない矯正方法といえます。ワイヤー矯正の場合は、2週間〜4週間くらいに1回でしょうか。ワイヤー矯正で長期間の分を一度に力をかける、ということはなかなかできません。通院しないと進まないため、1ヶ月以内には1回の通院頻度となります。

マウスピース矯正は、初めの数ヶ月、使用方法や歯の移動具合を確認させていただき、それを超えると2〜3ヶ月の頻度での通院になる場合もあります。

緊急対応が少ないのもマウスピース矯正の魅力です。「ワイヤーが刺さった」「金属の装置が外れた」というような緊急対応ですぐに通院が必要、、ということもマウスピース矯正では少ないです。

通院方法や治療の進め方は、矯正歯科医院や先生の考え方、患者様の状態によって異なりますので、担当の先生と相談してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

インビザライン矯正について徹底解説します②インビザラインで動かす歯の移動量はどのくらい?

皆さんごきげんよう、尾島です。
本日は、昨日の続きで『インビザライン矯正について徹底解説します』の中の、インビザラインで動かす歯の移動量についてお話します。

② インビザラインで動かす歯の移動量はどのくらい?

1枚の透明なマウスピースが歯をどれぐらい動かすのか?ということなんですね。

結論から言います。インビザライン矯正治療の場合、歯を動かすマウスピース、専門用語でいうとアライナー(Aligner)と言いますが、1枚のアライナーで移動する量は最大0.25mmとなっています。

1枚マウスピースを交換するごとに、0.25mm 歯を動かすわけですね。何だそんだけしか動かないのか?と。ダメだー!とね。もっと針金のでグーンとしっかりやりたい!ではなくて、この0.25mmというのがすごく重要なんです。

これは1mmの4分の1ですね。4枚で最大1mmです。1mmぐらいグーンと一気に動かした方がいいじゃんと思うじゃないですか。だけど歯というのは、歯の頭の部分を歯冠って言うんですけど、根っこの部分を歯根といってねで根っこの周りには骨があるんです。
この骨と歯根の間には空間があります。骨と歯根ってピタッとくっついてないんですよ。ちょっと空間があるんです。この空間には歯根膜というものが入っていて、歯根膜の入っている空間なので、歯根膜腔といいます。この空間が0.25mm なんです。約0.25ミリと言われています。

歯根膜は、常に一定の厚みになるように調整されます。

歯を動かそうとした時に、押している方向にある歯根膜はぐーっと歯が動いて押されて一時薄くなります。反対側は歯根膜腔が広がります。薄くなった方は、一定に厚みに戻りたいので、骨を吸収して空間を広げて、歯根膜が元に戻る、という流れで歯が動いていきます。

歯を思いっきり速く動かしたい気もしますが、この0.25mm ずつ動かすことで、無理なく痛み少なく歯をコントロールできますよっていうことなんですね。そこでさらに骨が吸収と添加というリモデリングを繰り返していくことで徐々に歯が動いていきます。なので1mm分を一気に移動させようとしても、0.25mmの空間しかないので、ただ圧が加わって、場合によっては歯が動かない、もしくはとても痛い経験をすることになります。『なんでインビザラインって痛くないの』って、そういう科学的な根拠をもとに作られているからなんですね。

やっぱり、1枚マウスピースを飛ばしたりすると、それだけ歯が一気に動くので痛みを感じたりします。

それから、この骨のリモデリングは、歯根膜が元の厚みに戻るためには約1週間くら必要です。そのため、インビザライン矯正のマウスピースは1週間ごとに交換できるのですね。1週間して歯根膜の厚みが0.25mmに戻れば、また次の歯の移動へ進めるというイメージです。

だからこの0.25mm、これが超重要なんですよ。

現在インビザライン矯正のマウスピースは、コンピュータ上で設計されて作製されています。コンピュータを使えば『0.25mm』という移動を計測することも簡単にできますよね。デジタルなので、たとえばもう少し移動量を少なくしたい場合などに『0.125mm』というのも設定できます。最大0.25mm の移動なので、歯をもっと細かく移動させたい場合や、あまり力をかけたくない歯、根の治療をしている歯とかですね、そいういう歯の場合には移動量を調整しています。

コンピュータを使って設計できるということは、すごく歯にとって安全だと言えますね!

では人間が、僕はすごく器用な方なんですけど、0.25mmワイヤーを曲げれるかと言われたら、なかなか難しいです。なかなか不可能じゃないですか。1ミリの4分の1ですからね。ワイヤーの場合は、デジタルではなくので、ある程度これくらい、という分量で先生がワイヤーを調整しています。移動する量は、はっきりはお伝えできません。おおよそこのくらい、というのは決まっていますが、歯によってはすごく動いていたり、動きが少なかったり、となるかもしれません。

インビザライン矯正の場合、1枚で移動する歯の移動量は0.25mm です。
なので痛みが少ないし、快適な矯正期間中が過ごせると僕は思っています。

これは科学的根拠があり、テクノロジーによってできるようになったことです。

皆さんの矯正治療が、快適に過ごせることを願っています!

それでは次回は【インビザライン矯正治療の進め方】をお話していきます。

またね!

インビザライン矯正治療について徹底的に解説します① インビザライン矯正とは?

皆さん、ごきげんよう尾島です。
本日はマウスピース矯正をしたいなと考えている患者様、もしくはすでにマウスピース矯正を始めている患者様向けのお話しを致します。

インビザライン矯正ってそもそも何ですか?

「インビザライン」というワードは、最近は結構耳にしますよね。昔は何か「何それ?インビ…?.」みたいなそんな感じだったと思うんです。僕も2006年の時からインビザラインをするようになったんですけど、日本でインビザライン矯正が始まったのは2006年なので、ちょうど2023年で17年目となります。

15年16年ぐらい経っているので、だいぶ浸透してきたと思っているんですけど、インビザラインというのは小耳にはするかもしれませんけれども、そもそもどんなものなの?と。

もしかすると、お子さんの世代の方がSNS などで「マウスピース矯正」「インビザライン矯正」などのワードをよく聞いていて知っているかもしれません。自分の歯並びの矯正治療だけではなく、これから自分のお子さんの歯並びについて、どんな矯正治療をしたらいいのか、そろそろ矯正治療をした方がいいかなと考え始めている方にもぜひ一度読んでいただければと思います。

今回の内容は、患者様向けです。歯科医師の先生たちで知らない人はいないんじゃないかと思うんですけれども、もし知らなかったらぜひ見て下さいね。

今回は何回かに分けて、トピックごとに解説していきます。
初回の本日は、総論からですね!インビザライン矯正治療について解説します。

① インビザライン矯正とはどんなもの?

インビザラインというのはまず、商品名です。

今、矯正治療には大きく分けて3つあります。表側のワイヤー矯正、裏側のワイヤー矯正、そしてマウスピース型の矯正装置です。

・表側のワイヤー矯正
・裏側のワイヤー矯正
・マウスピース型の矯正

インビザライン矯正というのは、いろいろな会社が出しているマウスピース型の矯正装置の中の一つの商品名です。

そもそもマウスピース矯正は、透明のマウスピースを使用します。そのため、矯正治療中でも装置が目立たない、薄いので滑舌に影響しにくい、移動による痛みが少ないなどの良い点があります。
透明のマウスピースを装着することで、歯を動かしていくんです。従来の針金と金属の装置をピタピタっとくっつけてグーッと動かしていく、いわゆる「ワイヤー矯正」とは大きく違います。透明のマウスピースの厚さは約0.5mmぐらいなんですけど、そのマウスピースを自分で取り外ししながら、歯を動かしていくシステムです。

矯正治療をする患者様にとって、何が良いかというと、矯正装置が目立たないというのは嬉しい点ですよね。装置が目立たないし薄いし、痛みがないんです。

矯正装置が目立たない透明のマウスピース型の装置です

今までの矯正治療は、金属のワイヤーや装置を使用していました。それを歯に強い接着剤で着けて、矯正治療期間の約2年間(お子さんの場合はさらに長い期間)装置を外すことができませんでした。
思春期のお子さんは、もちろん周りからの目も気にする年齢なので、装置が目立たないということはとても喜んでいただけます。

あと運動しているとかね。スポーツしている人とかって、ボールがゴーンとぶつかったりすると、矯正装置が入っている時に簡単に血が出ちゃったりとか、怪我してたりするんですね。ですけど、マウスピース矯正の場合はそもそもマウスピースが入っているので、ボールが当たったり、転んだりしても歯を守ってくれることになります。

僕は中学、高校はバスケットボール部でした。その時はワイヤー矯正しかなかったので、ワイヤー矯正をしていました。
バスケしている頃にワイヤー矯正していたので、ボールがぶつかったり、人と接触したりしたら口の中を怪我してしまうこともありました。
なので、今の時代はマウスピース矯正であればもっと自由にできるんじゃないかなと思います。

あとは音楽をやっていらっしゃる方とか、そういう人にもすごくマウスピース矯正はありがたいですね。金管楽器や木管楽器をしている方はわかると思いますが、楽器を吹く時にはワイヤー矯正が入っているとできないんです。なので、今までは諦めていた方が多いと聞きます。矯正治療か、もしくは音楽を少しお休みするか、ですね。ですが、マウスピース矯正であれば歯を動かしながら思いっきり自分のしたいことに集中できるんじゃないかなと思います。

マウスピース型矯正治療が痛みが少ないと言えるのはなぜ?

理由は2つあります。

1つ目は、装置自体の痛みです。ワイヤー矯正治療は、やっぱり見た目からして痛そうですよね?実際に痛いんです。表側のワイヤー矯正も、裏側のワイヤー矯正も、装置が口の中の粘膜や頬に引っかかったり、しゃべると舌に当たって切れてしまうということが多いです。
それでもみなさん頑張っていらっしゃると思います。僕も学生時代はワイヤー矯正治療をしていました。
装置をつけてから3日くらいは、通常の食事ができなかったことを覚えています。

ホワイトワックスといって、ワイヤーの尖っているところを保護する口の中用のワックスを、毎回先生にもらって、自分で保護していました。

マウスピース矯正は、そういう装置自体の痛みはほとんどありませんね。

初めてマウスピースを装着した数日はマウスピースの縁が引っかかって口内炎が出来たり、することはあるかもしれませんがほとんど聞きません。

新しい靴を履いたばかりの時は、靴擦れってできますよね。そんな感じです。

ですが、基本的には装置が入っていることで装置が当たって痛い、ということはほとんどないと思います。

痛みが少ないと言える 2つ目の理由は、歯の移動形式にあります。

矯正治療がなぜ痛いかと言うと、硬い骨の中を、歯が動いているからです。ですが、動き方にもワイヤー矯正とマウスピース矯正には違いがあります。

ワイヤー矯正は、矯正歯科医院でワイヤーを締めた日、最も歯が動きますので、数日ものすごく痛みを感じます。一気に力がかかる感じです。数日すると、だんだんと矯正の力が弱まってきて、完全に弱くなる頃に、また矯正歯科医院に行ってワイヤーを締めるというイメージです。

マウスピース矯正治療は、1枚のマウスピースで動く歯の移動量がコンピュータで細かく決まっています。

言い換えると、動きすぎてしまう心配や、力が強すぎる心配がないので、安全ですし、それによって痛みが出ることが少ないと言えます。

マウスピース矯正とインビザラインは同じ意味ですか?

マウスピース矯正の中に、いろいろな商品があります。それぞれ特徴がありますが、インビザラインは数あるマウスピース矯正の中でも、古い歴史があります。日本には2006年に開催されましたが、本社であるアメリカではその15年も前からすでに始まっていました。
特に、CAD/CAM(コンピューター) を使ってマウスピースを製造するという点においては、世界でも最も早く取り入れ、デジタル要素を早くから取り入れることで精度も高く、汎用性が高い矯正装置と言えます。

スマイルイノベーション矯正歯科でも、2007年の開業時からインビザライン矯正を日本でもいち早く取り入れて、2023年までに4000名の患者様のインビザライン矯正を担当させていただきました。

現在では、インビザライン矯正でほぼ全ての歯並びに対応しています。(一部、インビザラインのみでは治すことができない場合もありますので、まずはご相談くださいね)

次のブログでは、インビザライン矯正の歯の移動量について解説していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。