歯科矯正を検討中の方、特に「出っ歯を治したい」「口元を下げたい」という方にとって、避けては通れないのが「抜歯(歯を抜くこと)」の話題です。
今回は、多くの患者様が直面する「抜歯が必要ならマウスピース矯正(インビザライン)は無理なの?」という疑問について、専門的な視点からわかりやすく解説します!
よくあるお悩み:「抜歯ならワイヤー矯正しかダメ」と言われました
カウンセリングへ行くと、こんな風に言われることがよくあります。
「抜歯しないならマウスピースでいけますが、抜歯するならワイヤーじゃないと隙間が閉じませんよ」
実はこれ、マウスピース矯正における「あるある」なんです。 なぜ多くのクリニックでそう言われてしまうのか、その理由をご説明します。
マウスピースでの抜歯矯正が「難しい」とされる理由
歯を1本抜くと、そこに約8mmもの大きなスペースができます。この隙間を埋める動きは、マウスピース矯正にとって非常に難易度が高いのです。
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歯が傾きやすい: 隙間を閉じようとすると、歯がまっすぐスライドせずに「カクン」と倒れてしまうことがあります。
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噛み合わせが深くなる: 前歯を下げるときに、噛み合わせがグッと深くなってしまう現象が起きやすいです。
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ボーイングエフェクト: 専門用語で「弓なり現象」と言い、強い力で閉じようとすると歯列全体が歪んでしまうことがあります。
結論:技術と知識があれば、抜歯でもマウスピース矯正は可能です!
「抜歯だからマウスピースはできない」というのは、あくまでその医院の治療方針や専門性の違いによるものです。
当院のように、2006年からインビザライン治療を行い、数多くの抜歯症例を手掛けてきた医院では、以下の対策を講じることでマウスピースでも問題なく抜歯矯正を行っています。
失敗しないための専門テクニック
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歯の傾きをコントロール: 歯が倒れないように、あらかじめ根元から動かす独自の設計を行います。
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最新の素材活用: 「形状記憶マウスピース」などの最新素材を使うことで、歯の移動をより精密にコントロールします。
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緻密なシミュレーション: 過去の膨大な抜歯症例データに基づき、無理のない最短ルートの計画を立てます。
ネットや他院の情報で諦めないでください
「マウスピースでは無理」と言われたのは、先生がいけないのではなく、それだけマウスピースによる抜歯矯正は専門性が高い分野だということです。
もし、あなたが「どうしても目立たないマウスピースで治したい。でも抜歯は必要だと言われた……」と悩んでいるなら、諦める前にぜひ一度ご相談ください。
先生からのメッセージ 20年近い経験と、数多くの論文発表に裏打ちされた技術があります。「できない」と言われた症例でも、お力になれる可能性は十分にあります。
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