形状記憶アライナーを初めて使う方へ——正しい装着方法
通常のマウスピースとは取り扱い方法が大きく異なります。せっかくの高性能アライナーをしっかり機能させるために、まずこちらをお読みください。
なぜ取り扱い方が違うの?
形状記憶アライナーは「体温」で動く
このアライナーは37°(体温)に達した時に、設計通りの形にぴったりと変形する仕組みです。袋から出した常温(16〜24°)の状態ではまだ本来の形になっていないため、そのまま口に入れてもうまく合いません。
16〜24°
室温(常温)
袋から出した直後の状態
37°
体温
形状記憶が発動する温度
60°以上
お湯の目安
装着前に柔らかくする温度
正しい装着の3ステップ
① 60°以上のお湯で柔らかくしてから装着する
新しいアライナーに交換する時は、必ず60°以上のお湯に数秒入れて柔らかくしてからお口の中へ。柔らかくなることで、すっとスムーズに入れることができます。
お湯に入れてから口へ入れるのが新しい常識です
②装着後5〜10分、そのまま待つ
口の中に入れてから体温(37°)に達すると、5〜10分かけてアライナーが歯の形にぴったり変形し、しっかりグリップします。この時間は強く噛まずに、静かに待ちましょう。
柔らかい状態で強く噛むと破損の原因になります
③「アライナーチューイー」で噛みしめない
従来のアライナーでは「チューイー(噛む道具)」を使って適合させていましたが、形状記憶アライナーには必要ありません。当院でもチューイーはお渡ししていません。お湯で柔らかくして→口に入れて→5分待つ、がこのアライナーの正しい使い方です。
従来のマウスピースとここが違う!
【従来のアライナー】
常温のままパチンとはめる。チューイーで噛んで適合させる。装着直後からしっかり固い。
【形状記憶アライナー】
お湯で柔らかくしてからすっと入れる。チューイー不要。5〜10分で体温に反応してぴったりフィット。
やってはいけないこと
- 袋から出してそのまま(常温のまま)口に入れる
- 装着直後に強く噛みしめる(破損の原因)
- チューイーで従来通りに噛む
- 60°未満のぬるいお湯で柔らかくしようとする
装着方法まとめ
①60°以上のお湯に数秒つけて柔らかくする
②柔らかいうちにすっと口に入れる
③強く噛まずに5〜10分そのまま待つ
④体温で形状記憶が発動し、歯にぴったりフィット完了
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